僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

トイレで行水なんて、するか?

2024年10月08日 | ズレズレ草

スーパーマーケットなど、お店にあるトイレには、
「きれいにお使いいただき、ありがとうございます」
という張り紙がしてあることが多いですよね。

それを見るたびに僕は思うのです。
「これからトイレを使うのに、先にお礼を言われてもなぁ」とか
「きれいに使った」かどうかって、なんでわかるねん? とかね。

まぁ、でも、その程度なら別に不思議でも何でもありませんが、
トイレの貼り紙と言えば必ず思い出すことが僕にはあります。
それは20年近く昔の話なんですけど

うちの妻と2人で滋賀県・琵琶湖畔の長浜へ遊びに行き、そこのホテルで宿泊した翌日のことでした。

長浜から大阪へ列車で戻る途中、大津駅で下車しました。ちょうどその日、午後から催される「大津祭り」を見物しようと思ったからです。

沿道へ見物に行く前に、まず駅の隣にある平和堂というスーパーマーケットに入り、僕は3階か4階のトイレの個室に入ったのです。

そして、そこで見た貼り紙に驚いたわけですが。

それは、僕がこれまでの人生で目にした無数の貼り紙の中で、最も奇妙で不可解な文章が書かれていたのです。

それは、こういう文章でした。 

トイレを利用される方へのお願い。
このトイレの中で、行水をしないでください。
守っていただかない場合は警察に通報いたします。
(原文ママ)

そう書かれていたのです。
「トイレの中で行水?」
そんなことする人が本当にいるのか。
あるいは「行水」という言葉が、
「お湯や水に浸かって体の汗などを流す」
という意味ではなく、別の何かを示しているのか?

いやぁ、わからない。
何のことやら見当もつかなかった。

で、旅行から帰って何人かの友達に伝えたら、一人だけ、
「それは、ホームレスのような人がそこに入るんと違う?」
と言ったけど、大人が便器を使って汗を流すなんて無茶ですよね。
トイレを風呂代わりに使う人なんて、いるわけないじゃん。

ということで、
いまだにあの貼り紙の意味が何だったのか、謎のままです。

トイレと言えば、「トイレの神様」という歌もありましたね。
トイレで行水なんかしたら、トイレの神様に怒られまっせ~。

大津市にはそれ以来行っていないので、
スーパーの平和堂が今もあるのかどうか知りませんが、
あったとすれば、あのトイレの謎の貼り紙もまだ存在するのか?

やっぱり今でも、何となく気になっている僕です。

 

 

 

 

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ピサと ピザと ビザと

2024年06月02日 | ズレズレ草

前回(一昨日)はイタリアのピサの斜塔のことを書きました。
すると、長年コメントをくださっているBPSさんから、
昨日、こんなコメントが届きました。
「記事を読み進んでいったら下にドミノピザの広告がでていてちょっと笑ってしまいましたー」
というコメントでした。

いやぁ、これは面白かったです。
僕はその広告は見ていませんが、 BPS さんが見てくださった時は、ピザの宣伝が出ていたのだそうです。

一昨日の記事は「ピサ」の斜塔、つまり「ピサ」です。
しかし、ブログを打っている時、僕も、何度も「ピザの斜塔」と打って、あわてて打ち直していました。
ピサとピザ。紛らわしいですよね。
でも、ピザのほうが圧倒的によく知られていますけどね。

ピサの斜塔は Pisa と表記し、読み方は「ピサ」。
これとよく似ているのが 「ピザ」で表記は pizza です。
あの人気のある食べ物のピザ(モミィも大好きです)。
最近はピッツァと表記されることも多くなってきましたけど。

でも「ピサ」と「ピザは」本当によく似ているし、間違っても当然ですよね。

ところで、もう一つ、まぎらわしいのが「ビザ」です。
「 visa 」つまり、入国を許可する「入国査証」のことですよね。

ピサの斜塔なのか、ピザの斜塔なのか、ビザの斜塔なのか…
頭がこんがらがってきますわ。

とまぁ、今日はそういうお話ですが、最後に入国査証の「ビザ」に関するエピソードをご紹介したいと思います。「ビザ」ですよ。お間違いないように。

むかし、ニューヨークへ行った時、アメリカへ入国するのに、パスポートとはまた別の「ビザ」の申請が必要だと言われ、旅行社から書類をもらいました。

全部英語で、いろんなところへ記入しなければならないのですが、
「氏名」を記入する欄が3つありました。
日本なら、名字と名前の2つだけですよね。
それが、向こうでは3つです。

First name (ファーストネーム) → 名前
Middle name (ミドルネーム) → ?
Last name (ラストネーム) → 名字

旅行社の人に聞くと
「日本人にはミドルネームはないから空白でいいです」
と教えてもらった通りに、ローマ字で名前と苗字だけを書いて申請したら、後日それが印刷された許可書類となって戻ってきました。

そこで、空白にしておいたMiddle name (ミドルネーム) の欄を見たら、
なんと
「non」とあったので、思わず吹き出しました。
(まぁ、「なし」という意味なんですけど)

それとも
このビザの申請書を見た人(アメリカ人?)は、

僕のことを「non のん」だと知っていたのでしょうか?

えへへ、そんなアホな~

 

 

 

 

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ビールはやっぱり瓶ビールなのだ!?

2024年05月20日 | ズレズレ草

雨の日以外は毎日、妻と駅のほうへ歩きに出ることにしている。最短の道を行くと片道15分~20分ぐらいだけど、その日によってコースはいろいろ。しかし、どのコースを通っても駅前のイオンモールには必ず寄って、食料品を買って二人で分けて持って帰る(僕は大きい目のリュックを担ぐのでそこへ入れる)。

買い物ついでに外食をすることもあるけれど、やはり回転寿司が手軽で入りやすいので、そこへよく行きます。わが家からは「くら寿司」と「スシロー」が近くにあるわけですが、これまで「くら寿司」ばかり行って「スシロー」には行かなかった。理由は、実はビールなのです(??)。

僕はジョッキーに入った生ビールより瓶ビール(アサヒかキリン)のほうが好きで、「スシロー」には瓶ビールがなく「くら寿司」にはあったので、そんな理由で「くら寿司」ばかりだったわけですが

数ヵ月前、くら寿司のメニューから突然瓶ビールが消えた。つまり生ビールしかなくなった。「な~んや」とがっかりして、「それなら、どちらの店でもいいわ」と、それ以降は場所的には少し家から近いという理由で「スシロー」のほうへ、もっぱら行くようになった次第です。 

昔から僕は外食では瓶ビールしか注文しなかった。
だから生ビールしか置いていない店には、やむを得ない場合を除き、行かなかった。まぁ、とにかく瓶ビールが好きなんですよね。ちなみに家では普通に缶ビールや缶チューハイを飲んでますけど、むろんジョッキーなんかには入れず、普通のグラスに注いで飲んでマス。

確かに生ビールはのど越しが良いのですけど、あのジョッキーで飲むというのがねぇ。長年の習慣で、瓶ビールをグラスに注いで「グイ~ッ」と飲むと、アルコール感覚がのどを刺激するというあの快適な旨味が最高です。

そんなわけで、「くら寿司」から瓶ビールが消えたことは僕にとって大きな「がっかり」でした。

さて、ビールの話を続けますが、数日前、妻と阿倍野へ行ってキューズモールやミオプラザのあたりをうろうろしたわけですが、どこでお昼を食べようか、となったところ、たまたま目の前のキューズモール地階の飲食街の入口に「赤のれん」という店があったのでそこへ入ることにしました。ま、ここは初めてではなく、これまで何度か来たことがあります。店名のとおり、居酒屋ふうなんですが、お昼は定食があって、普通の食堂です。

「久しぶりやねぇ」と言いながら案内されたテーブル席に着いて、妻はお昼の定食を注文。そして僕は瓶ビールと、唐揚げや天ぷら、サラダなどの一品を注文しました。周囲(男女を問わず)も、お昼にも関わらず、ハイボールや生ビールを飲んでいるお客さんが多くいました。

しばらくして瓶ビール(麒麟の一番搾り)が運ばれてきたので、ぐっと瓶を持ち上げて、グラスに注ごうとしたとき、
「おっ!」と、小さく叫んだ僕でした。
瓶がどっしりと、重い。

向かいの席に座っていた妻が、
「そのビール、大瓶ね」
と言ったのですが、ホント、そのとおり、今どき珍しい大瓶だったのです。
そういえば、以前来たときもそうだった。すっかり忘れていたのですが、このお店の瓶ビールは大瓶で 633ml だったのです。 

最近はどこの店も中瓶・500ml ですが、ここは珍しく大瓶。
さすが、夜は居酒屋になるお店です。
値段は他店
の中瓶価格とほぼ同じ。
ウヒ、ウヒ、ウヒ。なんか、得した気分。

結局大瓶2本飲んで、その店を出ました。

そのあと、またあちらのビル、こちらのビルを歩いて、妻はモミィが欲しがっていたアクセサリーを買ったりして、結局、夕方まで、阿倍野の街歩きを楽しんだ次第です。

ところで、
昼からビール大瓶2本飲んだりして、

「体調に差し支えないんですか?」
と、ご心配してくださる方もおられるかも知れません。

ホント、自分でもよくわからないんですが、
体調自体は、まぁ、あまり良くないんですけどね。
ビールを飲むと元気が出るんです(笑)。

都合のええ体ですわ、ほんまに~

 

 

 

 

 

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蛇足です

2023年10月24日 | ズレズレ草

前回の蛇足です。

前回、福岡県中間市の市長が「あいさつとスカートは短い方がいい」と言った話を書きました。そして

「これで思い出したのが、9月末までNHK・BSで再放送されていた10年前の朝ドラ「あまちゃん」の最後の方で、こんなセリフがありました。

と書きました。

きょう、その「あまちゃん」の最後の週のビデオ録画を見ていたら、そのシーンが出てきました。9月27日(水)に放送された分です。

「あっ、これやったんや」

ということで、見ていた録画を巻き戻し、写真を撮りました。


 

このシーンだったんですよね。
それが僕の記憶があったので、前回のブログで書いたのですが、
福岡県中間市の市長も、やっぱりこれを見ていたのかも知れませんね~

で、きょうのブログはこれで終わりです。

テーマが「蛇足」なので、これだけです。
あしからず。

「ええよ、短い方がええねん」
という声もあるかもですけど(泣)

 

 

 

 

 

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あいさつとスカートは短いほうがいい?

2023年10月22日 | ズレズレ草

これは昨日の朝日新聞の朝刊ですが、滋賀県の東近江市長への批判が大きくなっているという記事です。

 

  

不登校、引きこもりの子どもたちの居場所となる民間施設・フリースクールに対して国が援助をするという話に関して、
「不登校は親の責任で、それで安易にフリースクールに通わせている。そんなフリースクールの存在を国が認めたということに愕然としている。国家の根幹を崩してしまいそうな危機感を持っている」
と述べたということです。

その話で僕が思ったのは

モミィが幼稚園の時、毎日送り迎えをしていたので、モミィの友だちのお母さんに知り合いが多かった。その中に、中学生の頃から不登校になった男の子がいた。この男の子がまた可愛い子だったので道で会うとよく声を掛け合ったりしていたのに、中学生になり、モミィから最近学校に来なくなった、と聞き、驚いた。そのあと、たまたま道端でその子のお母さんにお会いして、「〇〇クン、大丈夫ですか?」と話を聞いたのですが、とても大変な様子で、そのお母さんが本当に気の毒だった。幼稚園の頃からお子さん思いで、なぜ不登校になったのかはわからないけれど、それが、「親の責任」の一言で済ませられるのかどうか。
僕の経験から言えば、その男の子以外にも、モミィの友だちの女の子がいて、この子もやはり発達障害気味で、その種の学校へ行ったけれど、親御さんはこの子をとても可愛がっていたとモミィから聞いていた。

そんなことで、
「不登校はすべて親の責任」

と断言してしまうのはちょっと納得がいかない。
学校でいじめに遭って不登校になったというケースもよく聞くが、それに限らず原因は様々だと思うので、すべてが親の責任のように言い切るのはどうなのかな、と思う。

新聞記事の中では、不登校の子を持つ女性が、
「フリースクールは保護者の交流の場にもなり、大人の孤立も防いでいる」
と意義を語っていました。なるほどねぇ。そういう側面もあるんだ。

とにかく「親の責任」と公然と発言した市長には違和感を覚えています。

え~っと、さて
固い話はこれぐらいにして、同じく別の市長の「問題発言」についてですが。
こちらは福岡県の中間市の市長の発言。まぁ、「失言」というべきか。

この中間市長。
「プロ野球独立リーグに所属するチームのシーズン報告会」
という会に市長として出席。約150人の参加者を前に、北九州市長、山口県下関市長に続いてあいさつに立ち、その冒頭、

「あいさつとスカートは短い方がいいということで、サクッと終わらせたいです」
と述べたという。

これがテレビのワイドショー放映されたので、僕はこれを見て笑ってしまった。今の時代、こんなことを公の場所で言うと、絶対に映像が流れてテレビなどで放送され、厳しく批判されるのは目に見えている。それをこの市長は、

「ウケる」と思って言ったのだという。
そりゃ、昭和の時代ならそうだったかも知れない。
でも今は、この種の話は冗談では済まされない。

ほかにも、
京都市内での参院選で、立候補の女性の応援演説に来た男性衆院議員が、立候補者の名前を間違えて言ってしまい、

「すみません。あまりに可愛いので名前を間違えました」
と言ったことも批判されていたし、数年前の栃木県の参院選では6人が立候補(うち5人が女性。当選するのは1人)。そこで、これまた応援演説に来た男性参院議員が、応援する女性候補者について、
「5人の女性候補の中で、年齢が若く、いちばん顔のいい女性を選んでいただいたら当選は決まりです」と言って、これも世間の失笑を買いました。

話は戻りますが、
「あいさつとスカートは短い方がいい」と言った市長は、
「場を和まそうと思って言った」と釈明していましたが、繰り返しますが、仲間内での宴会とか漫才のネタならいざ知らず、市長という立場の人が公の場所で、こんなことを言って座が和んだところで仕方ないやろ、と思いますよね。

これで思い出したのが、9月末までNHK・BSで再放送されていた10年前の朝ドラ「あまちゃん」の最後の方で、こんなセリフがありました。
それは、みんなが集まって誰かが挨拶する時に、
「スピーチとスカートは短いほうがいいというので」というセリフがあったのを覚えています。「スピーチ」と「スカート」って、「ス」から始まって語呂が少し似ているので、これには笑いました。宮藤官九郎の脚本らしいギャグだなぁ、と思いながら見ていたのですが、これはその後、漫才のネタにも使われていたようです。

中間市の市長もこの場で笑いを取るためにそれを言うのなら、
「朝ドラ『あまちゃん』で、『スピーチとスカートは短いほうがいい』という表現がありましたので、そのセリフを拝借して
みたいな言い回しをしたら叩かれずに済んだかもしれませんね。
とにかく自分の言葉として発言したのがそもそもの間違いです。

と、少し話が長くなってきました。
これ以上さらに長くなって、
「おまえのブログとスカートは、短い方がええ!」
な~んて言われるようになったら、これはえらいこっちゃ。

ということで、今日はこれでやめておきます。

 

 

 

 

 

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「地球の歩き方」よりも「地球の冷やし方」のほうが…

2023年10月04日 | ズレズレ草

これまで暑い暑い毎日でしたが、いきなり涼しくなりましたね。
僕は昨夜、というか今日の未明ですが、目が覚めたとき、夏用の布団をかぶっていたのに寒くてたまらず、のそのそ起きて毛布を引っ張り出し、それを布団の上に載せて、また寝ました。

やっと秋らしくなった感じですが、それにしてもこの夏は暑かったですね。

新聞記事によると、気象庁の談話として、この9月についても、
「予報を大きく超えた信じられないような高温。日本全体で記録的な暑さになったのも非常に珍しい」と書かれていました。

いや、ホント。この夏の暑かったこと暑かったこと。
外にいると、ジリジリと焼け死ぬんではないかと思うほどの暑さでした。

で、ここで話はコロッと変わるのですが

「地球の歩き方」という本があります。

海外旅行のガイドブックとして人気のシリーズ本です。
僕も海外旅行の時は、よくこの本を頼りに現地を歩きました。
言い尽くせないほど、いろんな思い出があるガイドブックです。

  
  これは7年前に、妻とモミィと3人で、
  ロスアンゼルス旅行をした時に買ったものです。
  

旅先の情報が満載で、解説も詳しいし、地図もわかりやすい。
僕は数あるガイドブックの中でもこれが一番好きだった。

ところが
コロナ禍のため、海外旅行もほぼ不可能になり、そのあおりを受けて、この「地球の歩き方」も、90%以上売れ行きが落ちたとのこと。
大変なダメージです。

でも、仕方ありませんわね~

「地球の歩き方」に限らず、海外へ行けないのに海外旅行のガイドブックを買う人ってほとんどいませんよね~。特にこの本の出版元は大きな打撃を受け、一時は廃刊の話も出たそうですが、現在はなんとか持ち直しているとネットに書かれていました。

僕も今日、スポーツジムからの帰り道、イオンモールに寄って本屋さんをのぞいてみたのですが、「旅行ガイドブックコーナー」には「地球の歩き方」シリーズが10冊ほど並んでいました。以前はもっと多かったのですが、それでもまぁまぁ、ありました。

ということで「地球の歩き方」は、どうにか生き残っているようでした。
でも、前述のように、一時は90%以上売れ行きが落ちたし。
今でもなかなか回復しないそうです。

そんな時ですが
ある人がこんなことを言ってました。

「地球の歩き方」の本もいいけど、売れなくなってしまったのだから、このタイトルをやめて、世界中で猛暑が広がっていることから、
「地球の冷やし方」
という本を出したほうが、よく売れるんじゃない?

いや、まぁ。
う~ん。「地球の冷やし方」ねぇ。

年々地球は暑くなって、今年の猛暑にも世界中が影響を受けているようでしたから。これぞ人類の未来にかかわる大きな課題かも知れません。「歩き方」より「冷やし方」の時代に突入??

ということで、今日はこのへんで。
お粗末さまでした~

 ……………………………………………………………

蛇足 <影の声> 

  ↓

ほんま「お粗末さま」やねぇ。
話の展開が、ようわかりまへん。
のんさん、頭、冷やしてください?

地球より「頭の冷やし方」という本を読んだらええと思います。

そんな本あるかどうか、知らんけど(笑)

 

 

 

 

 

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「ちはやふる」と阿保親王

2023年07月07日 | ズレズレ草

数日前、
奈良県の生駒市を流れる竜田川の水が緑に変色した

というニュースを見ました。

そして奈良県などがこの竜田川をさかのぼって調べたところ、上流の川で赤い粉末が川の護岸に付着しており、この粉末が川の水に溶けて緑に変色した、ということが報じられました。誰が何のためにこんなことをしたのかわかりませんが、まぁ、人々の健康には害がないということなので一段落。
それにしても、あまり聞いたことのないようなニュースでしたね。

 
  緑色に染まった竜田川。


ところで、この竜田川(たつたがわ)と聞けば、まず頭に思い浮かぶのが百人一首の「ちはやふる」ですよね。

ちはやふる かみよもきかず たつたがわ からくれないに みずくくるとは

 

という有名な和歌です。
広瀬すず主演の映画にもなったし、落語にもなっています。

ということですが
僕は「百人一首」は、いちおう全部暗記しています。

9年前にこのブログで、
「秘伝! 百人一首暗記術」というのを書いているので、関心のある方はお読みください(全然面白くありませんけどね)。

そこで
この緑色に変色した川が竜田川だったというニュースで「ちはやふる」を思い出したわけですが、この和歌を詠んだのは在原業平(ありわらのなりひら)なんですよね。有名な歌人ですね~

で、広辞苑を引用すれば、在原業平は、
「平安初期の歌人、六歌仙・三十六歌仙の一人」とあります。

そしてそして、ここで言いたいことは
この有名な歌人は、なんと「阿保親王」の子なんですね。
あの「阿保親王」です!

前々回のブログで、「アホちゃいまんねんアオでんねん」という話を書きましたが、そこで、僕が勤めていた松原市に「阿保」という地名がある、というのをテーマにしました。そしてその「阿保の」地名の由来が、平城天皇の子・阿保親王が現在の松原市の地に住んでおられたから、ということも書きました。

それを書いた数日後に、僕の好きな百人一首の、中でも有名な「ちはやふる」に出てくる竜田川の水が「緑色に変色した」というニュースが流れたので、ビックリした次第です。

この「ちはやふる」の作者・在原業平の父親が、阿保親王だったのですからね~

というお話でした。
まぁ、それだけのことですけど(笑)。

ところで、先ほど、このブログを書く前に「阿保親王」を確認しようと思って広辞苑の電子辞書で「アボ」とまで打ったら、画面に、
「アボカド」って、出てきました。
阿保親王とアボカドは親戚と違うやろ。

はい。
苦しいオチで申し訳ありません。

では、天候不順のうえ猛暑の毎日ですが、みなさま、良い週末を!

 

 

 

 

 

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アホちゃいまんねん

2023年07月01日 | ズレズレ草

先日、テレビ大阪で、
「大阪43市町村ランキング 大阪人でも読めない難読地名」
という番組があって面白そうなので録画して見たのですが

難読地名の1位が大阪狭山市の「茱萸木」(くみのき)でした。
続いて2位が池田市の「呉服町」(くれはちょう)でした。
やはり難しいですよね。
以下
3位 富田林市の「廿山」→ つづやま
4位 高槻市の「出灰」→ いずりは
5位 富田林市の「彼方」→ おちかた
6位 茨木市の「道祖本」→ さいのもと
7位 泉南市の「信達葛畑」→ しんだちつずらばた
8位 和泉市の「南面利町」→ なめりちょう

と続きます。

そして第9位なのですが、これにズッコケました。

松原市の「阿保」が出たのです。
「あほ」??? とテレビではまずこの読み方をしたあと、

 


 

などと、「阿保」が映っている映像をいくつか出していました。
まぁ、普通に読めば「あほ」ですよね。

僕は松原市役所に長年勤めていたのですが、市役所の住所は、
「松原市阿保1丁目1番1号」です。
それで、その昔、長男が小学生の頃ですが、このことを知ると、
「うちの父ちゃんが働いている場所は、アホ1の1の1やねん」
と、友達や先生らに言いまわっていたようです(笑)。
それほど、子どもたちにとっても面白い地名だったようですね。

その「阿保」というのは、地元の人たちは「あお」と発音しており、市役所でも「あお」を正規の読み方としています。
この番組でも、「正解は『あお』です」と解説していました。

でも、これって「難読地名」に入るのかなぁ?
「難読地名」というより、「珍地名」のほうに入るのでは
と思いながら、番組を見ていました。

それにしても、なんで「あほ」でなく「あお」と読むのか?
それはよくわかりませんが、元々この地名は、平安時代、平城天皇の第2皇子であった阿保(あぼ)親王がこの地に別荘を造営したことに由来しているそうです。だから「あぼ」だったらわかるんですけどね~。長い歴史の中でいつのまにか「あお」という呼び方になったのでしょうね。

まぁ、由緒ある地名だと言えるでしょう。
でも、なにせ「阿保」ですからね~

僕も市役所に勤めていた時、よその市役所の人と電話のやりとりをする際、相手の人が「松原市役所のご住所を教えてください」と言われた時、これを電話で伝えるのですが、「え~っと、松原市」とここまではいいのですが、
「あお1丁目1番1号です」と言うと、
「あお? どんな字を書きます?」
と聞き返されるんですよね。
そこで、「『あ』は『こざとへん』の『あ』で、『お』は『保険のほ』です」などと説明する。すると先方は一瞬沈黙をしてから、「あほ」ですか? みたいな反応を示すので、いえ、それで「あお」と読みます、と解説をしなければならない。

それで何度も照れ臭い思いをしたものです。

というようなことで、
大阪の難読地名がテーマの番組でしたが、まさか松原市の「阿保」が出て来るとは思ってもみませんでした。

むかし、明石家さんまの、
「アホちゃいまんねん、パーでんねん」
というギャグがありましたが、僕としては、

「アホちゃいまんねん、アオでんねん」

と叫びたいところです(笑)。

 

 

 

 

 

 

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世の中バカなのよ ???

2023年05月31日 | ズレズレ草

テレビの歌番組を聴きながら用事をしていたら、僕の好きな水森かおりが出てきたので手を休めてテレビを見た。「鳥取砂丘」とか「五能線」を歌ってくれるのかと思ったら、自分の持ち歌ではなく、昔、日吉ミミが歌ったという
「世迷い言」
という歌を歌ったのだけど、僕の記憶にはない歌だった。
でも作詞が阿久悠で作曲が中島みゆきというので聴いていたらこんな歌詞が

♪  真夜中 世の中 世迷い言
 上から読んでも下から読んでも
 世の中 バカなのよ~

つまり、「ヨノナカバカナノヨ」という回文ですね。
いわゆる「たけやぶやけた」みたいな。
へぇ~ こんな回文の入った歌があったんや、と水森かおりを眺めながら思ったんですけど

僕は回文が好きで、これを聞いた時、村上春樹さんの著書で
「またたび浴びたタマ」という本を思い出した。
この本のタイトル自体がすでに回文ですよね。

ここにはいろんな回文が載っていたのですが、中でも「これは面白い!」と膝を打った回文があり、どうしても忘れられないので今日のブログのネタにします。

「世の中ね 顔かお金か なのよ」
という文章ですわ。上から読んでも下から読んでも、
「よのなかね かおかおかねか なのよ」ですよね~

あまり品の良い文章ではありませんけど、まぁ、言葉の遊びですから笑って済ませましょう。

それにしても、この文も、「世迷い言」の歌詞も
世の中というのは「バカ」だったり、「顔かお金か」だったり。
あまりいいように表現されていませんね。

でも案外、当たっているのかも。
知らんけど(笑)。

 

さて、
5月も今日で終わりですね。
今年は台風の影響とかで早くも梅雨入り宣言があり、ちょっとうっとうしいですね。天候がパッとしないと気持ちも滅入りがち。
つい「世の中バカなのよ」とボヤいてしまいたい?

 

 

 

 

 

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知らんけど

2022年11月22日 | ズレズレ草

今年の「新語・流行語大賞」が12月1日に発表されるそうですが、ノミネートされている沢山の言葉を見ても、僕には分からない言葉が多いですね。

その中で、どうにかわかるのは、
「オミクロン株」
「きつねダンス」
「村神様」(ヤクルトの村上選手のこと)
ぐらいなもんですわ。

あ、そうそう。それと、もうひとつありました。
これは僕もよく知ってますが
「知らんけど」
という言葉も、ノミネートのひとつ。

でも、この言い方は、大阪ではもう何十年も前から使われています。
関西人の口ぐせ、と言ってもいいですね。

たとえば、漫才師の「海原やすよ・ともこ」は、昔からしゃべくりの中で何度も「知らんけど」と言って笑わせてくれました。

  
  やす・ともコンビ。僕はファンです。

その「知らんけど」が、なんで今頃になって「新語・流行語大賞」の候補になるのか、ちょっと不思議ですわ。
これをお読みの皆さん、何でか、わかります?
「知らんけど」
なんちゃって。

でも、この「知らんけど」は、便利な言葉ですよね。
何かを尋ねられて、すぐに「知らん」とは言えず、思い当たることをムニャムニャ適当に言って、最後に「知らんけど」と言ったら
まぁ、責任逃れですけど、つい笑って丸く収まりますよね。

僕らのように、ブログを書いている人間にとっても、いかにも本当のことを伝えているかに見えても、実は「知らんけど」と最後に付け加えたいような話が多いです(笑)。

このブログの題名も、次回から「知らんけど」にしましょう。
ほんまかいな?
知らんけど。
(もう、ええわ!)

 

★前回の大阪城公園での写真をもう1枚

 

イチョウ並木を撮っている僕の後ろ姿です。
このブログ、15年やってますけど、
自分の後ろ姿の写真を載せたのは、
これが初めてだと思います。
知らんけど。
(まだ言うか?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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女心と秋の空?

2022年10月13日 | ズレズレ草

今日は大阪はほぼ1日中晴れていて、布団を干したりできました。
しかし数日前まではコロコロと空模様が変わっていたので、布団を干すどころではなかったですよね。

え~っとあれは今週の月曜日だったかな。
近くの小さなスーパーへ買い出しに行こうと外を見ると雨は降りそうにもない空の様子だったので、自転車で出かけました。そして、あれやこれやと買った後、レジを済ませてふと外を見ると、ザーザーとえらい雨が降っていたのでビックリ。店の前の自転車置き場もびちょびちょ。買い物を終えたお客さんたちはみんな、出入り口で茫然と空を仰いで立ち尽くしていた。ホントにねぇ、予想もしなかった大雨でした。

そんなことで、先月から今月にかけて、目まぐるしくお天気が変っていましたよね。う~ん、やっぱり秋の空は変わりやすいのか~

ところで、
こういうのを、昔の人は、
「女心と秋の空」
と言っていたことを思い出しました。

つまり、天候の変わりやすい秋空と、目まぐるしく変化する女性の心を重ねて「女心と秋の空」と言っていたようです。

でも、これって、今、よく問題視されている女性差別の言葉ですよね。令和の今の時代、こんな言葉を口にしたら、政治家なら直ちに辞職、芸能人なら直ちに芸能界追放で、大騒ぎになります。

だからこれは今は死語になっていると思います。
もう、何十年も聞かない言葉ですから。

でも、今回の秋の空の急変ぶりを見て、そんな言葉をふと思い出すのだから、僕も古い人間ですわ。

で、改めて手元にある電子辞書の広辞苑を調べて見ると、
「女心と秋の空」という言葉は載っていました。そこには、

「男性に対する女性の心は、秋の空のように変わりやすいというたとえ」
という説明が書かれていました。

でも、それだけではなく、そのあとに、
「古くあった『男心と秋の空』の『男』を『女』に書き換えたもの」
とあったので、へぇ~と思ったのですよね。

そうか。元々は「男心と秋の空」だったのか
なるほど。

考えてみれば、遠い遠い昔から男性社会が続いてきたのですから、女性に対する心がコロコロ変わる男の気まぐれのほうが「秋の空」と言えますよね。

でも、知らんかったなぁ
と思いながら、ふと、僕がまだ中学生か高校生の頃、テレビの歌番組に熱中していた当時のことを思い出しました。

舟木一夫らが出ていた「コロムビア歌のヒットパレード」という大好きだった番組で、「恋は神代の昔から」でデビューして大人気だった畠山みどりという歌手が、
「男心と秋の空」という歌を歌っていたことを思い出したのです。

 男心と秋の空~ 
  気にしないったら 気にしな~い 

記憶の底に埋もれていた歌が、よみがえりました。

 

やっぱり、コロコロと変わる「秋の空」の如く、気まぐれで変わりやすいのは、「女心」じゃなく「男心」だったのですね。

そうだったんだ。

よう知らんけど(笑)。

 

 

 

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名前の漢字を電話で伝えるのは難しい

2022年08月09日 | ズレズレ草

きょうは内閣改造に関するニュースが繰り返されています。今もパソコンを打っているそばの小型テレビで、岸田改造内閣のメンバーの顔写真がずらり並び、各大臣の紹介がされているが、あまり関心はない。誰がどの大臣になったら何が良くなるのか、考える材料・知識も持ち合わせていないので。

で、大臣紹介の中で「極道交通大臣には誰々」と聞こえたので、ビックリしてテレビ画面を見た。「極道」ではなく「国土」だった。つまり国土交通大臣(笑)。
極道が交通大臣をしてどないすんねん。
こんなアホな聞き間違いだけは、相変わらずですわ。

さて、話はコロッと変わりますが

僕の名前は昇ですが、これは母が、霧島昇という歌手のファンだったので僕に昇と名付けたそうです。ま、そういうケースは多いですよね。モミィのママの名前は「あきな」と言いますが、これはそのお父さんが中森明菜のファンだったから。一緒に同人雑誌を出したこともある山〇という友人は、南沙織のファンで、生まれた女の子に「沙織」とつけました。僕も若い頃は吉永小百合のファンだったので、もし女の子が生まれていたら「小百合」とつけていたかもしれませんね。

そんな昇という名前ですが、電話で自分の名前を名乗った時、相手に「漢字でどう書くのですか?」と訊かれることって多いですよね。
僕はそんな時は「『上昇する』の昇と書きます」と言うことにしています。
「のぼる」は他に「登」という名前もあるので、そう言ったら相手もわかりますよね。
ところが、昔、こんなことがありました。

かつての職場での話ですが、僕の横に座っていた後輩のK君が、かかってきた電話を取った。どうやら僕が関係した仕事の件の電話みたいで、相手は僕の氏名を尋ねたようです。しかし後輩職員は僕に電話を替わってくれず、受話器を握ったまま「〇〇のぼるです」と言った。すると相手は「漢字でどう書くのですか?」と聞いたようで、彼は僕の名字の漢字の説明をしたあと、名前の説明のところで、
「のぼるは、昇天の昇です」
と言ったのです。
なに! 昇天???

「昇天」とは、天に召される、つまり死ぬことじゃん。縁起でもない。
むろん彼に悪気は全くなかったと思うのですが、
それにしても「昇天の昇」とはねぇ。言うか、それ。

電話で名前の漢字を説明するのは、普通は自分自身ですけど、状況次第ではこの時のように、別の人が説明をすることもあり得ます。
そんな時は十分気を付けないとね。

これは何かのコラムで読んだのですが、
坂元という人がいて、これもまた、隣にその坂元さんがいるのに、別の人が電話で漢字を説明したのです。それは、「坂元の坂は『つちへん』の坂です。で、元は、え~っと」と考えたあげく、「『元も子もない』の『元』です」と言ったそうです。
よくもまぁ、そんな奇妙な言い方が浮かんだものですわ(笑)。

漢字にはいろんな読み方、いろんな意味がありますからね。
たとえば、篤子(あつこ)さんという方がおられたとします。どんな漢字を書くのですか? と聞かれて、「危篤(きとく)の篤です」なんて言う人、いますか? 
どつかれるで。 

でも逆に、電話で名前の漢字を正しく言ったつもりでも、聞いたほうが勘違いするケースもあります。
〇〇英子さんという方が、郵便物を送ってもらうのに電話で自分の住所と氏名を告げた。例によって名前の漢字を聞かれたので、「英語の英に子どもの子です」と言った。
数日後、届いた郵便物の宛名には「〇〇A子様」となっていた(笑)

また、晶子(まさこ)さんは、電話で名前の漢字を聞かれたので、
「晶子の晶は、日(が)3つの晶です」と答えた。
すると相手は、
「いえ、あの~、秘密にされると困るんですけど」と言った。
「はぁ? なに、それ?」と晶子さん。
「いや、いま『ひみっつ』っておっしゃったので」

なんだか、「国土」を「極道」と聞き間違ったあわて者と似ていますね。

 

 

 

 

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まだ「出所」しておりません 

2022年08月02日 | ズレズレ草

毎日暑いですね~。ほんとに、めちゃめちゃ暑い。
昨日は外から帰って玄関のドアを開けようと取っ手を握ったら、手をやけどするのではないかと思うほど熱くて思わず「あちちちっ」と声を上げてしまいました。
テレビでは繰り返し、「外出を控え、適切に冷房を使いましょう」ということを言っていますが、「特に高齢の方や子供さん方はご注意ください」とも。僕もいつの間にか「高齢の方」の仲間入りをしているようですが、外出はほぼ毎日しています。それにしても、何だか、毎年どんどん暑くなってくるみたいで、これから先、いったい地球はどうなっていくのか心配です。

さて、そういう深刻な問題とは程遠い「どうでもいい話」ですけど
前回、新人社員の会社での電話対応のお笑い話を紹介しましたが、今日は僕自身が実際に経験したことを書きます。

僕は長年(正確には38年間ですが)市役所に勤めていたことは何度も書きましたが、これは僕が市役所に入って10年ほど経った頃の話です。

ある日、まだ勤務が始まる9時前に事務室に電話がかかってきて、市役所に入ってきたばかりの男子職員がその電話に出ました。
電話の相手は、「〇〇さん、おられますか?」と言ったようです。
するとその新人職員は、
「えぇっと、〇〇さんでしたら、まだ出所しておりませんが」
と言ったのです。

出所!? 

周りの者は一瞬顔を見合わせました。
「出所」って、刑務所から出た時に使う言葉ですよね。
つまり「出獄」と同義語です。

「〇〇さんはまだ出所していません」と言われたら、電話の相手は、
「はぁ? あいつ、いつから刑務所に入ってるんや?」
と思ったりしてね(思わないか?)。

それにしても、「出社」はわかりますが「出所」はねぇ~

その新人職員は、学校を出て民間会社に勤めていたのですが、1年で退職し、この市役所に転職してきたばかりだった。
だから会社時代は「出社」と言っていたのだろう。しかし今は市役所務めだから「出社」じゃない。彼は電話を受けながら、「社」を市役所の「所」に入れ替えなければと一瞬思って「出所」と言ったのでしょうね。たぶん。

それで、
電話を終えて受話器を置いた職員に対して、僕は、
「『まだ出所していません』は具合悪いなぁ。その時は『まだ出勤しておりません』と言うんやで」
と伝えたのですが

彼にそう伝えながらも、こみ上げてくる笑いをこらえるのがとても辛かったことを、今でもはっきりと覚えています(笑)。

 

 

 

 

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ゴンチャロフ大統領ってどこの人?

2022年07月31日 | ズレズレ草

先日の「チコちゃんに叱られる」という番組で、子供たちの「言い間違い」に関する話題が出ていました。先生に「お母さん」と呼んだり、エスカレーターをエレベーターと言ったり、タレントの「あばれる君」を「がんばる君」と言ったりするような事例が出ていました。まぁ、間違いは大人でもありますからね。

そういえばつい先ごろ、モミィがテレビでロシア・ウクライナ問題のニュースを見ながら、
「ロシアの大統領っていうたら、むかしゴンチャロフという人がおったやろ」
と言った。
「ゴンチャロフ? あのなぁ」と僕は思わず笑ってしまった。
「ゴンチャロフはチョコレートとかのお菓子を作ってる会社やん」と言うと、
「えっ、違うの? でも世界史の授業で習ったで」と再びモミィ。
「それはゴルバチョフや。まだソ連時代の人で書記長やったけど、改革をしはってソ連最初の大統領にならはった人や」と講釈を垂れる僕でした。(後から調べるとソビエト連邦の最初で最後の大統領だった)。
ゴルバチョフとゴンチャロフ。
たしかに似ている。モミィも面白い間違いをしますわ。

さて、僕はこの「言い間違い」とか「聞き間違い」の話は昔に糸井重里の「言いまつがい」という本を読んでからすっかり病みつきになり、その手の間違いを見聞きするたびにメモしています。ほんとにおもしろい話が続々と出てきます。今日は「新人社員の言い間違い・聞き間違い」の話をちょっと書いてみます。

4月に会社に就職して社会人になりたての若い人の話には爆笑してします。
主に電話を受けたときの応対や、上司にそれを知らせるパターンとして

「あ、もしもし、係長さんいます?」
「あ、もしもし、〇〇課長さんに変わってくれる?」
「あ、もしもし、こちら〇〇というものですが」
などと電話がかかってきた時の、新人職員の対応ですが、笑ってしまいます。

「あ、係長はいま打ち合わせ中です」と言うべきところを
「いま打ち合い中です」と言い間違った。係長はボクシング中?

「あ、課長はあいにく電話中です」というはずが、
「課長は相変わらず電話中です」と言ってしまった。課長はいつも電話してるの?

「えっと、部長はいま取り込み中ですが」と言うところを、
「いま取り組み中ですが」と言った。部長は相撲取りか?(笑)

ほかにも、
電話の相手に「おはようございます。いつもお世話になっております」と、何度も機械的に繰り返していると、つい「いつもおはようございます」と言ってしまったり。

「夜分まことに恐れ入りません」なんて言ったり、
「少々お世話になっております」な~んて言ったりね。

ある新人女性は「こちらマーケティング部だけど、主任いる?」という電話を受けて、主任にこう告げた。「主任、豆天狗さんからお電話です」
マーケティング部という部署を知らなかったとしても「豆天狗」とはね~
よくもまぁ、そんなうまいこと聞き間違えますよね。

また、
松丸さんという人からの電話には「マシュマロさんからお電話です」とも。
いずれも、言われた上司は一瞬どう思ったのでしょうね(笑)。

ま、これらは雑誌なんかに載っていた話ですから、
真偽のほどはわかりませんけど(笑)。

 

 

 

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聞き間違えたり 言い間違えたり

2022年06月06日 | ズレズレ草

テレビを見ていたら「えっ?」と思うような妙な言葉が耳に入ることがある。
「えっ? いま何て言った?」というような。

しかし、それは僕の聞き間違いがほとんどなんですよね。
最近で例を挙げれば、

お昼の「大下容子ワイド!スクランブル 」で、司会の大下さんが、
「まいど! スクランブルです」と言ったので、
「まいど? 変やなぁ?」と思ったら「ワイド! スクランブル」でした。
そりゃそうですよね。
大下容子さんが急に「まいど!」なんて大阪弁、使いませんわね。

その同じ番組で、
「それでは、天国のニュースです」と言ったのでまた驚き。
「天国のニュースって、いったい何やねん?」
と一瞬思ったけど、それは「全国のニュースです」と言ったのでした。
「ぜんこく」と「てんごく」を聞き間違えました。トホホ。

また、別のニュースですが、レポーターが現場から状況を伝えた後、スタジオに画面が戻った時、スタジオのアナウンサーが、
「以上、現場から、はったりさんがお伝えしました」と言った。
はったりさん? はったり? 噓八百を並べたのか?
な~んてわけありませんよね。
「服部(はっとり)さん」を聞き間違えたのでした。ごめん。

コロナに関するニュースだったか、どこかの教授が、
「こういうことは、頭で考えるのではなく、股間に頼るべきです」
と聞こえた時もびっくりした。
股間? ゲゲゲ~!
と思ったら、「五感に頼るべきです」ということでした。
えへへ(何考えてるねん)。

という具合にこちらの聞き間違いが多いのですが、テレビのほうも間違うことはやはりありますよね。

最近一番びっくりしたのは、英国のエリザベス女王に関するニュースだった。

あれはワイドショーの「ミヤネ屋」だったと思う。
女王の即位70周年を祝う行事「プラチナ・ジュビリー」が英国で行われていて、街の人々が万歳をしたり国旗を振ったりして女王を祝福している様子が画面に映し出されていました。その時に流れた女子アナウンサーのナレーションが

「街は、お笑いムード一色に包まれています」

というものだった。
はぁ~~? 
いま、何を言うた?

「お笑いムード一色」だって?

瞬間、僕は自分の耳を疑った。すると、そのあと、再び女子アナウンサーのナレーションが流れ、
「街は、お祝いムード一色に包まれています」
と言った。そうやろなぁ。「お笑いムード」なわけ、ないやろ。

しかし「お笑いムード一色に」と言ったそのあと、「失礼しました」とかの言葉はなく、何事もなかったように、
「街は、お祝いムード一色に包まれています」
と言い直しただけでした。

かつて、女子アナが「笑う門(もん)には福来たる」と言ったのを今も覚えているけれど、今回の「言い間違い」も驚いた。エリザベス女王の70周年に国中が祝福している光景に「お笑いムード一色」なんてねぇ。

間違った女子アナは顔から火が出るほど恥ずかしかっただろうなぁ、と思います。

まぁ、言い間違い、聞き間違いは誰にでもありますけどね~

 

 

 

 

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