羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

ヨガの逆立ち、坐禅、そして……

2010年09月10日 11時35分01秒 | Weblog
 昨日も今日も、朝の体操は至極気分がよかった。
 ほぐして、ほぐす。ほぐれ具合をみて‘ヨガの逆立ち’に入る。
 最後に十五分程度だが‘坐禅’を行う。身体の内側で抜けていく力の軌跡を辿りながら、満たされた気分を味わう。

 開け放たれた窓から入った風は身体をくるむように巻き込んでから、もう一方の窓から出ていく。憑き物が落ちたような気が今日もした。
「これでいいのだ」
 没後十三年、よくやってきた。自分の力以上のことをさせていただいた、と感謝している。あとは、一日一日、じっくり、ゆったり、出来ることを行為として重ねていくのみ、って思えた。

 不思議なくらいすっきりしている。
 不思議なくらい許されている。
 不思議なくらい満ち足りている。

 以前だったら、外側の何かによって、こんな風な満ち足り感を味わったような気がしている。しかし、昨日も今日も、自分自身の身体の内側から、漣が押し寄せるような‘いい気分’だった。

 今、お昼近くになってきた。
 ちょっと気温が上がってきたようだ。
 もしかして、あの気持ちよさは気温のせい?
 そうは思いたくないけれど、今年の夏は暑かった。暑い衣を脱ぎ捨てられるとこんなにもいいんだ!

 確かに、私の中で、落ちていくものがあった。身軽になった。
 さぁ、本日の後半を生きよう。
コメント
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