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羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

野口三千三の無念さ

2023年11月16日 14時09分48秒 | Weblog
三笠書房版『原初生命体としての人間』第5章「ことばと動き」を読んでいる。
これまでに何度か読んではいるのだけれど、今まで何を読んでてきたのだろう?


今までとは全く違う本にさえ思える。
もしかすると、スタニスラフスキーの講師のお二人、ロシア語通訳の方との交流を通して、私の目の前に「演劇・身体表現・音声言語」に新しい地殻が現れて、少なからずの"地殻変動”が起きているからだろうか。

そんな状況の中で、第5章「ことばと動き」を読み返して、野口言語観の凄さが伝わってきた。
「メモや箇条書きはたくさんしているけれど、残念ながら成文化の努力をしていこなかった」野口は告白している。
そうは言っても、書ききれなかった「動きから得られる実感」に潜められていることを掬い上げて、内容をもっと緻密に、もっと精確に、もっと豊かに、もっと深めて、ことばにし、成文化することは非常に難しい、と先生の悲鳴が聞こえる。

からだの中にははっきりとした実感がある。
絞り出そうとすればするほど、追いかければ追いかけるほど、ことばが逃げていく。ことばがつかまらない。
“もーどーか・し・さ”が伝わってくる。
どれほど無念だったことか。
『原初生命体としての人間』続編、続々編があったら・・・、ないものねだり。
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来客

2023年11月15日 06時15分31秒 | Weblog
昨日、スタニスラフスキーのワークショップ+座学の講師としてロシアから来日しているセルゲイとガリーナ、通訳の上世博及さん3名が来宅。
2時間余インタビューに応じてくれた。

ほぼ2週間、これまでに読んでいたスタニスラフスキー本ほか、箇条書きにしながら復習に時間をかけていた。

これで「野口三千三伝」の演劇編を書き進めることができそうだ。
仲介してくれた宮守乙十葉さんに感謝!

正座が難しい来客が多くなったので、この際、事務用ミーティング椅子を用意。
正解でした!

                        日本茶をご希望
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スタニスラフスキー・システム 

2023年11月10日 11時00分16秒 | Weblog
昨日、靖国通りと新宿通りの間、新宿区片町のスタジオで、スタニスラフスキーシステムのワークショップを受けてきた。
           
            見えるのは防衛省の鉄塔

講師のセルゲイ・チェルカッスキーさんが行った初心者向けWSは、非常に参考になった。
「野口三千三伝」を書くにあたって、単なるリポートにならないためのヒントをいただいた。

後日、お蔵スタジオに来訪していただくお約束。
インタビューを受けてくださることになった。
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第20回明治大学シェイクスピアプロジェクト公演 400年越えの悲劇

2023年11月07日 05時26分36秒 | Weblog
20度越えの日が続く2023年11月6日午後。
いつもなら少し厚めのコートを着ていくのだが、今年は10月初旬の服装で出掛けて行っても暑かった。

毎年 夏 キャストの学生に野口体操を
上演された明治大学アカデミーコモンズ

最初に公演を見たのが2009年第6回「ハムレット」だった。
明治大学の文学部と国際日本学部で、野口体操の授業を持った初めての年。
主役を演じた文学部の男子学生はもちろん、同じクラスの履修学生の何人もがキャストやスタッフをつとめていた。

あの日は寒い北風が吹いていたような気がする。
「これが学生たちの演劇か!?」
完成度の高い舞台に驚かされた。

その後、第8回「冬物語」から、8月〜9月にかけて、11月の公演に向けての稽古始まりの時期に野口体操のワークショップで、30名近いキャストの学生さんと、野口体操を楽しませてもらっていた。

そして13回目の今年、巡り巡って2回目の「ハムレット」だった。

冒頭、あの有名な科白「生きるべきか、死ぬべきか」から始まった。
これはいつもと違うぞ!と思わせる。
思わせぶりだけではなく、舞台演出がこれまで以上に斬新だった。
言葉も色使いも、階段を上手く活かす装置はいつものことだがある仕掛けがあった。
ドラマの終盤、階段の中央部分が開いて、オフィーリアを埋葬する墓場になるのだ。
そこで最後の悲劇に向かう前のひととき、墓掘り人夫3人が軽妙な味を出す。
400年前の古典悲劇を、令和の学生が演じている。
まさにそうした新鮮な舞台づくりである。

コロナ禍のオンライン稽古の2年を過ごして、制約のない公演が実現した今年は、稽古の時から学生は弾けていた!
いい意味の弾け方が、そのまま舞台になった感じだ。
とにかく発想が自由だ。
ワークショップの間中、想像もしない動きやコミュニケーションをとってくれたあの夏の日を思す。

20年という伝統も生かしながら
「俺たちの 私たちの シェイクスピアをやるんだ」
意気込みに満ちた舞台であったことだけは間違いない。

これが正解、といいう答えはない。
シェイクスピアはどんな演出であろうと如何様にも答えてくれる。

早稲田大学・演劇博物館におわします

ご覧になっても「面白い」といってもらえるかな
いってほしい学生たちの力作である。
坪内逍遥博士もきっとふむふむ・・・・。

昨日の夜の部が千秋楽。
来年の公演の構想や準備は、間もなく始まる。

学生にとって、翻訳から制作まで百数十人が一年かけて行う学びの集大成。
実体験の場に栄光あれ!
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はじめての「特別レッスン」報告 2023年10月29日 お蔵スタジオにて

2023年11月01日 10時27分24秒 | Weblog
10月29日(日)午後。
「野口体操の会」会員に向けて、“すでに体操を教えている人・これから体操を教えたいと思っている人”のための「第一回 特別レッスン」を開いた。
高円寺お蔵スタジオで行うために、定員は六名限定とさせてもらった。
企画当初はまったく予想していなかったが、大阪・京都・三重・スイス(在京中)といった遠方からの参加者が半数以上。
キャンセル待ちの方もおられて嬉しい悲鳴!

当日は、事務局の近藤早利さんが録画を担当。
補助的な撮影とハプニングに対応にしてくれた高橋幸子さんを加えて、総勢八名の方が揃った。

         
           写真は指導する野口先生(47歳)
              
            
3時間のレッスンが終わって、不思議と疲労感を感じなかったのは、皆さんの好意的対応の賜物と感謝している。

野口三千三・野口体操のガイダンスを想定していたとしても、「もっと掘り下げればよかった」とか「言葉足らずに終わってしまった」等々、積み残した課題はたくさんあった。
それは今後の課題にしたい、とその後の二日間で、過剰に反省し過ぎない“ひとり反省会”を終えた。

「おもさに貞く」「地球の中心方向を大事にする」何より「力を抜く意味」。
従来の体操にない発想を、体操の基軸に据えて戦後を生きた野口先生が、73歳にしてヨガの逆立ちのジャンプを見せた『NHK「ビッグ対談」山口昌男+野口三千三』「からだと出会う」のワンシーンを見てもらった。
 動画はFBにあげてあります

体育界の本丸から芸術(演劇)界の本丸を経て、昭和42年『現代の眼』において「体操による人間変革」を掲げて、翌年昭和43年2月5日(野口ノート)に『私は演劇のための体操を研究しているのではない』と宣言し「哲学する身体」に結実していくまでの話をさせてもらった。

その経緯の中で、最初に腰椎横突起の異常発達による“腰痛症”に加えて“胆石・胆嚢炎”を罹患した身体的ダメージに対する野口アプローチの話をさせてもらった。
これは、今回の企画者・朝カルOGの二階のぶ子さんが事前に寄せてくれた質問「高齢期における野口体操の意味」について、直接的な答えではなかったが、あるヒントにしてもらいたかった。

テキストは『藝大 体育講義』昭和36(1961)年を、事前にメール添付で配ってあったので、その中から『「肉体と身体」という表記の問題』『緊張の実感』についてなど、いくつかの問題を取り上げた。
その間に参加された方々の積極的発言が得られたのは、小さな空間で少人数という利点かと思う。

レッスンの後半は、当日に配った「62’未来をつくる演劇大学」(演劇と教育連盟)の中から、「演劇の基礎としての体操」野口先生自筆のイラスト付き体操実技を読みながら、体操実習(動いて)をしてもらった。

かくして、2020年春に出来上がったお蔵スタジオは、オンラインのみで体操レッスンをしてきたが、これで本格的なスタジオとして活かすことができた、と思っている。
おかげさまで、野口体操レッスンのこれまでにない方向が見えた「特別レッスン」となったのではないだろうか。

「もの」は真理へと導いてくれる道具
 小学校教師時代「鉄棒」の説明に

  写真下・玄関に飾ったものたち
  
70歳代以降 野口先生の「価値観の多様性・体操は祈り!」を表す装身具たち。
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ビッグ対談「からだと出会う」

2023年10月23日 15時37分07秒 | Weblog
NHK・ETV 1987年10月3日放送「ビッグ対談 からだと出会う」(90分)
野口三千三+山口昌男(9月8日録画)

29日の日曜日に予定している「特別レッスン」で、野口先生のレッスン風景の部分だけをご覧に入れようと思っていた。

昼過ぎに探し物をしていた時、放送後も長らくお付き合いがつづいていたディレクターさんから、相当時間が経ってからいただいた資料が出てきた。

企画を通す段階から、ロケ撮影し、編集し、放送を見た視聴者からの手紙等々、貴重な資料をいただいてあった。

番組を作るにあたって、録画したビデオ映像をどのように編集するのか、といった細かい過程は興味深い。
番組制作の舞台裏をしっかり理解することができるのでありがたい。

「三千三伝」で一章分は書けそう!


担当のディレクターの方は、残念なことにお亡くなりになった。

お三人とも鬼籍に入られた。

追悼としてご覧にいれることに・・・・。
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お蔵スタジオ 配置を考える

2023年10月23日 05時18分38秒 | Weblog
10月最後の日曜日、お蔵スタジオで「野口体操の会」会員向けの「特別レッスン」の予定がある。
15畳弱の広さしかないので、六名限定で募集させてもらった。
初めての試みで、どのような配置をしたらいいかを考えている。

そこで2023年3月29日発行「会報『早蕨「野口三千三先生を偲ぶ」特別号』」に添えたQRコードを読み取って、お蔵スタジオで行った「献奏会」のシーンを参考にすることにした。
この記録には、10月10日に行った「野口三千三先生を偲ぶ会」寛永寺の墓参から上野国立博物館庭園内「応挙館」での講演会を中心に、後日開いた「献奏会」の記録を収めてある。

  於:お蔵スタジオ 献奏会
     記録は貴重だ!
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朝日新聞be「はじまりを歩く スポーツ新聞(東京都中央区)」

2023年10月21日 08時33分20秒 | Weblog
今朝の「はじまりを歩く」。
声を出して読む練習は、読みながらたくさんの大切な言葉をもらった。
「なるほどー なるほどねー」
「見出しの妙 見栄えをよくする カズ!! ゴジラ 造語も役割」

「灰頭土面(かいとうどめん)」
   極め付けの言葉!
阪神の元監督・吉田義男さんが京都の僧侶から聞いた
《灰まみれ泥まみれになっても取り組み続け、やりきることが尊い》

最後に「紙とデジタルの問題」
『紙を大事にしつつ、よりデジタル化を進め、ページビジター増と有料化への試行錯誤をしています。 中略 しっかり取材した記事を読んでいただくことも大事にしつつ、ニーズにも対応していく。バランスが大事・・・・』
 日刊スポーツ佐々木一郎・コンテンツ本部長談

スポーツ新聞ならではの強みを、どうデジタルに注ぎ込むか、模索を重ねる、の言葉を受けて・・・・
『日々の生活にちょっとした喜びや活力や彩を与えること。そこは紙もデジタルも同じだと思いたいです』
 佐々木の言葉で、結ばれていた。
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年表

2023年10月19日 05時13分50秒 | Weblog
木下順二、山本安英、両者の本を読んでいると、巻末にあるそれぞれの年表は素晴らしい、と感心している。

年号は、「西暦」と「和暦」がきちんと併記されている。
ある時代に、その人とその周りの人間が、どう絡んで・どう生きたのか、という関係と足跡が、そのことによって明確になっていく。
そして、大いに助けられるのである。

それに倣って、野口三千三の年表を作り直そうと、今、取り組んでいる。
   下の写真はメモ段階

以前から薄々感じていたことだけれど・・・・。

第一「体育(体操)界の本丸」15年間
敗戦を挟んで
第二「芸術(演劇)界の本丸」15年間
先の15年間を踏まえた「芸術(表現)の基礎としての体操」と本人は自称しているが、通して見る30年のあゆみ。

それらを踏まえて
1967年「現代の眼」『体操による人間変革』
1972年『原初生命体としての人間』
『哲学する身体』の境地に達した『野口体操』へと歩みを進める。

*******

これを書いていた昨日、客人を迎えた。
翻訳家である彼女の話から、英国(オックスフォードとケンブリッジ)と米国における「スタニスラフスキーの受容」について貴重な示唆をいただいた。

その視点から、日本の受容の特徴を考えてみた。
そのことについては、今は、置いておくが、野口三千三は日本における「スタニスラフスキー受容」の中心にいたことから、自然と「本丸」という言葉を年表に書いてみた。

すると どうだろう。
一人の人間の一生が、今まで以上にリアルなこととして、私の中で立ち上がってくれた。

「野口体操」は、16歳から46歳までの30年間に、体操界と芸術界という二つの本丸にあって、それを土台にした独自の前衛体操としての「野口体操・人間変革」身体哲学への道へ歩みを進めたことが明確になった、と言いたい。

戦前・戦中までをリセットした、という野口自身の言葉に嘘はないのだろう。
けれども、そう簡単に前半の人生をリセットすることはできない。
「三千三伝」を書き続けながら、本を読み、人にあって話を聞くうちに、そう思う気持ちがより強くなった。

その一つの証明は、1961(昭和36)年「藝大テキスト」だ。
本人の意識と無意識が交錯した道筋を、行間に読みとることをしなければ!
ここがその後のターニングポイントとなってくるのだろう、と今は思っている。

「芸は一代」のもの、とも。
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朝日新聞「はじまりを歩く」

2023年10月14日 10時14分00秒 | Weblog
毎週、土曜日は朝日新聞be掲載「はじまりを歩く」を声に出して読むのが楽しみになっている。



気づいてとっておくようになって、まだ日は浅い。
8月6日「映画館(東京、熊本、群馬)」の写真が、群馬県高崎市「高崎電気館」で、「ここに泉あり」の看板が掲げられた・・・・とあったことがきっかけで取り置くようになった。

野口三千三先生が青年教師時代を過ごした高崎!
看板の「ここに泉あり」は、群馬交響楽団のはなし等々。
「三千三伝」を書き始めて、高崎には何度も通っているうちにいつの間にか「群馬愛」が自分の中に育っていった。

加えて、FBでも上毛新聞の記事が毎日入ってくることもあって、日常に群馬県の出来事が我が事のように思えるから笑ってしまう。

話を戻すと、毎週、今日は何の話題が取り上げられるのか。
どんなふうにそれが深められるのか。
「へー、ふーん」
知らないことを知る楽しみに、ワクワクしている。
ただひとつ困ったことは、味わい深い地名と名前のよみ方がわからないことがあること。もうすこし多めにルビをふっていただきたい。

それはともかく、毎回、取り上げられる題材が面白い。
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「野口三千三伝」進捗 

2023年10月13日 08時29分50秒 | Weblog
ノロノロ運転で、書いています。

演劇編
プロローグ
  野口三千三の恋文
  山本安英主演「夕鶴」に寄せる想い

1、演劇との出会い
  岡倉士朗さんのこと(次女の方へのインタビュー)

2、東大YMCA  喫茶店・南米コーヒー
  ぶどうの会 木下順二さん(『本郷』)

3、野口三千三とスタニスラフスキー(1)
  ぶどうの会を中心に 山田肇さん

4、野口三千三と沖ヨガ

 ここまでは大まかに書き終えています。

5、1962年 駒ヶ根合宿(一部・調査中)これから書き始める予定
  野口体操の人気 貫見忠司さん 池田潤子さん 竹内敏晴さん
 
先日、しばらくぶりに取材のためにJR山手線大塚駅に降り立った。
駅の改札口、また南口周辺が大きな変化をしていたのに驚く。
アトレ一階には、GODIVA、日比谷花壇、有名なスイーツ店などなど。
この路線はどの駅も同じような作りになってしまった。

都電荒川線も昔の雰囲気を保ったまま、綺麗な車両になっている!
野口先生のお宅に伺う時の雰囲気が失われていることに隔世の感を抱く。

一区切り、ここから新たな気持ちで、書き続けようと思った次第。
帰宅して掃除に勤しむ。

  今朝のお蔵スタジオ
北の窓から差し込む柔らかな光

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あぁ〜もう

2023年10月06日 05時36分01秒 | Weblog
明日は、土曜日!

今週から『野口三千三伝』第2部「演劇編」」を書き始めた。

書き始めると、日にちと曜日がわからなくなるー。
気づいて呆然。

第2部 演劇編ー野口の専攻:「(舞台)芸術の基礎としてのからだと動き」
1、野口三千三の恋文(看板倒れかも)
2、演劇との馴れ初め 岡倉士朗(次女の方へのインタビューを中心に)
3、謎解き:「ぶどうの会」が東大YMCAの会館をなぜ稽古場に使用できたのか

本日からは、スタニスラフスキーについて・・・・・。

写真は早稲田大学演劇博物館
文京区本郷3丁目・明治6年開場
向かって右:春木座(本郷座)新派の拠点でもあり歌舞伎も公演
向かって左:震災後の仮設劇場
ここを拠点に2代目市川左團次が活躍したと記されている。

永井荷風も木下順二も、2代目左團次の歌舞伎を観劇。
小山内薫と共に現代劇にも挑戦した左團次は、歌舞伎のロシア公演の際にスタニスラフスキーとも会っている。
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演劇の1週間 29日金曜日 「1匹の鬼ー江戸文化を愛した永井荷風の物語」

2023年09月30日 10時07分40秒 | Weblog
第35回池袋演劇祭参加作品を北池袋 新生館シアターで観劇。

9月に豊島区内で公演を行う団体が参加

池袋駅を中心に7つのスタジオで開催されている演劇祭である。
地域密着型の演劇祭は、大変いい企画である、と思う。
ひとつ離れたところだが、大塚駅下車で「折戸通り」でも一軒。
野口先生のお宅に大塚駅からどうしてもタクシーに乗らないといけない時に通った懐かしい通りだ。

野口体操の「外にいる私の内弟子ー宮守乙十葉さん」が演出をされている。
以前は学生だったり、OBたちのスタジオ公演はよく見に行っていた。
久しぶりの接近した舞台。
出演者は4名で、15名の役をこなすのが、実にスリリング面白かった!
開演前にキャストの顔と役柄を頭に入れた。
荷風役だけは、一人一役だったが、他の人はそれぞれわかりやすく演じ分けていたので、老婆心であったと安堵する。

詳しいことはネタバレになるので書かないことにする。
6役を引き受けた役者さんが、なんと石川左團次も演じた。
荷風がみた歌舞伎だとすると、ロシア公演を行った二代目左團次だったのでないのか?
物語を外れて楽しんでしまった。
欲を言えば、芸者の八重次さんの後ろ姿で三味線を弾くか日本舞踊を踊るシーンもあると、荷風がなぜ江戸文化に回帰したのか、説得力が増したかも。八重次さんは藤蔭静枝さんで、創作日本舞踊の旗手で洋舞の江口隆哉さんも一目を置く人だった。
この時代の日本舞踊のお師匠さんは、自ら三味線を弾きながら踊りの振りをおしえていたので。
これは知っている人が少なくなったので、わからないシーンになってしまうので取り下げることに。しかし、父親の永井久一郎が欧化政策の一翼を担った人物だけに、息子としての反発から江戸文化に傾倒していく、そこが強調されたかもしれない、と思った次第。



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演劇の1週間 28日 木曜日 早稲田大学演劇博物館

2023年09月30日 09時46分51秒 | Weblog
今週は、YouTubeで山本安英主演「夕鶴」をみた。
ある時は、木下順二自筆サイン入り千回記念の本(台本)と見比べながら、科白の妙を味わった。

9月28日「らんまん」で、早稲田大学に演劇博物館を作る、という話が取り上げられていたことで背中を押された。

行ってみたいと思い続けてようやく
早稲田大学坪内博士記念演劇博物館

エリザベス朝時代、16世紀イギリスの劇場「フォーチュン座」を模した建築は落ち着いた佇まいで、都の西北・早稲田の森と言われただけある雰囲気が残っている場所。

左から二人目は初代市川左團次

2代目の左團次はロシア公演を行った際に、スタニスラフスキーと出会っている。なるほど小山内薫のと共に翻訳劇に取り組んだ、という。
この絵を見ていると歌舞伎の革新に繋がる面白さを感じた。

長谷川一夫の衣装 「雪之丞変化」
京劇・背も高くしっかりした体躯の役者か
 一階廊下 ここで一息 
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目次

2023年09月29日 16時17分15秒 | Weblog
『野口三千三伝」の目次が見えてきた。
第一部は、「群馬編」と「東京編」で、これまでにほとんど書いてあるけれど書き直しも考えている。


第二部は、「演劇編」と「哲学する身体」の2部構成。

プロローグは「野口三千三の恋文」から
「演劇との出会いから」→「解体する体操」・「体操による人間変革」→「もっと自由に・・・・」→「哲学する身体」
エピローグは「ある女性との対話」昨日(9月28日)電話での何気ない会話から結びのヒントもらいました!ので。
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