今年は桜の開花は早かったが満開までがゆっくりで、とても長期間楽しめた。
桜が散るのを待つこともなく、重なるようにカタクリが咲き始めた。
これは広島の県北、三次市のある神社境内のカタクリ。
遠目にはよく似た花だが、近づいて観察すれば微妙な違いに気づく。
花びらに縁取りが入ったヤツとか…
神社の境内だが、ほとんど人の手は入らず?自然に近い環境は魅力。
日当たりの良い傾斜地に、雑草に交じって…
例年この時期は何かと雑用が多く、開花期に訪問できなかったが、今年はばっちり!
「薄紫の単色のヤツが最もカタクリらしい」と勝手にオイラが決めている。
光線の加減か、土壌の関係か、ほとんど白に近いものもある。
さらに中央に菖蒲模様のある、格調高そうなのも混ざっている。
この通り、幾種類もの文様の花に出会える。まさに至福のひととき。
滞在中、ただの一人とも出会うことはなかった。大満足!