もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

観世音寺の梵鐘

2011年02月23日 | 歴史探歩

 観世音寺の国宝は、白鳳時代の古鐘。

面積は広いが、少し荒れ気味の境内中央?に鐘楼はある。最も奈良時代の創建時は、広大な寺領を誇っていたようなので、この表現は的確ではないかもしれない。

第二次世界大戦時の供出を免れる為に、人力で移動したためか、各所に傷が付いているが、最も顕著なのは“乳”(釣鐘上部に付いている乳首状の突起)が何個か、削ぎ落ちている。

古い鐘の特徴である撞座が、非常に高い位置にあるのが分かる。

 

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