「余命儚し」を悟ったわけではないが、ここへきて思い残しはないかと少々忙しなく動く。
宮内庁管理で後水尾上皇の御座所:仙洞御所拝観へ玉砂利を踏んで向かう。
京都御所と隣り合わせと言えど、庶民の感覚とは隔絶された世界。
近きに見えて、容易に入り口にたどり着けない。
やっと入り口に着いて、受付を済ませホット一息。
実は入場許可のメールを誤って破棄してしまい、許可証なしで訪れた。
事務局の名簿に名前の記載があったので、身分証明書の提示だけで許可が下りた。
名称は仙洞御所となっているが、仙洞御所の建物は焼失してなく、ここは大宮御所の入り口です。
これが大宮御所、現在も今上陛下が京都にお越しの折はお泊りになるという。
建屋の柱は角は几帳面仕上げだが、割れを防止するため金属で保護されている。
決して高級材を使用し、贅を尽くした建物ではない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます