浅間神社富士宮を本宮として、浅間神社静岡を新宮とする呼称もあります・
静岡市の花「立ち葵」がデザインされたマンホール。
これまで見たカラーマンホールの中で、最も地味な奴がこれかな。
静岡駅方面から歩いて30分ほど、鬱蒼とした森を背後にして朱の鳥居が立っています。
浅間神社静岡に着きました。
境内に多くの神社が合祀されているようです。
静岡の総社といわれる由縁でしょう。
これだけ神様が揃えば、何でもかんでも、すべての願い事が叶えられるでしょう。
神様のオールスターキャストといった感がある神社です。
まずは大歳御祖(おおとしみおや)神社をお参りします。
御祭神は大歳御祖命で、豊年や商売繁盛が叶うでしょう。
続いて胸突き八丁の石段が現れました。
階段の踏み幅が狭く、歩き難いをものともせず、数人の方が昇降(お百度かな?)していました。
階段を昇りつめた場所に、この注意書きが・・・
確かに街中とは思えぬほど深山峡谷の趣があり、野生動物が出没しても不思議ではありません。
この先に麓山(はやま)神社が鎮座していました。
御祭神は大山祇命です。
再び平地に戻った先には八千矛(やちほこ)神社があります。
御祭神は八千矛命(大国主命)です。
破風、下棟、桁などの極彩色が剝げ落ちて、大国主命に相応しくない感じです。
いよいよ本宮:浅間神社の前に出ました。
浅間(あさま)神社は木花咲耶姫命、合祀されている神部神社は大己貴命が御祭神です。
ここでは、あさま神社と仮名が振ってありました。
この社殿も漆塗籠の極彩色で飾られており、本殿は折しも大修理中でした。
徳川家康所縁といえば日光東照宮も久能山も、判で押したように極彩色。
何時まで経ってもこの派手な建物には、親近感が全くわきません。
鬱蒼とした森を背景に、落ち着いた雰囲気の少彦名(すくなひこな)神社がありました。
地味な瓦葺の本殿を前にすると、何故だかほっとします。
御祭神は少彦名命で、大国主命の補佐役とも、穀物の種を地上にも垂らした神ともいわています。
七社目は玉鉾神社で、本居宣長など国学者4人が祭神だそうです。
このような神社には初めてお参りしました。
参内する方向を間違えた感じがします。
最後に別れを告げた、こちらが浅間神社の髄身門なのでした。
合祀された七社を総称して、浅間神社(せんげんじんじゃ)と呼び、人々の篤い信仰を受けているようです。
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