今年も8月6日、広島平和記念式典の日が近づいてまいりした。
訳あって奈良県生駒郡安堵町にある極楽寺を訪ねました。
極楽寺の本堂には国重文の仏様が三体おわします。
こちらは四天王の一人で、南方を守る増長天立像。
そして北方を守る多聞天立像。完全なお姿で残されています。
極楽寺さんのご本尊は阿弥陀如来坐像です。
お目当ての広島大仏は本堂の隣にある大仏殿におわしました。
第二次世界大戦後、原爆で壊滅し悲嘆にくれる広島市民を供養されました。
紆余曲折を経て、この場所に鎮座しておられます。
金色に輝く丈六阿弥陀如来で、何時でも広島にお戻りになり市民を救ってくださるようなお姿です。
此処、奈良の街の片隅で今でも世界平和を祈念されています。
私も8月6日は広島平和記念公園で、観光ボランティアガイドのお手伝いをする予定です。
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