池を巡る散策道を離れて、百花苑に歩を進めて眼を休めようか?
花の少ない時期に光り輝く「山茱萸」、何故か蝋梅より小粒な花が愛おしい。
陰・日向、散り敷く桃色の花弁はあやしく艶っぽい! そこに大人の色香を感ずる。
ここでも大好きな懸崖を求めて…
喧騒を逃れようと竹藪方面に向かったところ、「なんじゃ!これは」
確か昔「スカイライン」がCMで疾走してた場所のはず、今や夢のまた夢となっている。
人気のない方向に目を転じ、古都の静寂感を懐かしむ。
生命力の強い竹林も、詰めかけた人いきれで枯れ尽きてしまうのではないかな?