気ままな思いを

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多くの抗菌薬が効かない「多剤耐性菌」

2010-09-10 | 医療関係


薬の効かない細菌が出て、院内感染が問題になっています。

普通なら、菌は抗菌薬(抗生物質)で、やっつけられるはずですが、
何種類使っても、効き目がないそうです。
これを、多剤耐性菌というそうです。

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多剤耐性は一般に、菌の遺伝子が突然変わったり、薬に耐える
遺伝子を、ほかの菌から取り込んだりするのが原因らしいです。

・ 薬が効かないとどうなるでしょうか?。

今のところ、毒性に強い菌は見つかっていない。健康な人なら、
薬の力を借りなくても、その人の免疫力で、大体抑えられます。

       ・ なぜ、インドやパキスタンから広がったのでしょう?

欧州では、多くの人が美容外科手術などを受けるため、医療費が安い
インドやパキスタンに行き、そうした治療の際に、感染したようです。

また、インドは医師の処方箋がなくても、抗菌薬を自由に買える。
薬を飲む量や回数を自分で判断して、服用が中途半端になると、
耐性菌が体内で生き延びやすい。
街の中で感染する可能性も、指摘されています。

多剤耐性菌自体は、他の感染症でもよく見られます。

土壌や河川にいるアシネトバクターという菌では、一昨年に
福岡市内の病院で、26人の院内感染が有りました。


  ・ どんなことに気をつけたら、いいのでしょう。

病院で処方された薬は、指示された通りに服用すること。
海外で手術を受けた場合、帰国して傷口の治りが悪かったら、
病院で詳しく調べてもらったほうがいいです。


*** 朝日新聞・ニュースが分からん!より抜粋にて ***


一部の遺伝子が、突然変異で、薬に耐えられる菌が
出来てしまうのは、恐いですが、院内感染の心配もあります。

口や傷口から感染するようですので、やはり、うがいと手洗いの
習慣は、大切ですので、続けるようにしたいものです。




ハツユキソウです。

薬や茎の切り口から出る乳白色の液は、
皮膚に炎症を起こすことがありますので、気をつけましょう。
(この部分は、検索にて)