萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

その数“200”

2008年10月21日 | 健康、ダイエット

<岩木山頂に設置されたベル。時々鳴らす人がいて、鐘の音が空に響く。>

2005年から始めた「一日断食日」の累計値である。2005年に45日、06年は50日、07年60日と実施してきて昨日、今年45回目を実施。4年目にして通算「200」という数字に達した。一日断食を続けてこられた要因はいくつかある。思いつくまま記すと、

◇体重を制御できる
 
 もともとこれを期待して始めた。特に運動をせずともある程度体重の制御ができる。もっとも、過信して断食明けに暴飲暴食すると、大した制御にならないどころか、増えてしまうので要注意。

◇食べ物のありがたみを痛感する

 まず、30時間も食べないと、体温が低下するような気がする。断食明けの朝は夏でも寒さを感じる時がある。お粥を食べた途端に体温が上がって、汗をかく。これひとつをとっても食べ物はありがたい。また、断食明けの数日は食べ物を美味しく感じる。

◇断食明けのお粥がうまい、うますぎる!

 「空腹は最大のソース」の言葉通り、大変美味しい。この修行を始めるまではご飯は炊いても、お粥など炊いたことがなかったのに、かれこれ、190回は作っている。結構、熟練してます。このお粥食べたさに“断食”をやっている、とも言える。これが、一番続いた理由かもしれない。

◇体調がいい

 30数時間、五臓六腑を休ませてあげるので、断食明け2日目までは芯から体調がいい感じがする。小生の場合は呑みすぎでチャラにしてしまうが、あまり呑まない人なら、3~4日は調子がいいのかも。

◇経済的にもいい

 仮に一日3食、平均で3000円食費に使っているとしたら、3千円×200回=60万円が浮く。小生の場合は夜呑むことがおおいので、一日平均プラス2千円すると、5千円×200回で100万円だ。

と、いう具合にいいことばかりなのである。はじめたきっかけは何かの本にラマダン(断食)のことが書いてあって、犬は傷を負ったり、具合が悪くなると物を食べずに治す。人間も動物である以上“断食”は有効なはずである、と説いていた。なるほどと思いネットで調べて購入したのが、参考文献の甲田光雄著「奇跡が起こる半日断食」である。

まずは半日断食を実行して、一ヶ月程で効果があったので、週一の一日断食に挑戦してみた。以来、4年目で200回に達した。浮いたはずの100万円使ってなにかまとまった物でも買うか。

と思うが、欲しいものは特に無い。旅の路銀にあてるのがよさそうだ。
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