アリーグチャンピオンシップはレッドソックスとレイズがもつれにもつれ、第七戦まで来たが、本日レイズが3-1でレッドソックスを制し、初のワールドシリーズへの切符を手にした。
アリーグ東部地区万年最下位のチームだったデビルレイズが今年から“デビル(悪魔)”を取って、単に“レイズ”と改名した途端の快挙である。このまま、ワールドシリーズの頂点に立つかもしれない。
今年のアリーグチャンピオンシップ初戦は松坂登板でレッドソックスが制した。第二戦はシーソーゲームをレイズがサヨナラ勝ちでものにすると、その勢いに乗って三連勝。3勝1敗で王手をかけた。後の無いレッドソックス。第五戦は松坂が先発したが、レイズの勢いを止められず失点を許し、7回二死まで7-0の劣勢。誰もがこれで、レイズのWシーリーズ進出は決まったと思った直後、レッドソックスが反撃に出る。
1点取った後、不振だったオルティーズの3ランホームランが飛び出し3点差とすると、8回にはドリューのツーランを含む3得点でついに同点に追いつく。勢いに乗ったレッドソックスは9回裏、ドリューのサヨナラヒットで勝つ!この奇蹟的な勝利で波に乗ったレッドソックスが6戦目も勝ち、逆王手。流れは完全にレッドソックスに移ったかに見え、小生も第七戦はレッドソックス有利と思っていた。
が、勝ったのはレイズ。若い選手が多く、肝心なところでエラーも出るが、勢いに乗ると強い。フィリーズとのワールドシリーズが俄然楽しみになった。