<23時半ごろの仙台の勾当台公園駅のホーム。繁華街の地下鉄ホームにも人は少ない。“東京”とは雲泥の差だ。>
昨日、大宮から練馬まで久々に電車に乗って通勤したのだが、やはり、首都圏内の車内は混んでるねぇ。久しぶりなので息苦しいこと限りなし。ホームに降りても、階段の上り下りで混むし、とにかく人、人、人だらけ。
で、高田馬場から西武新宿線で下りに乗ると、さすがに逆方向なのでガラガラである。ところが、ズンだれた若者(馬鹿者)が足を投げ出して、だらしない恰好で座り、しかも平気で携帯電話で話し続けている。遠くの座席では、若い女が化粧をしている。空いたら空いたで、マナーの悪い奴が目立つ。
つくづく、“東京”というところは住みにくい所だ、と感じてしまう。
仕事を終えて新幹線で仙台に帰るべく、東京駅まで行ったのだが、駅構内はもちろん新幹線のホームもなんだか知らないが、やたらと混んでいる。新幹線始発駅であるから仕方ないのであるが、人だらけ。缶ビール買うのも一苦労だ。
圧巻というか可愛そうというか。ホームに特設されている喫煙室。ガラス張りで隔離されているのだが、需要に対してスペースが余りにも狭い。ガラス張りの中に押し合いへし合いでギュ―ギュー詰めだ。その中で皆さん、煙にまかれて無理やりタバコを吸っている。
東海道線にはまだ喫煙車両があるが、(大阪までの航空機とのお客争奪戦から、喫煙可能をアピールしているかと思える。)東北、上越新幹線には喫煙可能車両はない。その為、何時間も吸えない人が喫煙室に殺到するのだろう。タバコを吸わない小生がみても、カワイソ過ぎる光景である。地獄絵図を見るよう、といっては言いすぎか。
写真を撮ろうかと思ったが、ガラス越しに見る彼等は眉間に皺を寄せたり、目を三角にしている人が多く、皆、不機嫌そう。うっかり撮ろうものなら、俺等は見せもんじゃねぇ、と怒鳴り出て来ないとも限らないのでやめておいた。
毎朝、毎夜の通勤地獄からの解放と、17年前のヘビースモーカーからの脱出は、我事ながら賢い選択をしたと、帰りの新幹線で一杯やりながら思ったのだった。