
そもそも私の四国八十八所めぐりは「公共交通機関は大いに利用しよう」という方針だったのだが、いざ現地に来てみるとなかなか思うように使えないなと感じることも多い。例えば一度高知駅なりはりまや橋まで戻り、そこから峰寺通までバスに乗ればいいのだが、それも面倒くさい。また、記事を書くにあたり、改めてとさでん交通バスの路線図と時刻表をにらめっこしたところ、竹林寺を9時半に出ると、五台山のふもとの五台山農協前のバス停10時08分発の前浜車庫行きに乗って東に向かい、10時33分着の下田村下車。すると下田村で上記の後免町~高知医療センター~高知駅の系統と交わっており、11時08分発に乗れば11時18分に峰寺通に到着する。・・と書くのは簡単だが、このような行程が現地で急に思いつくものではないし、テレビ東京系の番組ではないのだからそういう乗り継ぎも果たして意味があるのかと思う。
・・・とまあ、冒頭に路線バスについてあれこれと書いた。今回は竹林寺と禅師峰寺の間が6キロほどだったので歩きを選択したのだが、もっと公共交通機関を効果的に使えないか、そういうプランが組めないか、30番を過ぎながらいまだに自問自答している自分にもどかしさを感じている。全てを歩く、あるいは全てをクルマやバイク、自転車で回ると決めている方にはどうでもいいことだろうが。
























本堂と大師堂は土佐湾を見下ろすように並んで建っている。海からの風も結構感じられる。境内の岩も長年の風のために独特の紋様となったようだ。風で火が燃え移るのを警戒してか、「ローソク、線香は4時半まで」との貼り紙がある。




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