普段はサッカーの試合など観ないのだが(スポーツのニュースで勝敗結果や、J1、J2の昇格・降格の結果を知るくらいのものだが)、さすがにウーンとうなるような記事だったので。
Jリーグ開幕2試合にして、浦和レッズのオジェック監督を解任、かつて横浜フリューゲルスなどで監督を務めたエンゲルス・コーチを昇格させるということが発表された。
開幕2試合目での解任。プロ野球でいえばペナントで10試合を戦ったところでの「休養」ではなく「解任」である。ましてや、昨年は就任1年目にしてリーグ戦2位、その後のACLではチームをアジア一に導いた監督なのだが、ここで解任を決断するのがサッカーらしいところだ。もっとも報道によれば選手は昨年から同監督に不満を持っていたというが、前々からそういうことがあったのならシーズン前にでも手を打つとか、何か方法はあったはずだ。
サッカーの門外漢である私がオジェック監督の解任の是非についてとやかく言うことはできないが、改めて感じるのがサッカーの監督の回転の速さである。プロ野球なら年度ごとの各チームの順位変遷の表にあわせて、比較的ゆったりとしたサイクルで監督の変遷が書かれている。シーズン途中での交代(休養後の代理監督を含める)はもちろんあるが、大抵は2~3年周期である。ところがJリーグでは1年で監督が変わるのは珍しくなく、シーズン途中での交代も当たり前。外国人がなったかと思えば日本人に変わっていたり、昨年まであるチームで指揮を執っていた人が次の年には別のチームに行っていたり、とにかくめまぐるしい。現役時代の名プレーヤーが必ずしも監督になれるわけでもないので、正直顔と名前が覚えられない。
でもまあ、こういう「即座に結果を求める」のが欧州流の考え方なんだろうな・・・・。
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