まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

観戦記・カープ対ベイスターズ@クライマックスシリーズファーストステージ第2戦(マツダスタジアムの空気を楽しむ)

2023年10月15日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

NPBも14日からクライマックスシリーズに突入。私はバファローズが出場するファイナルステージの観戦を予定しており、ファンクラブ先行販売でチケットを確保している。

一方セ・リーグのファーストステージはカープ対ベイスターズということでマツダスタジアムでの開催である。普段セ・リーグの試合はほぼ観ないのだが、やはり地元広島のマスコミは盛り上がっているし、ならば一丁スタジアムで観戦してみようという気になった。

とはいえ、各予約サイトからのチケットは発売開始早々に完売。そこは織り込み済みで、リセールサイトにてチェックする。15日の第2戦、一塁側2階席の一つを確保することができた。

さてこのカード、14日の第1戦は延長11回、秋山のサヨナラ打でカープが先勝。第2戦に勝つか引き分けでファーストステージ突破である。ファンの期待も大きい。

・・・といいつつも、私の立場としては気楽なものである。ちょうど気候も良くなったし、スタジアムの風に吹かれて野球観戦が楽しめればよいというくらいのもの。

この位置で観戦するのは初めてである。これまで、バファローズの交流戦等で来た時は三塁側の下段席がほとんどだttこともあり、どっぷりカープファンの中に身を置くのも初めて。レプリカユニフォーム着用、カンフーバットなどの応援グッズなど、何か赤いものを身につけるのがお約束のところ、何のグッズも持たずに着席する。先ほど広島駅で鉄道の日記念の駅弁祭りをやっており、いくつか仕入れた中の一つ「広島牡蠣づくし」をここでいただく。牡蠣飯の上に、煮牡蠣、炙り牡蠣、牡蠣フライ、牡蠣の譲味噌和えが並ぶ。早速一献とする。

ちょうどここからだと新幹線、山陽線(カープ列車も走る)、芸備線の気動車がレフト後方を走るのが見える。この後試合中にさまざまな形式の車両を見ることになる。

コンコースも賑わっている。特に「カープうどん」は大盛況で、コンコースで立ち食いしたり、2階席への階段に腰掛けてすすったりと。

一方のビジターパフォーマンス席も青のユニフォーム姿で埋まり、試合開始までには満員御礼となった。数では圧倒的に少ないが、声援の熱量はカープに負けていない。

さてスタメン発表。先発はカープが森下、ベイスターズが今永である。今永については今オフにポスティングシステムによるメジャー移籍を噂されているそうだが、だとすると日本での見納めになるかもしれない。

この後はカープファンの有名人のリレーによる「それ行けカープ」。こういうのを見るとバファローズファンとしてはうらやましい限りである。

「本日の始球式を務めるのは山本浩二さんです」とのアナウンスがあり、場内が沸く。ビジョンにはベンチ前でキャッチボールする姿が映される。この試合は広島テレビ(日本テレビ系列)が中継しており、その解説もするようだ。また1975年の同じ10月15日は、カープがリーグ初優勝を決めた日ということもあり、球団のレジェンドにこのクライマックスシリーズを盛り上げてもらおうということのようだ。

新井、三浦両監督によるメンバー表交換があり、いよいよ試合開始である。

カープのナインが守備位置につき、そして山本浩二登場である。マウンドの森下に何やら声をかける。

で、打者は?となるが、普通ならベイスターズの1番・林ということになるのだろうが、バッターボックスに立ったのは、現カブスの鈴木誠也。前日の第1戦にも観戦に訪れていたことは記事に出ていたのだが、ここでバッターボックスに立つとは。ただそれにしてはラフなTシャツ姿である。

ネット記事によると、鈴木誠也が打席に立つことが決まったのは何と「5分前」で、新井監督の無茶ぶりだったそうだ。下のジャージやシューズは新井監督のものを借りたそうで・・。それにしても、こうした演出でスタジアムの雰囲気を盛り立て、それを後押しにして戦えるというのはホームの有利なところである。

さて第2戦、第1戦に続いて接戦となったのだが、その観戦記は次の記事にて・・・。

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