まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第33番「華厳寺」~西国三十三所めぐり2巡目・28(ともかく、美濃に行こう)

2018年08月04日 | 西国三十三所
タイトルに西国33番、満願の寺で知られる華厳寺が出たものだから、この2巡目も満願達成か?と思われる方もいらっしゃるかもしれない。

しかし2巡目はまだまだ終盤戦で、華厳寺を含めるとまだ7ヶ所残っている。京都市内に4つ、姫路に1つ、近江に1つ、そして華厳寺である。それでいて、先に谷汲山華厳寺に行ってしまおうというのである。

私の中では、くじ引きやサイコロで順番を決めていたものの、初めての時はやは33番で満願ということにした。それが2巡目になると、それらの縛りもなくなり、何かのタイミングとか、他の札所めぐりと重なっているとか、柔軟性を持たせている。

今回華厳寺に行くことにした事情だが、1週間前にさかのぼる。東から西へ抜けるといういびつな動きをした台風12号。7月29日に大垣で開催の大相撲の巡業を観に行く予定にしていたが、台風が本州を横断するので大事をとって大垣行きそのものを断念した。

その前日の28日に行こうとしていたのが谷汲山華厳寺である。どうせ近くまで行くのだから前日に訪れて、その夜は大垣に宿泊することにしていたが、これも断念した。28日の日中時点では台風はまだ東海地方に来ておらず、結果論でいえば特に支障なく行けたのではないかと思う。

さて、そんな状況だったが、青春18きっぷは残っているし、せめて28日から1週間延期の形で華厳寺だけには行こうと思う。8月4日のこと。

華厳寺には樽見鉄道の谷汲口、もしくは養老鉄道揖斐線の終点揖斐からバスで向かう。どちらから行くかはさておき、いずれの鉄道も大垣が起点で、まずはそちらを目指す。大阪から東に向かうのにもっとも早い時刻の6時21分の米原行きに乗る。車内は青春18で遠方に向かう人、そして地元の通勤通学が混在する。西日本豪雨で多くの区間が不通になっているためか、この夏は青春18で西へ向かう流れは低調になるのではと言われている。

米原に到着。次の8時25分発の新快速豊橋行きは同じ8両ということで大きな混雑とはならず出発。とりあえず各駅に停まりながら大垣を目指す。

・・・とそんな中だが、そのまま大垣には向かわない。この機会なので、これまで降りたことがないある駅で途中下車しようかと・・・。
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