11月に入った。このところ朝夜は急激に冷え込むようになったが、季節は秋を通り越して一気に冬に向かうのかなと。
そんな季節の訪れを感じさせるのがウインター・イルミネーション。ここ数年南大阪でイルミネーションの定番となっているのが、近鉄阿部野橋駅南、HOOP前の広場。通称「アベナリエ」。
今年はあべのハルカスが高さ300mに達したわけだが、その工事の影響もあり、HOOP前広場の一角も閉鎖されている。そのためにいつもよりは規模を縮小した形ではある。
ただそんな中でも昨年に引き続きムーミン一家のパネルもあり、訪れる人たちの心を和ませてくれる。カメラを構える人、カップルでの記念撮影、さまざまだ。
神戸ルミナリエと比べれば俄然規模は小さいが、電車の乗り換え時に気軽に見ることができる。敷居の低いあべのならではのスポットと言えるだろう。あべのハルカス完成後はそのコラボというのも楽しみにしたいものである。
さて本日は、イルミネーションを見た後に梅田に移動、会食に臨んだ。相手が見つけて予約を入れてくれていたのが、西梅田の「荒磯水産」。チェーン居酒屋やネットカフェが入るビルの1階にあるところで、伊勢志摩あたりから仕入れてきた新鮮な魚介類と、各地から厳選した地酒が売り物の店である。「今日はまつなるさんと飲むのだから」と、知らないながらもこの店をセレクトしてくれたMMさん。ええ店選んでくれました。
小ぢんまりとした感じであるが、料理はなかなか充実していた。刺身盛ではトロにエビがよかったし、鯖のへしこ、鯨タタキ、アワビ刺などもほどよい感じ。地酒も甘口から辛口まで幅広く備えており、日本酒好き(ただしあまり飲めないが)のMMさんもご満悦のようであった。
カウンターも多く、土曜の夜でもピークを外せばふらりと一人でも入れそうな感じ(そこが、東通りあたりとは違う、西梅田らしいところなのかもしれないが)。秋から冬といえば魚はより一層美味くなる時期。またちょこっと訪れてみるのもいいかな・・・。