「トスカ」名古屋城特設ステージでの野外公演は残念ながら、ほんとに残念だったんですが、9/11公演は雨で中止でした。午前中の天気予報も「どうにか雨無しでもつだろう」と言ってたし、名古屋に向かう新幹線の中でも「降らないだろう」と期待できてたのに。
名古屋に着いて、その足で瀬戸物の瀬戸に向かったんですが、散策してる間は汗しながら歩いてたんです。怪しくなってきたのは名古屋に戻る電車の中。ホテルにチェックインしたあたりから雨模様。暗いイメージになってきた。昼夜兼ねた遅い昼飯を食べに行ったころには80%諦め気分に。でも傘さして会場まで行きました。城址公園入り口に主催者関係者が3,4人いて、「申し訳ありません。今日の公演は中止になりました。」の案内。「そうだよね」、はっきり諦めがついた。
一昨年「トゥーランドット」は2幕までやって雨中断(料金は全額返済)、昨年は国の都合で急遽室内会場に変更になったが外は晴れてた。そして今年はこうだった。僕とサワカミさんとはこういう縁なのかもしれない。
中止を伝えられた時は100%がっかり気分だったが、神奈川に帰り着いた今は割とサバサバしてる。昔ほど執念深く、ネチネチ思い続ける自分ではないみたい。来年もまたあるし、1年なんてあっという間だ。「来年に期待」と軽く切り替えられる僕になってるよう。まっ来年自分が「トスカ」をやる予定でいるから、そのスタートをこの公演できりたかったのだが。
瀬戸散策
期待外れでした。前の土日が「瀬戸まつり」だったようで、町中が疲れたんでしょう、静かな町でした。それより「陶磁器の町」って感じが薄いんです。もう「名古屋のベットタウン」みたいな風情。「瀬戸物で街を盛り上げよう」という統一感が感じられません。たぶん瀬戸は亡くなるでしょうね。
ただ一つ、昔使ってた「登り窯」を見学してきました。昔は14段あったんだそうですが、今は下の4段しか残ってません。たまたまそこにいたおばさんが登り窯の説明をしてくれました。解りました。どういう理屈なのか、どんな作業だったのか。往時は「誇りをもった職人さん達」がきびきびと動いて1か月かけて茶碗焼いてたことがしのばれました。その誇りのかけらも感じられない街でした。
ビーズホテル
泊まったホテルです。名古屋駅、お城、私立美術館、伏見、栄 大事な場所に近いのと、ビジネスHなのに大浴場(サウナ有り)が有るというので選んだんです。ここに書くのは十分満足したホテルだったということを書いて、ちょっと宣伝しておいてあげようという心使い。
お風呂がよかったね。公演中止で腐ってるぼくでしたが、気分一新できました。かみさんの情報ですが、女性のお風呂には近所の人が公衆浴場みたいに入りに来てるようだとか。その他不満を感じさせる点は無かったですよ。
ノリタケの森
陶磁器の「ノリタケ」は名古屋が発祥だそうで、その工場跡地を博物館にしてます。陶器、磁器の種類とその違い、製造過程の違いを教えてくれますし、ノリタケがこんな歴史の中で培ってきた技術を使って、今どんな物を世にだしてるかまで見せてくれる。周りの森も手入れされてて、いい空間です。
ここでビックリしたのは家にあるお皿がノリタケの1972年製だと知ったことです。家に帰って確認しました。当たり前ですが、同じ物です。「硬質磁器」で「ヴィクトリアンブルー」といわれてるお皿なんですか。今確認したらかみさんが誰かの結婚式の引き出物として頂いた物らしいです。急に大事な物に見えてるくから面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/22/9d/8f7ab11575256c91c621f691291e9f6e_s.jpg)
右の写真 ショップに合った陳列の一画。 重なってる皿が「美」じゃないですか。
ひつまぶし、きしめん、名古屋コーチンの手羽先から揚げ、味噌カツ
一通り食の名物は頂いてきました。オペラ公演が消えると「なに! 食いに行ったのか?」と言われかねない内容ですね。
まっこんな旅だっていいでしょう。
名古屋ルーセントタワーのB1にある「名古屋丸八食堂」。
ここいいですよ。食の名物の専門店が4つ、5つ入ってるフードコートみたいなお店。でも注文すればそれぞれの専門店で作ってくれて、テーブルにもって来てくれるからフードコートではない。ちょっと駅から遠いですがお薦めですね。外人さんのグループも来てました。
なごや観光ルートバス
これもお薦め。市内の観光名所10か所を循環してるバスです。1乗車210円ですが、1DAYチケットは500円です。何度乗り降りしてもいいからお得。でも10か所全部1日で回るのは無理でしょうね。
結局「主」が消えて、「従」だけで十分楽しんできた名古屋旅行だったってことです。
名古屋に着いて、その足で瀬戸物の瀬戸に向かったんですが、散策してる間は汗しながら歩いてたんです。怪しくなってきたのは名古屋に戻る電車の中。ホテルにチェックインしたあたりから雨模様。暗いイメージになってきた。昼夜兼ねた遅い昼飯を食べに行ったころには80%諦め気分に。でも傘さして会場まで行きました。城址公園入り口に主催者関係者が3,4人いて、「申し訳ありません。今日の公演は中止になりました。」の案内。「そうだよね」、はっきり諦めがついた。
一昨年「トゥーランドット」は2幕までやって雨中断(料金は全額返済)、昨年は国の都合で急遽室内会場に変更になったが外は晴れてた。そして今年はこうだった。僕とサワカミさんとはこういう縁なのかもしれない。
中止を伝えられた時は100%がっかり気分だったが、神奈川に帰り着いた今は割とサバサバしてる。昔ほど執念深く、ネチネチ思い続ける自分ではないみたい。来年もまたあるし、1年なんてあっという間だ。「来年に期待」と軽く切り替えられる僕になってるよう。まっ来年自分が「トスカ」をやる予定でいるから、そのスタートをこの公演できりたかったのだが。
瀬戸散策
期待外れでした。前の土日が「瀬戸まつり」だったようで、町中が疲れたんでしょう、静かな町でした。それより「陶磁器の町」って感じが薄いんです。もう「名古屋のベットタウン」みたいな風情。「瀬戸物で街を盛り上げよう」という統一感が感じられません。たぶん瀬戸は亡くなるでしょうね。
ただ一つ、昔使ってた「登り窯」を見学してきました。昔は14段あったんだそうですが、今は下の4段しか残ってません。たまたまそこにいたおばさんが登り窯の説明をしてくれました。解りました。どういう理屈なのか、どんな作業だったのか。往時は「誇りをもった職人さん達」がきびきびと動いて1か月かけて茶碗焼いてたことがしのばれました。その誇りのかけらも感じられない街でした。
ビーズホテル
泊まったホテルです。名古屋駅、お城、私立美術館、伏見、栄 大事な場所に近いのと、ビジネスHなのに大浴場(サウナ有り)が有るというので選んだんです。ここに書くのは十分満足したホテルだったということを書いて、ちょっと宣伝しておいてあげようという心使い。
お風呂がよかったね。公演中止で腐ってるぼくでしたが、気分一新できました。かみさんの情報ですが、女性のお風呂には近所の人が公衆浴場みたいに入りに来てるようだとか。その他不満を感じさせる点は無かったですよ。
ノリタケの森
陶磁器の「ノリタケ」は名古屋が発祥だそうで、その工場跡地を博物館にしてます。陶器、磁器の種類とその違い、製造過程の違いを教えてくれますし、ノリタケがこんな歴史の中で培ってきた技術を使って、今どんな物を世にだしてるかまで見せてくれる。周りの森も手入れされてて、いい空間です。
ここでビックリしたのは家にあるお皿がノリタケの1972年製だと知ったことです。家に帰って確認しました。当たり前ですが、同じ物です。「硬質磁器」で「ヴィクトリアンブルー」といわれてるお皿なんですか。今確認したらかみさんが誰かの結婚式の引き出物として頂いた物らしいです。急に大事な物に見えてるくから面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0e/24/07c6db338e3fb5dd678a4c7e3e7f4c35_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/13/231c671f892abd68666dc6ca2b38360a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/22/9d/8f7ab11575256c91c621f691291e9f6e_s.jpg)
右の写真 ショップに合った陳列の一画。 重なってる皿が「美」じゃないですか。
ひつまぶし、きしめん、名古屋コーチンの手羽先から揚げ、味噌カツ
一通り食の名物は頂いてきました。オペラ公演が消えると「なに! 食いに行ったのか?」と言われかねない内容ですね。
まっこんな旅だっていいでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/10/3a/02f84939e9a8c746c544cf9b657872d7_s.jpg)
ここいいですよ。食の名物の専門店が4つ、5つ入ってるフードコートみたいなお店。でも注文すればそれぞれの専門店で作ってくれて、テーブルにもって来てくれるからフードコートではない。ちょっと駅から遠いですがお薦めですね。外人さんのグループも来てました。
なごや観光ルートバス
これもお薦め。市内の観光名所10か所を循環してるバスです。1乗車210円ですが、1DAYチケットは500円です。何度乗り降りしてもいいからお得。でも10か所全部1日で回るのは無理でしょうね。
結局「主」が消えて、「従」だけで十分楽しんできた名古屋旅行だったってことです。
名古屋が堪能できてよかった。
簡単にあきらめられてるようですが、今朝のいい天気の中散歩してると、「チェっ、この天気だったらな」のうらみ節。
やはりしつこいタイプなんでしょうね。まっ来年でしょう。