KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

ペイオフ全面解禁-カンタンな説明をしてみました

2005年03月22日 23時59分39秒 | ファイナンシャルプランナー
4月から始まるペイオフ全面解禁について、何らかの準備を行っていますか?
ペイオフとは「金融機関が破綻した場合、預金保険機構によって、1金融機関につき預金者1人あたり元金1,000万円までとその利息が保証され、それを超える元金および利息分は保証されないこと」です。

「1000万円なんて持っていないから大丈夫」という声も聞きますが、少しだけ準備しておいた方が良いと思います。

万が一金融機関が破綻した場合、その後の処理手続きに時間がかかると思われます。もちろんその時点では預金の引き出しはできません。預金は保護されているのにです。

そのかわりとして「仮払金制度」が設けられる予定です。仮払金制度は、普通預金口座の残高(最高60万円)までとなっています。一つの金融機関としか取引していないと、その金融機関が破綻した場合、当座の生活に支障を来す恐れがあります。

もし、そのような事態になったとき、その銀行から預金がおろせないとしたらどうでしょうか?

当面の生活費としては60万円でなんとかできると思いますが、そのときに住宅やクルマの購入などの大きな出費があるとしたら計画が変わってしまうでしょう。

お金があるのに他の金融機関からお金を借りるというのも変な話です。

その対策としては、いくつかの銀行にわけるという方法があります。
リスクの分散をはかるのです。投資の格言の「たまごはひとつのカゴにもるな」ということの実践です。

これならカンタンですよね。
銀行口座をインターネットで開設して、そこにお金を移すのです。
送金手数料を使ってもよければ、インターネットバンキングで簡単に資金の移動ができます。

いくつかの銀行と取引すれば、サービスの違いに気づくと思います。
僕はいくつかの銀行でインターネットバンキングをしていますが、便利な銀行と不便な銀行があります。それらの経験を踏まえると、今後は銀行によってサービスの違いが(大きく)出てくると思われます。

今後の傾向として、「消費者の知識」が求められてきています。
早いうちに学ぶほうが良いでしょう。


本日、新聞を読んでいたら、ある銀行は決済用預金制度について「顧客のニーズがある」と話しますが、違う銀行では「ニーズがない」と言って作ってないといいます。

銀行の横並びの時代は、すでに去って行ったようです。
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