KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

信頼はこんなところから。ジャパネット たかた。

2009年06月09日 06時50分37秒 | マーケティング・サービス
「ミシンから異音がするし、全体的に機械の調子が悪い」と妻が言います。
いま使っているミシンは15年以上も使っているので、不具合が出てもしかたないと思います。(ヘビーユーザーではないです)

検索すると、15年前は高額なので手が出なかった(と言っております)コンピューターミシンがお手ごろ価格で出ています。

「これくらいの値段なら買ってしまおう」と、いろいろなサイトで検索してみました。
Amazonから始まり、カカクコム、ヨドバシカメラ、ビックカメラなど、インターネット販売を行っている会社の商品構成と値段を確認しました。

ここで思ったのは、ミシンというのは強い需要があるわけではない商品だということです。
「あー、新しいミシンに買い換えたい!」という話は、あまり聞きません。
今回のように「故障したから買い換える」という感じでしょう。

カカクコムのクチコミ数は少なくて、あまり参考になりません。
そもそも、ミシンのよさを知らないので書き込まれていても、よくわかりません。

「ディノスでたまにオリジナル企画で良い商品がある」と妻が言い、自分で検索し始めました。

「あ、それなら!」と思い、甲高い声の社長がテレビで商品を説明するあの会社のサイトを開きました。

「ジャパネット たかた」です。

少し前に、日経ベンチャー(現在は日経トップリーダーに名称変更)で会社の理念や経営姿勢を読んで、「この会社は良い会社だな」なんて思っていたところ、高感度をアップすることとなりました。

ありました。
商品が。

ジャパネットオリジナル企画商品です。



ミシンというのは先ほども書きましたが、需要の弱い商品です。
一言でいうと、マイナーな製品です。
(参考:経済産業省生産動態統計 平成20年度 17ミシン及び繊維機械より。 販売台数=164,288台 金額=5,332,000,000円 工業用を除く)


そういう商品にも、ちゃんとジャパネットたかたのオリジナル商品を設定するという姿勢に驚きました。
性能と値段から考えると、この商品はコストパフォーマンスの高い商品でした。
他のどのサイトを見ても、これより良いと思えるものがなかったのです。

いま話題の商品、たとえば薄型液晶テレビなどであれば、どこの会社も値引きや特典を付与しています。
しかし、このようなマイナーな商品には他社は置いてある程度で、発送をメーカーからの直送というケースもあります。

そんな中、たかたのオリジナル商品は光っていました。

こういうことがひとつでもあると、消費者はその会社を信頼していきます。
消費者の信頼は、もっとも良い企業ブランドとなります。


僕も信頼を得るための「今回のタカタのミシン」的なモノを考えて取り入れていこうと思いました。


コメント
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