KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

リアルな体験が貴重!

2006年08月26日 04時02分15秒 | メール・インターネット・その他IT関連
「新聞ですか?とってませんし、買いもしません」。

 20代半ばでシステム系の仕事をしている知り合いから言われたコトバです。

「なんで?」と聞くと、「常にインターネットで情報を得られるし、オカネを払ってまで読もうとは思わないのです。PCを常時持っていますしPHSのカードをさしているので、いつでもどこでもインターネットに接続して見るコトができますから・・・」

 今はさまざまな情報をインターネットで見ることができるので、新聞が必要ないという気持ちはわかります。

 実は僕も、そのような気持ちになったことがあります。

 「新聞はもういいかな。日経にしてもサイトから情報を取れるし」なんて思いましたが、思いとどまりました。

それは、

 「興味のない分野の記事でも、紙面の新聞であれば目ににするチャンスがあり、情報として蓄積できる」ということがあるからです。

いままでに、なんとなく読んでいた記事が、仕事につながることがあったり、 アイデアのミナモトになったりもしました。


その彼には、「これこれで、新聞レスのデメリットもあるよ」と伝えておきました。


******************

先日、日経新聞の記事でも今回のことのような内容が記事になっていました。徹底したネット社会人です。

 引用:日本経済新聞 2006年8月17日朝刊 「ネットと文明 第6部 ヒトはどこへ1」より 以下引用部分

情報源は「RSSリーダー」だ。関心のあるパソコンや技術に絡んだ情報を事前に登録しておけば、自動的に最新情報に更新してくれる。「ほしい情報が無駄なく手に入る」と手放の歓迎ぶりだ。そんな山崎の知識は興味のある分野に限られがち。交際中の彼女(28)は当惑する。「新聞もテレビも見ないなんて。普通の人とズレてない?私にはマネできない」。

引用以上


まず、「RSSリーダー」、これを知らないヒトがケッコウ多くておどろきました。

仕事関係の数人とこの記事について話題になったとき、「RSSリーダーってヨドバシかなんかで販売している?」と聞かれたり、「どんなもの?」と説明を求められたりしました。

無料でダウンロードできる、ウエブ閲覧ソフトの種類のうちのひとつです。

ホームページやブログが更新されたかどうかや、お気に入りのブログをムダなく見るにはRSSリーダーは最適です。
仕事の専門分野を調べるなど、限定された検索を行うには便利です。

僕は、Firefoxと使い分けています。


この記事を引用したのはRSSリーダーについてのコトではなく、以下のことです。

インターネットでは、写真やビデオ、意見、情報など、さまざまなことを見たり聞いたりすることができます。

しかし、インターネットをみるだけでは、何ひとつ体験していないのです。

サーフィンのビデオを何度見ても、プロサーファーのコメントを読んでも、なにも体験していないしそこから気づくこともありません。

海のしょっぱさも、心地よさも波の勢いや水の重さもわかりません。


実際にやってみる。

そのやってみた話と、PCから提供されるモノでは重さが違います。

インターネットができて、インターネットを活用することが重宝されてきましたが、今後は、リアルな体験ができることが重宝されてくるはずです。

ヒトには、経験が必要なのです。

もちろん、僕もどっぷりとインターネットやPC関連にはまっているので、それを否定するつもりはありません。


リアルをよりよくするためにインターネットやデジタルデバイスを使いこなす、そういうことです。


さあ、PCの電源を切って、外にでよう!


コメント
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