にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

コルトレーン忌

2006年07月20日 | ジャズ、音楽
ジャズファンの皆様、やっぱりこの日(7月17日)はコルトレーン聴いたのでしょうか?
学生時代、エアコンもないサウナ状態のジャズ喫茶で「オム」や「クルセママ」を立て続けに大音量で聴いた覚えがあります。真夏の味噌煮込み激辛なんたらみたいものだったのでしょうか。
今では、「そういえば17日過ぎちゃった」と19日になって気付き、おもむろに「クレセント」あたりをターンテーブルにのせB面だけ聞いて、「やっぱエルビンだよなぁ」と言いつつ、直ぐスタン・ゲッツあたりになる。
おそらくこの夏コルトレーンの出番はもう無いのだろうなあ。

エリック・ドルフィーやオーネット・コールマンは今も楽しく聴けるし、アルバート・アイラーだって未聴のものに興味が湧く、でもコルトレーンは・・・重苦しいというか、「真面目でいい奴だったけど面白みに欠けてたのよね彼って」という感じでしょうか・・・
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寺田 町 「暁と夕べに」

2006年07月20日 | ジャズ、音楽
15日のライブ会場で購入。

人間、体が弱ると精神活動まで鈍るものですね。ライブ終了後、アルバム1枚買っていこうと見たら8~9作品あった。
普段はそんなに迷うことはないのに、10分位どれにしようか迷ってしまった。
店の方に「どれが良いんでしょう」って尋ねたりして「お奨めはこれかな」って教えてもらっても迷ってた。自分でもこのうだうだ加減は嫌になった。
ライブの打上にお誘いいただいたが、辞退してうち帰って、すぐ寝た。何か疲れてた。

で、迷った挙句、買ったのは最新作。
先日のライブでもこのアルバムからの曲が多く、「おおライブと同じじゃ」と言う風に聴ける。
寺田の場合、ライブとアルバムのクオリティは同じ、これって当然なのか凄いことかよくわからない。
今回はブルージーさよりも、抒情性に少し傾いているが、寺田が歌えば、もうそこは寺田の世界になってる。
唄ものって、要するにその歌い手を受け入れるか否かにかかっており、一度受け入れればその歌い手はお気に入りということになるわけです。だから、逆に「あっ、この人だめ」となると難しいですね。

あ~、でもやっぱりベースの橋本と「黒猫のタンゴ」やってるアルバムにするべきだったかな~
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ラグドール~やっぱりバナナ好き

2006年07月19日 | 
バナナをむくと嗅ぎ付けてやってきます。
けっこう食べます。(いいのか?)
完熟は好みではないようです。
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独り好き?

2006年07月19日 | 日々のこと
最近独りでライブ行くのが全然気にならないというか、人を誘って調整することの方がすごく面倒に思える。
友と話すことは、全然嫌じゃないけど、ライブなんて始まってしまったら、それは全くの個的世界であり、終わったときに「面白かったね」「ああ」と言うか言わないかだけの問題ですから。

ドラマでよく、居酒屋の常連が妙に親しくて「最近、あいつは元気が無いなあ、何か悩みでもあるのか」「それが実はあいつのかみさんが・・・」なんて世界が繰り拡げられてるが、あんなのうっとおしいのでは、嫁にですら悟られず静かにマイルスを聴き心を癒すことだってあるのに他人のおせっかいはたくさんのような気がする。

徒党を組むというか、派閥みたいなのを作って内外を区別つけることに熱心な人が時々いますが、おらこういうの苦手で、ねちねちつるんでるよりは、独りで好きな事しているほうがいいのです。
高校の頃、ある級友と会話した後、別の級友から「おまえ、なんであいつと話をするんだ、あいつは斯く斯くしかじかの理由でクラスの嫌われ者なんだぞ、おまえもあいつの仲間か?」と言われ驚きつつも、「少なくともあいつは俺に対して害を及ぼすものではない、だから別に普通に接していいじゃん」と返したらキョトンとしていた。

昔の職場にもいた。完全実績給のシステムだったので、世間の人から契約もらった出来高で報酬貰うわけですから、社内の人間関係いくら構築しても何の意味も無いはずなのに、親分風吹かせる奴がいて、何故か子分になりたがる奴までいて群れを成していた。
孤独でハードな仕事ゆえ仲良しグループ作りたかったのだろうかな?

あっ、別に人嫌いではないですし、けっこうおせっかいなところもあります。
でもどこがはぐれていることを好む傾向が強いようです。(だから猫好きなのか?)

どうやらこの性格は、おらの子供達にも遺伝されたらしく、特に次男に顕著なので・・別に心配はしてませんが・・・
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寺田 町ソロライブ

2006年07月18日 | ジャズ、音楽
7月15日 札幌Libギャラリー

夏の夜、札幌のばんけいの山の中のギャラリーで寺田町を聴く。
昨年、くうで聴いて、友人I氏がいたく気に入ってた。
ところがそのI氏がドタキャンになってしまい結局一人でライブに行った。共感できる友人とライブ観るのもいいけど、音楽聴くのは結局おら一人の内面に作用することなので、ライブ聴くにあたって支障ないというか、最近は独りでふら~っとライブ行くがけっこう気に入ってる。

ギター一本、PA無しの生音のみで、もうそこは寺田ワールド。
いわゆるフォークソング的弾語りは今のおらにはノーサンキュウなんですが、それと寺田の世界観(ずっと酔っ払いの恋唄を唄い続けてきたと寺田本人が言ってた)は違うのだろうな、じっくり聴かせる歌い手のひとりです。

一週間程、札幌の随所でライブするので、I氏はそのどれかに行くらしい。
瀬尾ベースとのデュオも面白そうです。
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マイルス・デイビス「ブラック・ビューティー」

2006年07月15日 | ジャズ、音楽
本日は病欠した分の辻褄合わせで、こうしてPCに向かっております。
エアコン効いてるし誰もいないし、のんびり1日過ごせそうだす。

まだ持ってなく、かつ聴いたことが無かったマイルス盤。ヤフオクにて未開封盤を総額1788円でゲット。

エレクトリック・マイルスはブートまでけっこうあるのに何故かこのアルバムが未体験でした。
フィルモア・イースト盤より劣るという噂を鵜呑みにして、今日まで聞き逃していた。
これもおらにとっては、「ジャック・ジョンソン録音の3日後の幻のライヴ盤が正規作品として今リリース!」と言え(思い込む)、何故か自分の言葉で盛り上がってきました。

マイルスを筆頭に、スティーヴ・グロスマン(ソプラノサックス)、チック・コリア(エレピ)、デイヴ・ホランド(ベース)、ジャック・デジョネット(ドラム)、アイアート・モレイラ(パーカション)というメンバー。
歴代マイルスグループのなかでも、やっぱりデジョネット、ホランド在籍時が一番熱くていいなあ。なのにどうして今まで手を出さなかったのでしょう?
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レイ・ブラウン「 スーパーベース2」

2006年07月14日 | ジャズ、音楽
札幌もようやく暑くなりましたが、まだビールを飲まずに控えた食生活です。週末は焼肉でもという家族の声もありますが、延期致しました。う~んヘルシィな夏!?

ベースものおまけ。
だいぶ前に古レコード屋で珍しく思って買ったレイ・ブラウン、ジョン・クレイトン、クリスチャン・マクブライドによるベーストリオ。
途中でドラムがちょっと入るけど、3本のベースを駆使して多彩な表現をしている。

澄ましたコントラバスのアンサンブルではなく、ファンキィなウッドベースの競演、ライブ録音だけど客のノリもよく、黒人音楽のくどいグルーヴィさも出てる。(ブラックミュージックの熱いライブって大好きだけど、少しくどさを感じます。くどくないのもつまらないけど・・・)
歴史的名盤なんてものではないですが、ベースの名手達のバトルというより、余裕のなかでの腕の見せ合い、こんな企画もいいのでは!
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ジミー・ブラントン「オール・ザ・デュークスメン」

2006年07月13日 | ジャズ、音楽
病気で痩せたとはいえ、シェイプアップされたのではなく、50歳近い初老おやじの体型がそのまましぼんだだけで、むしろ更に筋肉が衰え背が曲がり・・・運動しなくては!

エリントンとレイ・ブラウンが演奏を捧げた、モダンジャズベースの開祖と言われるジミー・ブラントン。
1918年に生まれ、24歳という若さでこの世を去る。デューク・エリントン楽団のベーシスト。

RCA音源で1940年録音、エリントンとブラントンのデュオ4曲とエリントン黄金期のスモールコンボ、ベースはすべてブラントンという味のある編集盤。
太いトーンとよく唄うアルコで、レイ・ブラウン並みのプレイをしてる。変な表現かな?
先にレイ・ブラウン聴いてしまってるので並列に捉えてしまう。
ジャズでベースソロやり始めたのがブラントンなのですね。ジャズでは新しいこと始めた人はとっても偉いのでこの人も偉いわけです。
でもそんな歴史的意義よりも、この演奏をおらが今聴いて「ああ、いいなあ」と思わさることがグレート!
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デューク・エリントン、レイ・ブラウン「This one’s for Blanton」

2006年07月12日 | ジャズ、音楽
まだ階段しんどいです。
病欠後はあまり仕事せず、今週はリハビリに徹しようとしております。
(やってることはいつもと変わりませんが・・・)

でも音楽はもう楽しめます。
先週の火曜日の朝以来、ターンテーブルに乗りっぱなしだったセシル・テイラーの「ネフェルティティ」もようやく撤去致しました。どうしてたんでしょうねえ、朝っぱらからテイラートリオだなんて、お腹の中がテイラー状態になりつつあることの啓示だったのでしょうか?
 
で、久々に聴いたのが夭折の天才ベーシスト、ジミー・ブラントンに捧げた巨匠エリントン(p)と名手レイ・ブラウン(b)のデュオ。
アルバムリリース当時は、次から次から似たような白黒ジャケットで大物顔合わせ企画的なものが乱発されて、ファンを困らせていたパブロレーベルでしたが、いまや「宝の山」でしょうか。
プロデューサーはノーマン・グランツ。
おらの数少ないパブロ・コレクション(6枚ではコレクションとはいえないかぁ・・)の中でお気に入りなのがこの作品。
じっくりエリントンのピアノ聴けます。エリントンはストライドの要素もあり伝統を感じさせつつ、打楽器的な奏法は現代的でもある。

レイ・ブラウン、プレイもさることながら、これぞウッドベースという音色がいいです。レイ・ブラウンといえども、変なマイク付けたせいで、ゴムベースかよ!というような音のアルバムもあるのですがエリントンときっちり渡り合ってます。
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お粥音楽

2006年07月11日 | ジャズ、音楽
昨日は会社を1時間早退し、なんとか病み上がりの初日を過ごした。
家に帰りついたらグタッと成ってしまったが、ようやく音楽を聴く心境が戻った。

いつものように、読書のBGMだが、クリフォード・ブラウン「ベイズン・ストリート」、MJQ「ジャンゴ」、マイルス「ウォーキン」というモノラルの古典盤ばかり。
聴覚もまだ「お粥」しか受付ないのでしょうか?
というか前述作品はおらにとってお粥ミュージックなんでしょうか?

最後はビル・エバンス「エクスプロレイション」でおやすみなさいでした。
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