にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

アレサ・フランクリン映画「アメイジング・グレイス」

2021年06月03日 | ジャズ、音楽

先週のサンラーに続いてまたシアターキノ。

”ソウルの女王”アレサの教会でのゴスペルライブ。
圧倒的な歌唱力、凄腕バンド(チャック・レイニー、コーネル・デュプリー)、高揚陶酔する聴衆の熱気。
ミック・ジャガーも聴きに来ている、教会音楽がブラックミュージックの土壌だということも理解できる。

でもなあ、初詣に行く程度の信仰心しかない典型的(?)な多神教日本人のおらは、
「すげえけど異教徒の祭りだな~」

熱唱しながらもどこか”醒めた”というか”冷静にパフォーマンスをこなす”アレサを感じるのです。
(芸歴のやたら長い、元子役みたいな感じ??)

奴隷が教会で神を讃える歌なら思い切り唄ってもいいよ、ということで生まれたゴスペル。
いろんな想いが込められているのだろうが、おらには無理な領域ですね。
ゴスペルが”陽”とすなら、そこからはみ出たブルースやエロ唄ポップスの”陰”に惹かれるのか。

アレサ、前から持ってる5枚組ボックスセット聴いても、あんまりなあ・・

キリスト教徒でもない日本人のゴスペルの存在意義もわからんし・・

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2 コメント

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Unknown (むしる)
2021-06-04 22:30:53
盆踊りと一緒で、つらい日常からの現実逃避の場なんじゃないですか。
一緒に陶酔の時間を共有しようぜ、みたいな。

ブルースは現実をそのままに、俺の女は最悪だとか、俺の金持って男とトンズラしたとか。。。
共感しながらも、まだ俺の方がましかなどと思いながら聞ける。

うちの近所は7月に公開予定です。
一応見ておくかと思ってます。
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Unknown (くたくたにゃん)
2021-06-07 10:28:50
ブルースが”現実”で、教会は”逃避”かぁ・・
”教会”を安全な”ホーム”にしておいて下界と闘う
やり方だったのでしょうか?
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