13日の「題名のない音楽会」見ました?
日曜の朝っぱらから大友良英がギター演奏(ノイズまみれのロンリーウーマン!)したり高柳昌行と阿部薫の「集団投射」やデレク・ベイリーをかけまくっていた。
のけぞる佐渡裕が笑えました。
12日の午後はカスタムオーディオ工房でもあるF氏邸で鑑賞会。
U氏が持ち込んだ手作りDACとの聴き比べでは、U氏DACもすっきりした音色で、クォードの30万円CDプレーヤーと互角以上と健闘していたのですが、ボーカル+ジャズコンボ+ストリングスという編成のCDで弱点が露呈。
ボーカルがバックに埋もれてしまう、ストリングスがうざく聞こえる。
(これは我が家でもよくあり、故にビッグバンドは疎遠になっていくわけで・・)
その点F氏のDACはきちんと歌手がいて、ジャズコンボがいてそれをストリングスがやさしく包むという、聴いてて気持ちいい。
音色ではなく、音の重なり方とか位相とか・・・あ~深過ぎます。
極上サウンドを長時間聴き続けて思ったのは、ほどほどにしておいた方が身のため、深みにはまると怖い・・・
所詮オーディオなんてCD程度のフォーマットでいまだに紙等の振動板をゆすって音楽に近いものを再現してるに過ぎない。
豊かな音楽体験があれば、へぼい装置で聴いたときでも脳内補正できるし・・・
そういった意味では極上サウンドを知っておくのも大切かな・・・