にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

寺久保エレナ「ノースバード」

2010年08月11日 | ジャズ、音楽
会社の人から「オトン見ましたよ~」というメールが来てた。
照れくさいので会社では内緒にしていたのですが、ばれてもうた。
「ジャズマニアだったんですねぇ」と言われると違和感を覚えますね。
確かに長いこと聴き続けてきましたが、いまだに入門本読んで、「お~、これ聴かなくては」と聴き始めの頃と何ら変わっていない感性・・・
まあいつも新鮮に聴けるということか・・・

Fried Prideを借りにツタヤに行ったら、ジャズコーナーに何枚も本作が並んでた。
地元現役女子高生の鮮烈メジャーデビューともなると、ツタヤでもこういう扱いになるのか。
買って応援しないと!と思ってたけど、ビンボレンタル親爺ですから、早速借りてコピー・・・・・

ケニー・バロン、クリスチャン・マクブライド等バックは豪華、1曲目がウェイン・ショーター、2曲目がジョー・ヘン等という口うるさいマニア爺もニヤリの曲が並ぶ。
どの曲もメロディが耳を惹き(これって大切なことだし、むずかしいですよね)、ドラムが煽り、おおっ!となりかける。
んがしかし、のりかけたところでそそくさと店仕舞いするように曲が終わる・・・そしてまたこれぞジャズ的な曲が始まる・・・

志の高さは評価できるし、あまりトヤカク言わずに孫の成長を楽しむように見守るというのが、現時点での接し方なんでしょうね。

何も教えずに嫁に聞かせると、「この前ライブで聴いた人(井上淑彦)の方が良かったなあ。線が細いというか訴えてくるような物が・・・」
井上と比べても仕方ないとはいえ、嫁の耳でさえまあそういうことだろうなあ。

”若いのに”とか”まだ高校生なのに”とかいう枕詞なしで、ジャズ爺達をぶちのめす日を待ちたいですね。

チョイ悪のアフロ姉ちゃんというジャケ写真は×ですね。
なんでこんな・・・
コメント
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