素晴らしいニュースである。そのまま転載してお伝えする。
読売の記事を22日にネットで読み、いい話だなと思ったが、25日米国人の友人が目を輝かせて、このニュースに感動したと語ってくれた。それを聞いて、あらためて私自身、感動した。
友人は、駅員の呼びかけに応えて女性を救った乗客の行動を "quick and creative" だ、他の国民はそうはできない、日本人は悪口もいわれるが、他にないとてもよいところがある、と興奮して語った。とっさの時に、ほとんど本能的に、一心にみなで助け合う。東日本大震災の時に、世界中の人々に称賛されたあの被災者の人々の行動に通じるものと思う。日本人の中に眠っている日本精神の表れである。
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●読売新聞 平成25年7月22日
http://news.livedoor.com/article/detail/7880475/
車両押して女性救出、ホームの乗客から拍手が…
読売新聞
2013年07月22日13時24分
※写真の絵解き
電車とホームの間に挟まれた女性を救出するため、車両を押して傾ける乗客や駅員ら(22日午前9時19分、JR南浦和駅で)=繁田統央撮影
22日午前9時15分頃、さいたま市南区のJR南浦和駅京浜東北線ホームで、大宮発磯子行き普通電車から降りようとした30歳代の女性乗客がホームと車両の間に落ち、腰のあたりを挟まれた。
車内やホームにいた乗客や駅員ら約40人が協力して車両を押し、隙間を広げて女性を救出。女性は病院に運ばれたが、目立ったけがはないという。
現場に居合わせた本紙記者によると、事故当時、ホームで「人が挟まれています」というアナウンスが流れ、電車の乗客らが自主的に降車。車両を押していた駅員を手伝った。女性は作業から数分で救出され、乗客らから拍手が起きた。
JR東日本によると、ホームが直線の場合、車両との隙間は20センチ程度という。事故のあった車両は10両編成の4両目で、車輪を含めた1両の重さは約32トン。車輪のある車台と車体の間にサスペンションがあり、車体を押すとサスペンションが伸縮し、車体だけ傾くという。
この影響で京浜東北線に最大8分の遅れが出た。
●読売新聞 平成25年7月26日
中韓も驚き・感動…電車押し救助、世界が絶賛
読売新聞 - 2013年07月26日 10:26
本紙が22日夕刊で報じた、さいたま市のJR南浦和駅での女性客救出劇は、現場に居合わせた本紙記者の写真と共に世界各地でも報道された。
ホームと車両の間に落ちた女性を乗客らが力を合わせ助け出したニュースに、「うちの国だったら、乗客は眺めるだけで何もしなかったかもしれない」「英雄的な行動」などの称賛の声が上がっている。
米CNNテレビは22日夜(日本時間23日午前)、キャスターが「日本から素晴らしいニュースです」と前置きし、本紙の写真と共に女性救出を報じた。キャスターは「生死に関わる状況で、駅員と乗客が冷静に協力した」と称賛。「おそらく、日本だけで起こりうること」として、電車が約8分後に通常運転を再開したことも合わせて伝えた。
英各紙がロイヤルベビー誕生の特集紙面を組む中、23日付ガーディアン紙は、「(駅員や乗客が)集団で、英雄的な行動を示した」とするAP通信の記事と本紙の写真を国際面で使った。
イタリアの主要紙コリエーレ・デラ・セラのウェブサイトには「イタリア人だったら眺めるだけだろう」といったコメントも。香港でも、中国政府寄りの論調で知られるフェニックステレビのウェブサイトに、「中国で同様の事故が起きれば、大多数の人はやじ馬見物するだけだ」といった書き込みが見られた。
対日関係が冷え込む中国では、政府の指導下にある有力ニュースサイト「中国ネット」が24日、日本での報道を引用する形で事実関係を論評抜きで報道し、国営新華社通信(電子版)などが転載。韓国でも聯合ニュースなどのメディアが、多くは、読売新聞の報道を引用して伝えた。23日の朝鮮スポーツ紙(電子版)は「乗客が力を合わせて救助する感動の写真が話題になっている」と指摘した。
ロシアの大衆紙「コムソモリスカヤ・プラウダ」(電子版)には「どうしてこんなに迅速に乗客が団結できたのだろうか」「他人の命に対して、我々ロシア人も無関心であってはならない」と、驚きのコメントが寄せられた。
タイのニュース専門チャンネル最大手TNNは、本紙の写真を、「日本の人々が生来の結束力を余すところなく示し、困っている人に助けの手をさしのべた、素晴らしいニュース」と紹介した。タイのソーシャルメディアでは、この写真をシェアする人が多く、フェイスブック上では「日本が、また世界を驚かせた」「とっさにこのような行動ができる日本人は、どのような教育を受けているのか」との声も出ている。
●CNN
http://edition.cnn.com/2013/07/23/world/asia/japan-train-rescue
Tokyo (CNN) -- Even during Tokyo's notoriously hectic rush hour, dozens of commuters stopped to push a 32-ton train car out of the way.
A woman trying to get off a train in Saitama, north of Tokyo, fell in a gap between the train and the platform Monday morning, said Takashi Tsukahara, a spokesman for the train operator JR East.
About 40 passengers and JR staff rushed to push the train off the woman. Tsukahara said a train carriage typically weighs about 30,000 kilograms, but is able to sway a bit side to side to absorb the train's movements.
The commuters pushed the train just enough to free the woman. A loud cheer erupted as the woman was pulled up.
The woman, in her 30s, was not seriously injured.
Just eight minutes later, the train took off again.
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読売の記事を22日にネットで読み、いい話だなと思ったが、25日米国人の友人が目を輝かせて、このニュースに感動したと語ってくれた。それを聞いて、あらためて私自身、感動した。
友人は、駅員の呼びかけに応えて女性を救った乗客の行動を "quick and creative" だ、他の国民はそうはできない、日本人は悪口もいわれるが、他にないとてもよいところがある、と興奮して語った。とっさの時に、ほとんど本能的に、一心にみなで助け合う。東日本大震災の時に、世界中の人々に称賛されたあの被災者の人々の行動に通じるものと思う。日本人の中に眠っている日本精神の表れである。
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●読売新聞 平成25年7月22日
http://news.livedoor.com/article/detail/7880475/
車両押して女性救出、ホームの乗客から拍手が…
読売新聞
2013年07月22日13時24分
※写真の絵解き
電車とホームの間に挟まれた女性を救出するため、車両を押して傾ける乗客や駅員ら(22日午前9時19分、JR南浦和駅で)=繁田統央撮影
22日午前9時15分頃、さいたま市南区のJR南浦和駅京浜東北線ホームで、大宮発磯子行き普通電車から降りようとした30歳代の女性乗客がホームと車両の間に落ち、腰のあたりを挟まれた。
車内やホームにいた乗客や駅員ら約40人が協力して車両を押し、隙間を広げて女性を救出。女性は病院に運ばれたが、目立ったけがはないという。
現場に居合わせた本紙記者によると、事故当時、ホームで「人が挟まれています」というアナウンスが流れ、電車の乗客らが自主的に降車。車両を押していた駅員を手伝った。女性は作業から数分で救出され、乗客らから拍手が起きた。
JR東日本によると、ホームが直線の場合、車両との隙間は20センチ程度という。事故のあった車両は10両編成の4両目で、車輪を含めた1両の重さは約32トン。車輪のある車台と車体の間にサスペンションがあり、車体を押すとサスペンションが伸縮し、車体だけ傾くという。
この影響で京浜東北線に最大8分の遅れが出た。
●読売新聞 平成25年7月26日
中韓も驚き・感動…電車押し救助、世界が絶賛
読売新聞 - 2013年07月26日 10:26
本紙が22日夕刊で報じた、さいたま市のJR南浦和駅での女性客救出劇は、現場に居合わせた本紙記者の写真と共に世界各地でも報道された。
ホームと車両の間に落ちた女性を乗客らが力を合わせ助け出したニュースに、「うちの国だったら、乗客は眺めるだけで何もしなかったかもしれない」「英雄的な行動」などの称賛の声が上がっている。
米CNNテレビは22日夜(日本時間23日午前)、キャスターが「日本から素晴らしいニュースです」と前置きし、本紙の写真と共に女性救出を報じた。キャスターは「生死に関わる状況で、駅員と乗客が冷静に協力した」と称賛。「おそらく、日本だけで起こりうること」として、電車が約8分後に通常運転を再開したことも合わせて伝えた。
英各紙がロイヤルベビー誕生の特集紙面を組む中、23日付ガーディアン紙は、「(駅員や乗客が)集団で、英雄的な行動を示した」とするAP通信の記事と本紙の写真を国際面で使った。
イタリアの主要紙コリエーレ・デラ・セラのウェブサイトには「イタリア人だったら眺めるだけだろう」といったコメントも。香港でも、中国政府寄りの論調で知られるフェニックステレビのウェブサイトに、「中国で同様の事故が起きれば、大多数の人はやじ馬見物するだけだ」といった書き込みが見られた。
対日関係が冷え込む中国では、政府の指導下にある有力ニュースサイト「中国ネット」が24日、日本での報道を引用する形で事実関係を論評抜きで報道し、国営新華社通信(電子版)などが転載。韓国でも聯合ニュースなどのメディアが、多くは、読売新聞の報道を引用して伝えた。23日の朝鮮スポーツ紙(電子版)は「乗客が力を合わせて救助する感動の写真が話題になっている」と指摘した。
ロシアの大衆紙「コムソモリスカヤ・プラウダ」(電子版)には「どうしてこんなに迅速に乗客が団結できたのだろうか」「他人の命に対して、我々ロシア人も無関心であってはならない」と、驚きのコメントが寄せられた。
タイのニュース専門チャンネル最大手TNNは、本紙の写真を、「日本の人々が生来の結束力を余すところなく示し、困っている人に助けの手をさしのべた、素晴らしいニュース」と紹介した。タイのソーシャルメディアでは、この写真をシェアする人が多く、フェイスブック上では「日本が、また世界を驚かせた」「とっさにこのような行動ができる日本人は、どのような教育を受けているのか」との声も出ている。
●CNN
http://edition.cnn.com/2013/07/23/world/asia/japan-train-rescue
Tokyo (CNN) -- Even during Tokyo's notoriously hectic rush hour, dozens of commuters stopped to push a 32-ton train car out of the way.
A woman trying to get off a train in Saitama, north of Tokyo, fell in a gap between the train and the platform Monday morning, said Takashi Tsukahara, a spokesman for the train operator JR East.
About 40 passengers and JR staff rushed to push the train off the woman. Tsukahara said a train carriage typically weighs about 30,000 kilograms, but is able to sway a bit side to side to absorb the train's movements.
The commuters pushed the train just enough to free the woman. A loud cheer erupted as the woman was pulled up.
The woman, in her 30s, was not seriously injured.
Just eight minutes later, the train took off again.
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