ほそかわ・かずひこの BLOG

<オピニオン・サイト>を主催している、細川一彦です。
この日本をどのように立て直すか、ともに考えて参りましょう。

9・11~欺かれた世界11

2007-09-27 11:04:53 | 国際関係
●ペンシルバニアでの旅客機の「墜落」

 通説では、4機目のユナイテッド航空93便は、ボーイング757-200であり、午前8時42分、乗客37名、乗員7名を乗せて、ニューヨークを出発した。4名のアラブ人ハイジャック犯は、ホワイトハウスかアメリカ議会に自爆攻撃をしようとしていた。この暴挙を、乗客・乗員が命を賭けて阻止しようとしたため、同機は午前10時3分、ペンシルバニア州ピッツバーグ郊外で墜落したとされる。
 この墜落事故については、「ユナイテッド93」という映画がつくられ、ボーイング757内で起こったという物語を描き、国民の復讐心を高揚させた。しかし、この事故に関しても、アメリカ政府の公式発表には疑問点があり、政府はこれについて明確な説明をしていない。

①ただの墜落では、残骸が13キロも飛びはしない

 ユナイテッド航空93便の残骸は、広範囲に飛び散り、現場から13キロも離れた場所でも発見された。旅客機が墜落すると、地面に激突する。そこで、変形したり、分解する。残骸が13キロもの遠方に飛び散ることは絶対にない。テーブル大のあるエンジンの部品が、どうして数キロも離れたところに、飛んでいくものか。

②墜落現場には機体の残骸がなく、ジェット燃料が燃えた跡もない
 
 ボーイング757は、全長50メートル以上、6トン以上のエンジン2基を搭載している。ところが、墜落現場では、機体全体が9メートルの深さまで沈み、乗客・乗員・荷物が跡形もなくなっていた、水平尾翼や翼のような大きな部分さえ見つかっていない、という。
 飛行機の墜落事故は多くあるが、地面に激突すると、機体は折れてつぶれ、分解する。地面にすっぽりめり込んで、痕跡がなくなるなどということはありえない。また、墜落現場には、ジェット燃料が燃えた後がない。機体がその現場に到達した時点では、既に分解しており、燃料も燃え尽きていたと考えるのが、合理的である。

③現場の詳しい映像が公開されていない

 普通の航空機事故なら、テレビは、上空からヘリコプターで撮った事故現場の映像を流す。事故現場に取材班が到着すれば、接近して機体を撮る。ところが、ペンシルバニアの農地だという現場については、墜落した93便の機体を詳細に撮影した写真が、一切公開されていない。
 もし公式発表のように、機体全体が9メートルの深さまで沈んだとすれば、その穴を映すだろう。100メートルもある深い穴でも、現代のカメラは、はっきり物体を映す。それに、9メートル程度なら、当然検証のために、調査員をやって、機体や犠牲者の確認、遺骨・遺品の収拾をするだろう。その様子を、テレビが中継放送をするだろう。
 なぜそれをしないのか。できないからだと考える以外に、結論はない。

④テロリストの所持品だけが残るはずがない

 墜落現場には、機体も乗客・乗員・荷物も姿形もなくなっていたという。しかし、FBIの発表によると、テロリストの赤いバンダナとパスポートがそこで見つかったという。いまどき、子供でもこれは騙されない。もしテロリストのものだけが、見つかったとすれば、誰かが後で置いたのだと考えるだろう。

⑤犠牲者の血液が発見されていない

 墜落現場を管轄しているサマセット郡の検死官は、墜落現場に「1滴の血」もなかったと証言している。乗客・乗員を乗せたまま、機体が激突していれば、何らかの形で、血液が飛散するはずである。血痕が見つかれないとすれば、地面に到達した時点では、血液は空中に飛散してしまっていたと考えられる。それほどまでの破壊は、空中での爆発以外では起こりえない。
 それとも乗客・乗員は、多くは乗っていなかったのかも知れない。

 次回に続く。