ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

日本武道館 三沢光晴追悼大会から学ぶ(1)

2009-09-29 | 教室長の趣味

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写真は、日本武道館前の私です。

090927、日本武道館のプロレスリングNOAH(ノア)に参戦しました。
大会名は、「GREAT VOYAGE ’09 in TOKYO ~Mitsuharu Misawa, always in our hearts~」
090613、試合中、リング上で亡くなった三沢光晴(みさわみつはる)選手の追悼大会です。

私は、3~4年ぶりのノア参戦でした。

ところで、以前、三沢選手が所属した全日本プロレスがあります。
ファンは「全日(ぜんにち)」と言いますね。
こちらには、数え切れないほど参戦しています。

三沢選手がタイガーマスクの覆面を脱いで、初のbig match。
900608の日本武道館「三沢光晴VSジャンボ鶴田」。
これ以降の全日武道館には、ほとんど参戦していると思います。

それ以前からも、全日はずっと好きだったのですが・・・。
三沢選手の全盛期は、特に魅了されっぱなしでしたね。

その理由は、観客のために・・・。
これ以上ないと思うほどの激しい闘いをしていたからです。
それは、観客の想像を完全に超えていました。

プロレスは、対戦相手との闘いではなく・・・。
究極的には、観客との闘いですから。

観客が「凄かった、感動した、また来よう!」となれば・・・。
プロレスラーの勝ちです。

すべての格闘技は、相手の技を受けないで勝つことを目指します。
自分が無傷で勝利すれば、イチバンよいわけですね。
観客のことを考えながら闘うことは、あまりありません。

プロレスは、格闘技とは全く逆の発想のものです。
プロレスは、相手の技を受けることから始まります。
観客を、どうしたら盛り上げられるか考えながら闘います。

相手の技を受けることで、夢が生まれるわけです。
「こんな技が決まったらいいな~」
そんな“夢”の部分が、プロレスは大きいですね。

ただこれでは、プロレスは真の格闘技とは言えませんよね。
純粋に「勝ち・負け」を競っていないことは明白です。
では、プロレスとは何なのか?

プロレスは、このように定義されています。
「プロレスはプロレスであり、他に比類なきもの」
スポーツ、格闘技、ショー・・・どのジャンルにも属さないわけです。

ただし、危険の度合いは他のジャンルに勝るでしょう。
三沢選手の言葉が、雑誌『Number PLUS』に載っています。
「命を削るとか、そんな生易しいものじゃない。死と隣り合わせでやっているんだ」

重い・・・重い言葉ですね。
本当にその通りになってしまいました(涙)。
こんなものは、他にありませんよね。

そんなプロレスが、今日は何を見せるのか?

・・・次回、メインエベントの「潮崎豪VS齋藤彰俊」。

コメント
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