昔話「かさじぞう」の、隠れた真の意味とは?
それは、「人生において、失敗するということは、新しいものの見方ができるチャンス」ということでしょう。
今、成功している人だって、たくさんの失敗の上に成功があるのだと思います。
成功している人は、失敗したままにしなかったのです。
失敗したときに、新しいものの見方を学んで、さらに努力して、行動して・・・。
だから、成功にたどり着いたのでしょう。
サスガ金八先生。
台本通りだとは思いますが、なかなか印象深いよい話でした~。
でも・・・とりあえず、ツッコミ入れてもいいですか?
絵本によって微妙に違うとは思いますが・・・。
ある絵本では「町をはずれ、とちゅうの野原までやって来ると、おじいさんはおじぞうさまをみつけました」とあります。
別に、行きに無視して、帰りに気がついたという確証はなさそうな感じです。
どこかの野原に、おじぞうさまはいたようですな~。
さらに、ツッコミを入れてもいいですか?
これも絵本によって微妙に違うとは思いますが、町へ行くときは雪が降っていない。
帰りは雪が降っていて、かわいそうだったから、かさをかぶせた。
そんな考えもできるのですが、どうでしょうか。
まあ、「かさじぞう」のおじいさんは、かなりよい人だと思います。
かさが売れないと「おばあさんがガッカリするだろうな」と考えました。
おじぞうさまにかぶせる、かさが足らないと、自分の手ぬぐいをかぶせました。
おじぞうさまの贈り物を、村のみんなと分け合って食べました。
「儲けてやろう」などという野心は、これっぽっちもなさそうなのです。
最低限、お正月に自分達の食べるものが欲しかっただけだと思います。
「かさじぞう」の話は・・・。
「よいことをすれば、よいことが返ってくる」
「他人をいたわる心を持とう」
・・・ということなのだろうと思います。
でも、後付の理論だとしても、金八先生が言うとサマになります。
それに、人生、失敗したら終わりということはありません。
もし、何かうまくいかないことがあれば、「かさじぞう」を思い出しましょう。
そこで、新しいものの見方ができるかもしれませんね。