◆◇◆『一生折れない自信のつくり方』青木仁志〔あおき・さとし〕著(アチーブメント出版)◆◇◆
人は誰でもよくなれます。人生はどこからでもやり直せます!
はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。
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②自分の理想を追求する
うまくいかないことを環境や周りのせいにしていないか?
不平や不満ばかりを口にしていないか?
すべての源は自分自身にある。
思い当たるところがあれば、さっそく改める努力をしてみよう。
そして、人から認められることを望む人生よりも・・・。
自分から人を認める人生を生きてほしい。
「信じているのに、信じられていない」のではなく。
「愛しているのに、愛されない」のでもなく。
自分が周りの人を信じる、愛すること。
そして、人から信頼され、愛されるような人間を目指す。
● 相手にどう思われるかではなく、自分が役に立つ人間になる
● 相手が信じてくれるからではなく、自分から相手を信じる
こうした生き方は、報われないように思えるかもしれない。
実践するのは難しいものだ。
しかし、努力を重ねた結果・・・。
成長という一番大きな果実を手にするのは、あなた自身だ。
相手ではなく、自分の理想とする人間を目指すこと。
これが、あなたの自己イメージを高め、自信を形成する。
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「うまくいかないことを周りのせいにしている」
教室でも目にすることがありますね。
ある子どもは、スポーツの試合(トーナメント戦)で・・・。
「相手が強かったから負けた」とのこと。
トーナメントで戦っていれば・・・。
勝ち進むたびに相手が強くなっていくのは当然のことです★
話を聞いていると、原因は相手にあり・・・。
自分にはないとしているように聞こえました。
そうではなく・・・。
● 自分のここが足りなかった
● 自分のここを強化するべきだ
● 次回はこう戦いたい
・・・という自分の理想がほしいところですね。
またある子どもは、「友だちができない」とのこと。
話を聞いていると、相手に求めることが多く・・・。
自分が与えることが少ないように聞こえました。
しかも、友だちがほしいわりには、他人に対する批判が多いのです。
「自分が批判されたから、言い返しているだけ」とのことですが。
それを繰り返していると・・・。
「あの子、この前○○の悪口を言っていたよ」と噂になるでしょう。
そんな子どもに、友だちはできにくいですよね★
相手から、どのようなことを言われたとしても・・・。
同じ土俵に乗ってしまっては、批判してきた子どもと同じです。
相手に対して、常に親切に接していくことを心掛けることでしょうね。
不平・不満を口にしている子どもは、自分に自信がないように見えます。
自分に自信がないので、環境や周りのせいにする。
そして「自分は悪くない」と安心しようとしているのでしょうね。
環境や周りのせいにすることなく・・・。
自分の理想とする人間を目指してほしいです☆
「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」
(井上靖〔いのうえ・やすし〕 日本の小説家 文化功労者、文化勲章受章)
・・・次回へ続く。
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