◆◇◆『一生折れない自信のつくり方』青木仁志〔あおき・さとし〕著(アチーブメント出版)◆◇◆
人は誰でもよくなれます。人生はどこからでもやり直せます!
はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。
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③自分に正しい評価をする。他人と比べない
自信をつけるには・・・。
「勝つ」ことよりも「強くなる」ことを考えること。
イソップ童話に有名な『ウサギとカメ』の話がある。
なぜ、ウサギはカメに負けてしまったのか?
私は次のように考える。
ウサギは、カメと自分を比べて自分の能力に慢心してしまった。
ところが、カメは自分のゴールだけをずっと見続けた。
カメはウサギに勝つことよりも・・・。
自分の目標を、どうしたら遂げられるのかということだけを考え続けた。
だから、カメは勝つことができた。
もし、周りの優秀な人を見て落ち込みそうになったときは・・・。
ウサギではなく、カメの生き方を思い出してほしい。
今のあなたに必要なのは「勝つ」ことではなく、「強くなる」ことだ。
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勉強については、人と比べることは必要ありません。
人に勝ったときの優越感、人に負けたときの劣等感。
他人と比べない限り、自分を評価できないのでしょうか?
それでは、あまりにも寂し過ぎるという気がします。
そもそも勉強について戦う相手は、他人ではありませんよ。
第1の相手は、問題そのものでしょう。
定期テストや模擬テスト、入試ならば・・・。
問題をよく研究して、解いて、打ち勝つことが必要でしょうね。
第2の相手は、自分自身です。
中学生の模擬テストや定期テストならば、偏差値や学年順位が出ます。
前回の偏差値や学年順位から、今回のものは上がりましたか?
上がったときに、自分を評価してあげればよいのだと思います。
人にではなく、問題に勝つ、自分に勝つ・・・。
これは、自分が強くなることと同じだと思います。
ただし、偏差値や順位は・・・。
ずっと右肩上がりというわけにはいかないことがほとんどです★
現在の状態をキープしていれば、頑張っていると評価できます。
1回下がったとしても、そこであきらめない、投げ出さないことです。
長期的に見て、自分なりに上がっていけばよいと思います☆
「人と比較をして劣っているといっても、決して恥ずることではない。けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである」
(松下幸之助〔まつした・こうのすけ〕 日本の実業家、発明家 松下電器創業者)
・・・次回へ続く。
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