写真は、さいたまスーパーアリーナ前、けやき広場の「ハッスル神社」。
071231、さいアリの「大みそかハッスル祭り2007」に参戦。
「ハッスル」の公式HPは、↓をクリック。
http://www.hustlehustle.com/
“ファイティング・オペラ”、“スポーツ・エンタテインメント”・・・。
「プロレス」から脱却し、新しいshowを目指す「ハッスル」。
今までの歴史になかった、プロレス(と定義)の大みそか中継も獲得。
純然たる勝負、どちらが強い? どちらが勝つ?・・・。
これらはここ数年、格闘技の専売特許となっている。
プロレスは、新しい価値観を生み出さなければならない。
そこで、今イチバン新しいことができる可能性があるのが「ハッスル」。
ギミック満載の派手な演出とストーリーで、観客を楽しませる。
最大のテーマは、観客と選手が「ハッスルできるか?」。
プロレスラーが普通にプロレスをやっていても、もう世間には届かない。
そこで、「ハッスル」がとった戦略とは・・・。
芸能人や、お笑い芸人をリングに上げることだった。
041224の後楽園より、タレントのインリン・オブ・ジョイトイが参戦。
以降、実際に「インリン様」として試合に出場している。
051103の横アリ「ハッスル・マニア2005」では、和泉元彌が1度切りの参戦。
この試合が連日ワイドショーなどで報道され、「ハッスル」がブレイク。
さらに同日の横アリに、お笑い芸人のHGがエースとして参戦。
学生プロレス出身者らしい、プロ顔負けの見事なmoveをみせる。
他にも、元野球選手のクロマティ、芸能人のカイヤ、アイドルの海川ひとみ・・・。
こちらは、実際に試合をしている。
お笑い系では、小島よしお、オリエンタルラジオ、藤崎マーケット・・・。
試合はしないまでも、多くのお笑い芸人やタレントが出演した。
知名度のある人間を起用して、「ハッスル」の知名度を上げていこう。
芸能人目当ての観客を、「ハッスル」の世界に引き込んでいこう。
そしてプロレスの復権を・・・そんな戦略にもみえる。
そして、ついに大晦日の興行と、同日のテレビ中継が実現。
「プロレスの進化型」を、大晦日に見せつけることはできるのか?
このチャンスに「ハッスル」は、世間に対してどのように届いたのか?
・・・次回へ続く。