写真は、100701、中3数学の授業です。
中3は、前日(100630)に修学旅行から帰ってきました。
お疲れさま~。
それで、期末テストまで、あと4日です。
なかなか厳しいスケジュールかもしれませんが★
篠津中、昨年度の問題を、集団指導(授業)にて解いています。
写真左は、切り株の問題です。
問題「直径20cmの丸太から角材を作りたい。切り口ができるだけ大きな正方形になるようにするとき、角材の1辺の長さは何cmになりますか」
まず、正方形の対角線に補助線を引きましょう。
この対角線の長さは、モチロン20cmです。
角材をひし形と考えてもよいですね。
ひし形の公式は「対角線×対角線×1/2」です。
ひし形の面積は「20×20×1/2=200」となります。
写真は、三角形が2つあるという考え方です。
三角形の公式は「底辺×高さ×1/2」です。
三角形ひとつの面積は「20×10×1/2=100」となります。
これが2つなので、「100×2個=200」ですね。
さて、正方形の面積が200平方cmと求まりました。
この1辺の長さは、何cmですか?
中3ならわかりますよね、モチロン√200(cm)です。
でも、√200のままでは、正解ではありません。
√の中は、できる限りカンタンにする決まりがあります。
素因数分解すると、10√2(cm)となります。
それほど難しくないと思います。
さて、写真右の問題です。
問題「斜線の部分の面積を求めなさい。ただし、ABは3つの円の中心を通るものとする。また、解答は因数分解された形で答えなさい」
中3になっても「オバケ」が出ましたね。
「ヒトダマ」という場合もありますよ。
小5で勉強したオバケの面積を、文字で表すだけです。
手間はかかりますが、小5の算数よりもラクですよ~♪
なにせ、円周率の「3.14」が出てきませんからね。
それに伴う、複雑な小数の計算もありません。
これで「面倒」と言っていたら、小5に怒られますよ★
まず、大きい円の半分を求めます。
次に、中くらいの円の半分を求めます。
あと、小さい円の半分を求めます。
ラストは、「大の半円+中の半円-小の半円」とすれば終わりです。
文字が似たようなものばかりなので、見間違えに注意です。
ちなみに、ほとんど同じ問題が、一昨年にも出題されています。
今年度で、3年連続出題なるか?
この図形2問は、比較的カンタンだと思います。
難しい問題が、他に1問ありましたね。
これも、この時間の授業のときに説明しました。
中3、1学期の数学は、けっこう高得点のチャンスだと思います。
自分の精一杯で、一生懸命解答してみてください。
期待しています☆