ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『もっと効率的に勉強する技術!』レポ(2)

2008-02-28 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『もっと効率的に勉強する技術!』高島徹治(すばる舎)より◆◇◆

「勉強量」よりも「学び方」で大きな差がついていた!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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その日のおさらいを就寝前にサッとするだけ

就寝前は1日の仕事や勉強を終えて、疲れがドッと出る時間。
目を開けているのもやっと、という人もいるかもしれません。

でも、寝るのは1分間だけ待ってください。
そう、たったの1分間だけ。
就寝前に、その日のおさらいをしておくと、寝ている間に、脳がきちんと学習内容を整理して、記憶の貯蔵庫に入れてくれます。

では、その1分間で何をやればいいのか、二つの方法を教えましょう。
一つ目は、その日に勉強したことに、サッと目を通すことです。
もし、その日の勉強が、参考書を使ったものでしたら、勉強したページの中に記されているマーキングの箇所だけを、大急ぎで目を走らせてください。

二つ目は、1分間を「目次勉強法」にあてる方法です。
目次を読むことで、勉強の概要や、章の成り立ちを大雑把に理解していきます。
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子どもの睡眠が不足すると、大脳の機能はよく働きません。
その結果、気分もよくなく、やる気も出ず、行動が生まれにくくなります★

睡眠が充分にとれていると、大脳の機能はよく働きます。
その結果、気分もよく、やる気が出て、よい行動が生まれやすくなります☆

また、睡眠時間だけなく、睡眠の時間帯にも注意しましょう。
子どもの就寝時間が午前0時を過ぎると、次の日にイライラ感が残るようです。

昼寝をして就寝時間が遅いと、さらに不安傾向や、抑うつ傾向が強くなることがあるようです。
心身の疲労感も、就寝時間の遅い大人よりも高くなるそうです。
小中学生では、「イライラ」で大人より高くなります。

中高生では「気力減退」「不安」「意欲低下」「抑うつ」で大人よりも高くなっています。
大人が遅く寝ることと、子どもが遅く寝ることでは、受ける影響が違うようですね★

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過去問題集を解く時間をとにかく増やそう

基礎知識を身につけるうえで、わかりやすい参考書は大変重宝します。

ただし、出題傾向に対応するためには、過去問題演習に力を入れて、難しい用語や表現の仕方についても十分に慣れておくことが不可欠です。
ふつう、参考書の理解学習、記憶学習には、全勉強時間の3分の2程度を当て、問題集による勉強には3分の1を当てる黄金比率が、バランスの取れた時間配分です。

しかし、この場合には、その割合を半分、もしくは半分くらいにしないと、1回では合格できないでしょう。
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やはり、入試前は、その中学・高校の過去問を勉強することが第一ですね。
今までは、その過去問を解くための知識を教わり・・・。
その知識を使って練習を繰り返してきたと思います。

あとは、過去問を解く時間を、3分の2以上にするとよいと思います。
あとの3分の1は、わからないところを教わることや、できなかった分野の復習です。
もう、まず教わる(まず導入してもらう)という段階は過ぎています。

入試問題の過去問は、繰り返し2~3回は解きましょう。
ランダム性のある問題だけを勉強していると、内容が深化していきません。
公立高校入試の場合なら、入試前の1~2ヶ月で大丈夫だと思います。

過去問を解くメリットとして、1つ目は・・・。

その高校の入試問題の量、質、傾向を身体で覚えられるからですね。
できなかった分野の問題は、どうしましょうか?
そのつどテキストなどに戻って、やり直し、復習することです。

過去問を(2~3回)解くメリットして、2つ目は・・・。

「しっかり解ける」とイメージトレーニングができることですね。
「できない、できない」という思いのまま本番に臨むと・・・。
その通りの、できない方向に進んでしまいます★

「あれだけできたんだから」という気分で入試に臨みましょう☆

・・・次回ラスト。

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