ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

小中高で「保健室登校」増加中(3)

2008-07-18 | 教室日記

さて、小学生と高校生よりも「保健室登校」の多い中学生です。
なにか理由があるのでしょうか?
080622の新聞に、根拠となるネタが載っていましたよ。

その記事は「『中1ギャップ』って何?」というものです。
カンタンに言うと「中1になると、学校になじめない」という感じです。

以下、この記事をまとめていきましょう。

「中1ギャップ」とは、思春期の環境変化への戸惑いのことです。
小学校から中学校に進学すると、急に環境が変わりますよね。
たとえば・・・。

別の小学校から来た子どもがクラスメイトになる
教科ごとに先生が代わる
部活で、先輩に敬語を使う

ちょうど多感な時期です。
このような環境の変化に、なじめない子どもがいます。
小6から中1は、不登校の子どもの人数も急激に伸びています。

「中1ギャップ」にかかる子どもには、2つのタイプがあります。

喪失不安増大型
自己発揮機会喪失ストレス蓄積型

この2つのように呼ばれています。

まず「喪失不安増大型」についてです。

自分の気持ちが、うまく伝えられない・・・。
または、そのような人に見られてしまうタイプです。
小学校の友達や先生と別れて、不安になってしまうようです。

次に「自己発揮機会喪失ストレス蓄積型」についてです。

小学校のときに、勉強や運動ができたタイプ・・・。
リーダーシップをとっていた、人気者のタイプにみられます。
中学に入ると、思うように力を発揮できないようです。

そうすると、さびしくなってしまうんですね。

記事には、以上のように書いてありました。

私の場合、幸運にも「中1ギャップ」を感じた記憶がありませんね。
部活の先輩を「○○先輩」と呼ぶのが、最初少し違和感あったくらいで★
教科ごとに先生が代わるのも、けっこうオモロ~な感じでした♪

これは、私が小学生の頃・・・。
違う学年の子どもと遊ぶことが多かったからでしょうか?

空き地で、近所のイロイロな学年の子どもが集まって・・・。
いつもゴムボールで野球をしていた記憶があります。
まあ、今よりは平和で呑気な時代だったような気がします★

私のことはともかく・・・。
このように「中1ギャップ」が存在します。
どのような対策をとったらよいのでしょうか?

・・・それは次回へ。

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