◆◇◆『「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法』小林公夫(こばやしきみお)著(PHP新書)より◆◇◆
子どもの人生を肯定する親は子どもを伸ばす。
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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⑤ガミガミ言わず、時間をとってじっくりと
最近わかってきたのですが、子供が言うことを聞かないとき、腹を立ててガミガミと怒っても効果はありません。
「何やってるの!」「コラーッ!」と威圧感を与えたところで、なぜいけなかったのか子供は不思議と理解しておらず、効果が無いどころか、逆に親子の信頼関係にダメージを与えるように感じます。
では、どうしたら効果が得られるのでしょうか?
たとえば別の日、別の場所で親子ともに落ち着いている状況で時間をとって話すのです。
我が家の場合は、たまにセッティングする「私が娘たちの面倒をみる担当日」に一緒に外出をし、そんなときにじっくりと彼女たちと向き合うようにしています。
外出といってもレパートリーの少ない父親ですから、近くの街の本屋さんや公園に付き合わせる程度ですが。
その帰り道にどこかのお店(主にマクドナルドやケンタッキーですが)に入って、軽い昼食をとりながら娘とじっくり話をします。
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オトナが腹を立てて、子どもに対して何か言うときがあります。
基本的には、一方的にガミガミ言ってしまうことが多いでしょう。
私も若い頃ほどではありませんが・・・。
その瞬間だけ威圧感を与えて終わりになることがありますね★
この言い方は、その瞬間に効果があっても、長く効果はありません。
オトナは正しいことを言っているつもりでも・・・。
子どもはそれを理解していないかもしれません。
これが重なると、子どもはいつもガミガミ言われているだけ・・・。
また、怒られているだけという感覚になるでしょう。
嫌な気持ちや反発する気持ちが生まれるでしょうね★
子どもは、そんなオトナの言うことを聞かなくなるでしょう。
「ああ、また何か言ってるなあ・・・」という感じです。
私も経験ありますが・・・。
本当に伝えたいことは落ち着いて話すことですね。
腹が立ったときほど、こちらは冷静になることが必要です。
そのときは、一方的にならないように気を付けます。
「あのなあ、私はこうこう思って、こうこう言っているんだけど、そう思わないかなあ? どう思う?」
・・・こんな感じですね。
不思議とそのほうが、子どもにも伝わるようですよ☆