写真は、211111、中3数学の授業です。
211119の新聞記事に、「新規感染1人 昨年6月以来」がありました。
211118、埼玉県の新型コロナ新規感染者数は1人です。
2021年では最も少なくて、県内1人は200617以来。
このところ、埼玉県は新規感染者数1ケタがめずらしくありません。
いや~、本当によかったです♪
このまま、2021年からの冬を越えられるといいのですが。
どうも外国では、まだまだ収まっていませんよね。
日本と近いアジアの国なども収まっていないところも。
ワクチンも、高い割合で接種していると思うのですが・・・?
ちなみに、日本ではデルタ株の前から、つまりワクチン接種の前から・・・。
感染者は、2ヵ月くらいでMAXになって、2ヵ月くらいでminになると。
それを、4回ほど繰り返してきたと思います。
これを、どうみるのか・・・?
さて、埼玉県白岡市・篠津中、第3回定期テストが迫りましたね。
211125&211126です。
2週間前からテスト範囲に戻って勉強しています。
過去問から問題を見てみましょう。
問題「図の△ABCは、AB=AC=2cmの二等辺三角形である。∠ABCの二等分線と辺ACとの交点をDとする。このとき、AD=BD=BCとなった。各問に答えなさい」
①∠BACの大きさを求めなさい。
②BCの長さを求めなさい。
学校の定期テストには、これと同じ図形をよく見ますね。
問題は、その時期、その学年によって違うのですが・・・。
出題されやすい図形だと思います。
この問題は、難しいほうですね。
なぜなら、角度なんて、どこにも書いていないからです。
また辺の長さも2cmという、ひとつしか書いてありません。
情報が少ない・・・★
そんなときは、どんなに眺めていても解けませんよ。
何かを「xとする」ということが必要になります。
自分でこれを考えなければならないので、難しいほうの問題かと。
それでは、解答を一緒に見ていきましょう。
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①∠BACの大きさは?
まず、∠BACをx°とします。
そうすると、初めて先に進めますよ~。
△ABDは二等辺三角形なので、∠ABDもx°です。
そうすると、∠ABCの二等分線のひとつ、∠DBCもx°です。
△ABCの∠ABCが2x°になったわけですから・・・。
△ABCの∠ACBも2x°となります。
小さい三角形、△BDCも二等辺三角形なので・・・。
∠BDCも2x°となります。
あとは、△ABCの内角をすべて足したら180°という方程式を作ります。
→ x+x+x+2x=180
5x=180
x=36
答えは、「36°」です。
②BCの長さは?
まず、BCをxcmとします。
そうすると、初めて先に進めますよ~。
下の写真にあるように、ドンドン長さが確定していきます。
それを、大きい三角形、小さい三角形に書き込んでいきましょう。
あとは、「大:小=大:小」の比と比の値の式を作ります。
→ 2:x=x:(2-x)
x2乗=2(2-x)
x2乗=4-2x
x2乗+2x=4
x2乗+2x+1=4+1
(x+1)2乗=5
x+1=±√5
x=-1±√5
答えは2つ出ましたが、マイナスの長さというのはないので・・・。
答えは、「(-1+√5)cm」です。
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他の書き方でも大丈夫です。
私は、子どもに伝わりやすいと思う書き方で書いてあります。
↑確認してみてくださいね。
私が、いつも子どもに言っているのは・・・。
「とにかく、図を同じ向きでかき抜きなさい」ということです。
写真では、小さい三角形、△BDCがそれにあたります。
同じ向きで並べてかけば、対応する辺と角がわかりやすいです。
あとは、「大:小=大:小」など、比と比の値を使えばいいのです。
図を同じ向きでかき抜けば、あまり間違えることはない。
それをしないで、それを面倒がって・・・。
頭の中で、辺と辺、角と角の対応を作ろうとする子どももいます。
そうすると、けっこうな確率で間違えるような★
とにかく、図をかき抜いて、わかる情報をすべて書き込むこと。
一手間かけることで、正解に近づきます。
まあ、私の場合は、一手間かけないと解けませんが。
さて、中学校の調査書は、高校入試の合否判断に使われますが・・・。
使われるのは、中3、2学期の成績までです。
特に、埼玉県公立高校入試で使われますよ。
そして、第3回定期テスト(2学期期末テスト)は・・・。
2学期最後の大きいテストです。
ここは、必ず取っておく必要がありますよ。
埼玉県公立各高校によって、選抜基準が決められています。
例えば、伊奈学園総合高校の調査書(内申点)の扱いは・・・。
「1:1:3」です。
これは、調査書に書いてある9教科、5段階の成績を・・・。
中1は1倍、中2も1倍、中3だけ3倍にするということ。
中1と中2では・・・。
調査書5段階に差があっても、それほど問題ありません。
9教科を足し算して「30」でも「36」でも。
でも、中3では、「30」の子どもは「90」にしかなりませんが・・・。
オール4の「36」取った子どもは、「108」にド~ンと上がります♪
公立高校入試前に、「持ち点」で差がついてしまうわけです。
学力検査の得点と内申点での公立高校合否データを見ると・・・。
学力検査の得点は同じでも、合格と不合格に分かれることがあります。
その場合は、内申点で差が付いていることがほとんどです。
中3では、中1、中2以上に全力を尽くすことですね。
もちろん、内申点を思うように取れていなければ・・・。
実際の学力検査の点数を多く取ればいいのです。
あとは、実際の学力で勝負するということになりますよ。
合格への道は、1本ではありません。
● 内申点で勝負するのか?
● 当日の学力検査の点数で勝負するのか?
ただし、学力上位の公立高校を狙うのなら、両方必要です。
できる子どもは、中1、中2から内申点を取っているものです。
内申点は、よくて当たり前となっていることが多いです。
だから、中1、中2の学校の成績でイマイチの子どもが・・・。
仮に中3で、できる子どもに追いついたとします。
それでも中1、中2の内申点では、負けていることになります。
それは、できる子どもと同じ志望校では、難しいということかも。
「持ち点」で、すでに負けているということで。
学力上位校を狙う子どもは、当日の学力検査の点数も取りますからね。
「勉強は、中3になってから本格的に・・・」
志望校にもよりますが、これでは遅いかもしれません。
できる子どもほど、中1、もしくは小学校高学年から本格的ですよ☆
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