120505の新聞記事に「小学生の1日の平均勉強時間」がありました。
前回のブログ記事で紹介しましたよ。
さて、今度は、お母さんについてのアンケートです。
矢印の前が2007年、後ろが2011年です。
◆ 「できるだけいい大学に入れるよう、子どもに成績を上げてほしい」
● 小3~小6 20% → 27%
● 中学生全体 29% → 33%
増えた理由としては、「背景に経済への不安」がありました。
「いい大学に入ると、いい就職をして経済的に豊かになる」
このような考え方は、まだまだ根強いのだと思います。
もちろん、基本的には正しい考え方だと思います。
学生さんは、仕事をして成果を出しているわけではありませんから。
企業は、勉強にて成果を出した人に可能性を感じるでしょう。
勉強で成果を出した人は・・・。
● 努力する力
● 工夫する力
● 耐える力
● 続ける力
● 自分を客観的に見られる力
・・・もっとありますが、これらが備わっている可能性が高い。
しかも、学問についての知識があるわけですから。
大学の新卒の段階では、「いい大学」というのは評価が高いはずです。
もちろん、仕事が始まれば、仕事のでき次第ですけどね★
でも、上の5つの力は、仕事をするときでも使える力ですよ♪
さて111007に、これらを裏付けるような講演会を聴きました。
ある私立中学校・高校が、学校説明会と同時開催してくれました。
塾で仕事をする人間にも勉強になる内容でしたよ。
演題は「難関大が穴場? 震災で激変する大学入試と伸びる学校」。
実際に数字の出ている講演会の資料から見ると・・・。
MARCHからの就職率、就職先がよいという結果が出ています。
就職先は、一般的に「名のある企業」という意味で。
MARCH(マーチ)とは・・・。
「明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大」のことです。
頭文字を取っているのですね。
MARCHは、私立大学の「難関校」と呼ばれます。
私立大学では、「最難関校」の「早慶上智」に次ぐ学力が必要です。
資料には、公務員や教員になるなら国公立大もよいとあります。
学費の面からも、国公立大の人気は上がっています。
つまり、学力の高い学生さんが集まる可能性が高くなりますね。
国公立大は、科目数を増やし、幅広く勉強する必要があります。
「勉強(する・できる)」→「いい大学」→「経済力」
これで、つながってきましたね。
もちろん、教科の勉強だけしていればいいということはありません。
色々な「よい経験」なども大切だと思います。
最近では、仕事につながる資格なども重要視されている感じです。
算数などの続き物については特に・・・。
非受験の小学生でも、やはり小5から勉強しておくとよいです。
これは「学校+α」で、ということですよ。
小学生の高学年から、「学校+α」で勉強しておいて・・・。
経済的な面でも、理想の人生に近づいてほしいです☆
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