写真は、070619、小学生漢検5級&国語読解の授業です。
070630の新聞に『「漢字好き」続々』の記事がありました。
●「漢字検定」の申込は、年間260万人を超える
●漢字書き取りの携帯ゲームは大ヒット
●書店には、漢字にまつわる本が並ぶ
最近、確かに「漢字」についてのネタをよく見ますよね。
この理由は、パソコンに慣れてしまった現代にあるのかもしれません。
実際に、手書きでは漢字が書けなくなってきていますからね。
「まずいなあ、昔はもっと漢字がスラスラ書けたのになあ~・・・」
それが、最近の「漢字ブーム」につながったのでしょうか?
逆に、「漢字はパソコンに救われた」という意見もあるようです。
複雑で覚えにくく面倒な漢字が、現代でも残っているのは、パソコンのおかげということです。
パソコンで変換してくれるから、キチッと漢字を使おうという意識ですね。
書類がすべて手書きで、パソコンがない世の中だったら・・・。
「漢字を調べるくらいなら、ひらがなでもいいので、早く書類を仕上げろ!」
・・・会社などでは、そんなことがあったかもしれません。
どちらにしても、学生さんはイロイロ勉強して、知識を増やしておくときですよね。
学生時代なら、じっくり漢字の練習ができるでしょう。
将来、手書きが消滅することはないはずです。
すぐにその場で難しい漢字が書ける、知っているというのは自分の武器になりますよ☆
・・・さて、授業に戻りましょう。
アビットでは、漢検5級と小5程度の国語文章読解をセットで勉強しています。
今回出てきた、漢検の四字熟語。
まず、その意味を説明しています。
オトナはなんとなく知っていても・・・。
子どもは聞いたことがないというのが一般的です。
自己負担
仮装行列
反骨精神
保守政党
比較検討
全部書け!ということではなく・・・。
4文字の中の、1文字だけ漢字に直しなさいという問題です。
でも、練習するときは、4文字を書きながら練習するのがよいでしょうな~。
また、国語文章読解に出てくる難しい言葉も事前に教えます。
今回は、「効率」と「能率的」です。
普段見ていて、意味はなんとなくわかりますが・・・。
改めて、小5に教えるときは、なるべくカンタンに説明します。
漢検には、部首の問題も多く出てきます。
ちなみに、今回の篠津中・中1期末テストは・・・。
漢字の部首の問題がありましたね。
オトナになると、「単純記憶」は苦手になります。
理論や理屈を気にするようになるのですね。
でも、小学生の内は、まだ単純記憶は得意です。
白紙の部分が多いので、覚えやすいようです。
漢字の部首なんて、小学生の頃がイチバン入りやすそうですね♪
ところで、漢検5級の程度ですが・・・。
小学校6年生修了程度・1006字となります。
次の漢検の試験は、10月です。
検定モノは、中学校の調査書にも記録が書かれます(級による)。
勉強して取れそうなものは、チャレンジしてみましょう。
非受験小学生にも目標を持ってもらい、勉強のやる気を出したいものですね。
検定モノに合格したり、資格を取ったりするのは、ウレシイものです♪
一度それを味わうと、勉強のやる気もアップすると思いますよ☆