子どもの読書について考えてみましょう。
子どもの国語力については、読書は大きいと思います。
よく「本を読みなさい!」ということを言う人がいますよね。
学校や塾の先生が多いでしょうか。
本を読むと、何がいいのかというと・・・。
● 文章を読み取る力がつく
● 語彙力が増す
● 情景を思い浮かべる想像力がつく
・・・ほとんど、よいことばかりのような気がします。
テレビゲームと比べても、読書のよいところが際立ちます。
ゲームは「受動的(受身)」な要素が強いですからね。
画面に合わせて、指を動かしているだけという感じで。
ゲームで遊んでいるのか、ゲームに遊ばれているのか?
時々、わからなくなることがあるかもしれません★
ゲームが楽しいのは知っていますが、やりすぎ注意ですね。
その点、読書は「能動的」な要素が強いと思います。
なにも動かない文字を、落ち着いてじっくり読みますよね。
けっこうな忍耐や集中力がないと、できないかもしれません。
「ウチの子は本を読まない。何を読ませたらいいかわからない」
保護者の方は、こんなことを思うかもしれませんね。
子どもに興味がない分厚い本を与えても、難しそうですよね★
でも、子どもが興味あるジャンルの本なら食いつくかも?
たとえば、私だったらプロレス・格闘技や音楽が好きです。
だったら『アントニオ猪木自伝』は興味ありますよね。
実際にあって分厚いのですが、興味をもって読むことができます。
● サッカーが好きなら、サッカー選手の自伝
● 野球が好きなら、イチローについての書籍
● 音楽が好きなら、その歌手に関する本
・・・イロイロ考えられますよね。
そして、重要な点がひとつ。
保護者の方が本を読まないのに・・・。
子どもに「読め!」はどうでしょうか?
40代で、1ヶ月に読む本が「0冊」の人は、24.5%もいます★
これだと、子どもにも読書を勧めていないかも?
もしくは、これで「読め!」というのは、説得力がないかも?
子どもの意識は、保護者の方によって作られることが多いですよ。
やっぱり、イチバン身近で一緒にいる時間の長いオトナですから。
オトナの言動を、子どもはマネしがちですよね。
そのオトナが、「本は楽しいよ!」と自分も読んでいれば・・・。
子どもにも、けっこう効果があると思うのですが。
子どもは「オトナの鏡」になるかもしれませんね。
・・・次回は、子どもの頃の読書体験について。