ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中1数学 篠津中、第1回定期テスト対策 必ず負の数になるのは

2022-07-02 | 本日の授業

写真は、220623、中1数学の授業です。

220701の新聞記事に「29都府県 前週上回る」がありました。

「感染 大都市圏中心に拡大」ともあります。

220630、国内の新規感染者数は、23447人。
前週の同じ曜日(220623)よりも6773人も多く・・・。
10日連続で前週を上回ったとのこと。

オミクロン株の変異系統「BA.5」は、感染パワーが強いのか・・・。

220630、埼玉県の新規感染者数は、1172人。
前日の220629から1025人でした。
2日連続で1000人を超えるのは、久々か?

6月の初めは、300人台まで減って喜んでいたのですが・・・。

新型コロナ感染は「落ち着いてきた」なんていうことはなさそうです。
引き続き、基本的な感染防止対策をしたいですね。
主に私が気にしているのは、マスクくらいですが・・・。

さて、埼玉県白岡市・篠津中、第1回定期テストが迫りましたね。
全学年、220623&220624です。
2週間前からテスト範囲に戻って勉強しています。

過去問より、「必ず負の数になるのは」の問題を解説しています。

問題「ア、□+□  イ、□-□  ウ、□×□  エ、□÷□  ア~エについて、□にどんな負の数を入れても、計算すると必ず負の数になるのはどれですか」

これと同じ問題は、春期講習で勉強しました。
それ以来なので、2ヵ月半ぶりくらいでしょうか。
覚えているかな~。

「負の数」は、モチロン、実際の負の数を勝手に決めてノー問題です。
なるべくカンタンな負の数を決めましょう。
私は、よく「-2」とか「-3」あたりを使いますよ。

そして、負の数は1回目に決めたものを入れただけでは・・・。
まだ、どうなるかわからないのです。

2回目に決めたもの・・・。
これは絶対値を入れ替えたものを入れてみましょう。

それでは、解説を一緒に見ていきましょう。

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まず、負の数を「-3」と「-2」と決めます。

ア~エの式に代入して、答えを出してみます。

ア、-3+(-2)=-5
イ、-3-(-2)=-3+(+2)=-1
ウ、-3×(-2)=6
エ、-3÷(-2)= 3/2

これを見ると、アとイが負の数になりますが・・・。
この問題を間違える子どもは、ここでやめてしまっているのでは?

絶対値を入れ替えたものも代入してみますよ。

次に、負の数を「-2」と「-3」と決めます。

ア~エの式に代入して、答えを出してみます。

ア、-2+(-3)=-5
イ、-2-(-3)=-2+(+3)=1
ウ、-2×(-3)=6
エ、-2÷(-3)= 2/3

これを見ると、アが負の数になります。

どんな負の数を入れても、計算すると必ず負の数になるのは「ア」です。
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これとまったく同じ書き方でなくても大丈夫です。

↑確認してみてくださいね。

さて、中1は中学受験をしていない限り・・・。
勉強については、今までノンビリ過ごしてきましたよね。
でも、中学生になると、そうノンビリできなくなるかなと思います。

なぜなら、定期テストでは自分の「学年順位」が出ますからね。
基本、3教科、5教科、7教科などで出て、教科ごとにも出ると思います。
ここで、学年内の自分の位置がハッキリしてしまいます。

そのとき初めて・・・。
「ええ~、小学校のときはできてたのに~」
・・・そう思うこともあるかもしれません。

公立の小学校では、「誰もができること」を勉強しているように思えます。
小学生から、できない思いをさせないように、最低限のことを・・・。
それで安心してきた子どもは、自分の学年順位に驚くかもしれませんね。

小学生のときから、「学校+α」で勉強してきた子ども
小学校の勉強だけをしていたが、実はそれ以上の理解力がある子ども

このあたりが、学年順位では上のほうに行くかと思います。
まあ、何にせよ「今」一生懸命に勉強していることが前提ですが。
たとえば、学校のワークは覚えることや理解を含めて、しっかり勉強するなど。

中1の第1回定期テストは、範囲も狭く、内容も難しくありません。
だから、中学校の3年間の中で、最も平均点が高いことが多いです。
私は、「英語と数学は、平均点が90点だから」と煽っていますよ★

さて、私は、数学ができる子どもには・・・。
「100点狙いの90点台なら、できる人だよ」と言っています。
必ず100点でないとダメなんて言いませんよ、機械じゃないんで。

でも、「90点でいいや~」と言っていると・・・。
おそらく80点台以下になってしまうのでは?

だから、普段からそのくらいの勉強をしていて、成果が出ていれば、ですが・・・。
数学ができる子どもは、まずは、100点狙いがいいと思います。

ポイントは、できるはずの問題を間違えないことです。
「これ、今見たらカンタンなのに、単なる計算間違えだった~」
こういう間違いが限りなく少ないので、トップクラスになるのです。

中学生になっても・・・。
「これはケアレスミスだから」
・・・などと言って、安心している子どもはいませんか?

その子どもは・・・。

● 単に計算ができない
● 計算力が足りない
● 計算が雑
● 途中の式を書かない
● 本当は計算のやり方を理解していない
● 練習不足
● 「正解せさよう」という意識が低い
● 注意力が足りない

・・・このあたりが考えられます。

なんにしても、広い意味で学力が低いと思います。

計算すら正解できないのなら、トップクラスにはなれないでしょう★

学校の授業でも扱っていない、学校のワークにも出ていない・・・。
そういう難しい問題を、1問入れてくる先生もいます。
私は勝手に、「100点阻止問題」と呼んでいます。

ほとんどの子どもが間違える、そのような問題は気にしないことです。
そこでは、大きな差はつきません(5点とかなので)。
「あんなの解けっこない」と、いつまでも悔やむ必要はありませんよ。

「自分ができるはずの問題を必ず取る」ことをしてほしいと思います☆

↑中1、初めての大きい試験、でき具合に期待しています☆

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コメント
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