写真は、180223、中2数学の授業です。
埼玉県白岡市・篠津中、第4回定期テストが迫りましたね。
180226&180227です。
2週間前からテスト範囲に戻って勉強しています。
過去問より、平行四辺形の証明を解説しています。
問題「二等辺三角形ABCの底辺BC上の点Pから、辺AB、ACに平行な直線を引き、辺AC、ABとの交点をそれぞれQ、Rとする。このとき、PQ+PR=ABであることを証明せよ」
三角形よりも、直角三角形よりも・・・。
平行四辺形の証明が、イチバン難しいかなと思います。
特にこの問題は、すべて自分で記述していくものですよ。
平行四辺形になるための条件は、5つあります。
● 2組の対辺がそれぞれ平行である(平行四辺形の定義)
● 2組の対辺がそれぞれ等しい
● 2組の対角がそれぞれ等しい
● 対角線がそれぞれの中点で交わる
● 1組の対辺が平行でその長さが等しい
証明するには、どの条件を使えばよいか・・・?
そんな問題もありますね。
この問題だと、「辺AB、ACに平行な直線を引き・・・」とあります。
だから、「2組の対辺がそれぞれ平行である」を使います。
でも、この問題には「PQ+PR=ABを証明」という、その先があります。
一緒に見ていきましょう。
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AR∥PQ(仮定より)
AQ∥PR(仮定より)
2組の対辺が平行なので、四角形ARPQは平行四辺形
よって、AR=PQ・・・①
△ABCは二等辺三角形(仮定より)
よって、∠B=∠C・・・②
また、AC∥PRより同位角が等しいので・・・
∠RPB=∠C・・・③
②③より、∠B=∠RPB
△RBPは2つの角が等しいので、二等辺三角形
よって、BR=RP・・・④
①④より、PQ+RP=AR+BR
したがって、PQ+PR=AB
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証明例は以上です。
↑確認してみてくださいね。
模範解答を見ると・・・。
平行四辺形の辺にて、アルファベットの対応などは、あまり重視されていません。
問題文のアルファベットが、優先的に使われている感じでした。
さて、アビット新白岡校の現中2生は、1月から中3内容の指導に入りました。
特別早いわけではなく・・・。
このペースで勉強していくと、11月頃に中3内容が終わるということ。
つまり、中3生の11月か12月からは・・・。
受験日程の早い、私立高校の過去問から勉強しなければなりませんから。
これで年間カリキュラム表の通り、普通のペースとなります。
この記事の授業の直前、現中2生は、中3数学にて・・・。
「平方根(ルート)」の半分くらいまで進行していますよ。
「多項式」も「平方根」も計算なので、それほど難しくありません。
中3生の夏期講習は、中3の先の内容を毎日進行させることはありません。
高校入試用の教材で・・・。
中1と中2内容、中3で進行したところまでを勉強しますよ。
夏講にて、いくら中3生は毎日塾に来るといっても・・・。
新しいことを毎日教えても、消化しきれないかと思います★
基本的には、毎週のカリキュラムの中で先取りしていきましょう。
9月の北辰テストでも、なるべく高い偏差値【SS】を叩き出したいです。
それには夏講にて、中3の先の内容ばかり勉強しても意味がないのです。
北辰テストは、学校で勉強したところまでしか出題されませんから。
そんなわけで、定期テストのできなかったところを各自で復習。
アビットの副教材で毎週、以前の内容を復習。
そして、アビットの中3用教材で、先の内容を勉強していきましょう☆
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