ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

「G1 CLIMAX 27」内藤哲也から学ぶ(3)

2017-08-19 | 教室長の趣味

写真は、休憩時間中の両国国技館です。

170813、東京・両国国技館、新日本プロレスに参戦しました。

新日本プロレス(新日)の公式HPは、↓をクリック。
http://www.njpw.co.jp/

この日のメインエベントは、「G1 CLIMAX 27」の優勝決定戦。
「内藤哲也 vs ケニー・オメガ」
私も含め、多くのファンが待ち望んだ一戦となりました。

新日で最も人気のあるシリーズ、そのファイナルということは・・・。
1年間で、最も盛り上がる試合ということになります。
私は何度か参戦していますが、「G1 CLIMAX」優勝決定戦は特別です☆

内藤のユニットは、“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”。
ケニーのユニットは、“BULLET CLUB(バレット・クラブ)”。
2人とも、そのユニットのリーダーです。

新日最高の1日には、やはり濃い目のファンが参戦しています。
少なく見ても、半分以上は新日関係のTシャツを着ていますね。
女性ファンも、けっこう着ています。

その中で「ロス・インゴT」は7割くらい。
「バレット・クラブT」は2割くらい。
残りの1割が、色々な選手のTシャツだった気がします。

これを見ても、内藤と“ロス・インゴ”の支持率の高さがわかります。
私も新品の「ロス・インゴT(黒&赤)」でした。
同じTシャツの観客は、数多くいましたね(オソロイ・・・)。

観客は“デキあがっている”状態で、試合前から大声援です。
内藤への応援が7割くらい、ケニーへの応援が3割くらい。
観客の多くが、内藤の勝利を期待しています。

内藤哲也の公式Twitterは、↓をクリック。
https://twitter.com/s_d_naito

プロレスは、集中して直にリングを見られるのが1万人規模までかと。
1万人が熱狂すれば、それはすごい盛り上がりとなります。
それ以上だとリングまで遠いし、歓声も拡散してしまいます。

この日の観客数は、10280人(超満員札止め=主催者発表)。
つまり、両国国技館の「G1 CLIMAX」優勝決定戦は・・・。
観客にとっても、プロレスラーにとっても最高の舞台となります。

そんな最高の舞台で、2選手もフル稼働します。
それは、最新鋭の戦闘機が・・・。
ビュンビュンと空中戦をしているかのようです。

元々、身体能力では抜きん出ている2選手です。
観たこともない動きや、危険な攻防も繰り出されます。

危険な攻防に走って観客を満足させようとすると・・・。
それは、いつか大怪我するまでエスカレートするかもしれません。
現在の新日は大怪我で欠場中の選手もいて、手放しで賛成できません。

私が、特にヒヤッとしたのは・・・。
内藤が繰り出した「雪崩式リバース・フランケンシュタイナー」、危ない!
ケニーは、脳天から真っ逆さまにリングに突っ込んでいきました★

でも、危険な技だから怪我をする、事故になる。
プロレスは、そういうものでもないのです。
一見まったく怪我にならなそうな動きでも、怪我するときもあります。

内藤は35歳、ケニーは33歳。
2人とも、あと数年でピークを迎えます。

最高の舞台、最高の歓声・・・。
そして、自分のどんな動きにも反応できる最高の対戦相手。
お互いに「こいつなら」という信頼感のようなものもあるでしょう。

2人は、観客のため、自分たちのため、そしてプロレスのため・・・。
「最高の作品」を残そうと、ギリギリの試合をしているようでした。
こんなチャンスは、プロレスラーにもなかなかあるものではありません。

試合は、「G1 CLIMAX」史上最長の34分35秒。
最後は内藤が、必殺技「デスティーノ」で勝負を決めました。

「デスティーノ」は、↓をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=qmb9f__RJvo

こんな激闘のあとなのに、内藤のマイクは流暢です、タフだな~。
普通は疲労困憊で、まともに喋れないような気がしますが・・・。
現在全盛期の内藤は、疲れさえも克服できるのでしょうか。

内藤が、4年前の「G1 CLIMAX 23」に優勝したとき・・・。
そのときには似合わなかった、当時の決めゼリフも飛び出しました。
観客は大声援でそれに応えました。

「4年前は背伸びをしていた。でも、今のオレは自信を持って言える。この新日本プロレスの主役はオレだ!」

そして、現在の決めゼリフを観客と共に大合唱。

「Evil, Bushi, Sanada, Hiromu y Naito, nosotros Los Ingobernables de Japon!」

最後の「de Japon!(デ・ハ・ポン!)」のところ。
ここが、観客を含めての大合唱ポイントとなりますよ♪
最後の大合唱の直後、無数の銀色の紙テープが弾け飛び、内藤を祝福しました。

↑写真は、両国国技館、内藤のマイクのときの様子です。

どんな状況になっても、あきらめない。
自分の強みを見つけて、それを活かす。
変化して、支持を得るまで続ける。

内藤哲也から、そんなことを学びました☆

「G1 CLIMAX」優勝者は、来年180104東京ドームで・・・。
そのときのIWGPヘビー級王者への「挑戦権利証」を獲得します。
まあ、その挑戦権利証も“防衛”していくことになるのですが★

でも今度こそ、内藤の長年の目標が叶いそうですね。
それは、東京ドームのメインで闘って、勝って花道を引きあげること。
今日の内藤の勢いだと、それが現実になりそうな気がします。

私は、この日の激闘に満足しながらも・・・。
早くも、来年の東京ドームが楽しみになってきました♪
多くのファンも、そうかもしれませんね。

でも、内藤は自信タップリに、ふてぶてしく、こう言うのです。
「Tranquilo ! あっっっせんなよ!」

「オレは、昔の自分を決して否定しない。すべては“この時のため”だったんだなと」
 (内藤哲也 プロレスラー 「G1 CLIMAX 27」優勝後のインタビュー)

↑写真は、私の「ロス・インゴ」Tシャツと「バレット・クラブ」のタオル。

 私は、内藤とケニー、両者を応援していました。
 最高の試合をありがとう☆

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Number PLUS プロレス2016 表紙=新日本プロレス版 「プロレス、絶頂! 」 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))
クリエーター情報なし
文藝春秋

 

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