ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『「読む、書く、話す」脳活用術』レポ(3)

2013-07-04 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『「読む、書く、話す」脳活用術』茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)著(PHP)より◆◇◆

脳は筋肉のように鍛えられる!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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書くスピードに近い速さで読む

脳は、大きな目標を一度に達成するよりも、目標を細切れにして、階段を一段ずつ上がっていくことで成長していきます。

読書が苦手と思う人は、少しずつでもよいので読み進めていって下さい。

最初は、なかなか本が読み進められないかもしれません。

しかし、最初は進みが遅くても、ある瞬間から上昇曲線を描いていくのです。

少しずつでも読書などの学習を続けていくと脳は筋肉と同じように鍛えられていくのです。

脳が成長するには、神経細胞(ニューロン)がつなぎかわり、新しいシナプス(神経細胞のつなぎ目)が生まれることが必要ですが、神経細胞がつなぎかわるまでには、だいたい二週間くらいかかります。

わかりやすいたとえでいうと、お父さんやお母さんが子どもに注意をしてから、その振る舞いが直るようになるまでに二週間は待たなくてはならないというふうに考えて下さい。

試行錯誤を繰り返しながら行動していくことで、脳内に強固なシナプスが形成され、時間をかけることでひとつの行動に熟練していくのです。
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「書くスピードに近い速さ」とは、どんな速さでしょうか?
もちろん、速読のようなものよりも・・・。
もっとゆっくりのペースということがわかりますよね。

さて、「上昇曲線」のことが書かれています。
これは、勉強でも読書でも同じだと思います。

最初は、進行が遅いし、続かないし・・・。
成果も上がらないかと思います。
でも、あきらめずに続けていくことですね。

ところで、中3数学で勉強する「関数 y=ax2乗」があります。
aの値がプラスでxの変域(範囲)がプラスの場合は・・・。
放物線の曲線で上に上がっていきます。

このグラフ↓のことです。
http://blog.goo.ne.jp/kavid060327/d/20121120

xが増えない最初のほうは、あまり上にいかないのです。
それでも、xが増えてくると、それが2乗になりますからね。
途中から、グングン上のほうに上がっていく感じです。

さすがに、勉強や仕事の場合は2週間では変化がないと思いますが。
「勉強のやり方」を守って、続けていくことです。

「関数 y=ax2乗」のように・・・。
ある日「上がってきたなあ」と実感する日が来ると思いますよ♪

人によって、使う時間や労力に差がありますけどね。
大切なのは、それまでにあきらめないことだと思います☆

「努力が効果をあらわすまでには時間がかかる。多くの人はそれまでに飽き、迷い、挫折する」
 (ヘンリー・フォード Henry Ford アメリカの実業家、自動車会社フォード・モーターの創設者)

・・・次回へ続く。

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