ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中2数学 篠津中 第3回定期テスト対策 点が動く問題

2012-11-15 | 本日の授業

Cimg4454

写真は、121113、中2数学の授業です。

篠津中、第3回定期テストが、121119&121120ですね。
2週間前くらいから、定期テストの対策指導に入っています。
今回の試験範囲は、一次関数が全てです。

写真は、過去問を勉強しています。

問題「長方形ABCDで、点PはBを出発してCを通ってDまで動く。点PがBからxcm動いたときの△DBPの面積をy平方cmとする」

(1) 点Pが辺BC上を動くとき、yをxの式で表しなさい。また、そのときのxの変域を求めなさい。

(2) 点Pが辺CD上を動くとき、yをxの式で表しなさい。また、そのときのxの変域を求めなさい。

(3) xとyの関係をグラフに表しなさい。

長方形の辺を、点が動いていく問題です。
かなりベタですよ~。
毎年この形(長方形)で、必ず見るような気がします。

写真のように・・・。
その辺上を動いているときの図を描くといいと思います。
ひとつの辺で、ひとつの図がおススメです。

そして、「y=ax+b」の式になるのですが・・・。
「y平方cm」ということなので、三角形の式を作ればいいのです。
あまり深く考えなくても、問題は解けますよ♪

(1) 点Pが辺BC上を動くときの式とxの変域

ここでは、△DBPの面積が増えていくのが特徴です。
△DBPのデータを図にかき込んでいきましょう。

底辺・・・x(cm)
高さ・・・4(cm)

これで、増えていく△DBPの面積の式が立てられます。
もちろん、「三角形の面積=底辺×高さ×1/2」です。

→ y=x×4×1/2
   y=2x

長方形の横の辺の長さが6cmなので、xの変域は・・・。

→ 0≦x≦6

(2) 点Pが辺CD上を動くときの式とxの変域

ここでは、△DBPの面積が減っていくのが特徴です。
△DBPのデータを図にかき込んでいきましょう。

底辺が減っていくのがポイントですよ。
全体の距離から、点Pが進んだ距離を引いたのが底辺です。
点Pが進むにつれて、底辺の長さも減っていきます。

底辺・・・(10-x)(cm)
高さ・・・6(cm)

これで、減っていく△DBPの面積の式が立てられます。

→ y=(10-x)×6×1/2
   y=(10-x)×3
   y=30-3x
   y=-3x +30

長方形の縦の辺の長さが4cmです。
6cmまで来たところから縦の辺なので、xの変域は・・・。

→ 6≦x≦10

(3) xとyの関係のグラフ

まずは、△DBPの面積が何もない・・・。
「x=0のときy=0」からスタートです。

△DBPの面積は・・・。
点Pが6cm動いたところで最大になります。
なので、そのときの面積を求めましょう。

→ y=6×4×1/2
   y=12

だから、「x=6のときy=12」となります。

△DBPの面積は・・・。
点Pが10cm動いたところで最小になります。
つまり、なくなるということです。

だから、「x=10のときy=0」となります。

3点をグラフ用紙に打って、つなげましょう。

Cimg4456

↑できましたか?

今年度も、同じような長方形で出題されるか?

それとも、今年度からの新しい教科書、P.85のような・・・。
台形で点の動く問題が出題されるか?

どちらも勉強しましたが、ぜひ正解させてほしいです☆

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コメント
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