ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

東京ドーム 新日本プロレスから学ぶ(4)

2011-01-09 | 教室長の趣味

11010415cimg3169

写真は、110104東京ドーム、試合前の会場内です。

110104の新日プロレス(新日)、「上3つ」の試合は・・・。
順当に、すべて新日の選手の勝利でした。
順当ということは、サプライズがないということです★

そんな中、私に引っかかりがあったことがありました。
新日の選手、中邑真輔(なかむら・しんすけ)の言葉です。
この日はセミ前で、「中邑真輔VS潮崎豪」の試合です。

「中邑真輔VS潮崎豪」は、↓をクリック。煽りVTRに注目!
http://www.youtube.com/watch?v=3hXIt0tsUAo

「中邑VS潮崎」、試合前の煽りVTRのインタビューがあります。
対戦相手の潮崎(NOAH)は・・・。
「リング上がすべて」と、言葉を武器にしない選手です。

そんな潮崎に、中邑が噛み付くのですね。
煽りVTRの中邑の言葉を聞いてみましょう。

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そんなんでいいの?

これじゃ、お前もNOAHも潰れるぜ?

ただ、リングでプロレスという行為をするだけでいいなら、プロレスを選ぶという意味が無いんじゃないかなと。
---------------------------------------------------------------------

中邑は、おそらくわかっているのです。
今どき、ただリング上のプロレスだけを一生懸命にやっていても・・・。
世間には、届きにくくなっているということを。

勝敗を真剣に競うなら、K-1や総合格闘技があります。
世間に届いているだけなら、亀田のボクシングもある。
プロレス以外にも、娯楽は増える一方です。

プロレスをする、モノを作る、サービスをする・・・。
ただ、一生懸命にやって世間に届く時代は終わっている感じです。
内容が良いこと前提で、そこに何か、ひと工夫必要なのです。

これは、私も仕事をしていて、常々感じていることなのです★
だから、中邑の言葉に引っかかりがありましたね。
ただし、なかなか突破口がないのも現実のようです。

せっかく今の仕事をしているのなら、世間に届くように。

せっかく過酷な仕事、プロレスを選んだのなら・・・。
そのプロレスで、世間に元気を与えられるようにということでしょう。
世間を揺さぶれるように、と言い換えても合っていると思います。

その上で、自分も世間から認められるように。
そうしたら、これ以上happyなことはありませんよね。
どんな仕事にも通じるなあと、中邑の言葉から学びました☆

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東京ドーム 新日本プロレスから学ぶ(3)

2011-01-09 | 教室長の趣味

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写真は、110104東京ドーム興行のタイトルロゴです。

110104、新日本プロレス(新日)の東京ドームに参戦しました。

新日の公式HPは、↓をクリック。
http://www.njpw.co.jp/

「上(メインエベントから)3つ」の試合ですが・・・。
これは、トップクラス3つの試合と考えられます。
どれも、新日のトップレスラーと、外敵とのシングルマッチです。

メインは「小島聡(フリー)VS棚橋弘至(新日)」。
IWGPチャンピオンの小島に、新日のエース棚橋が挑みます。
棚橋は、100815「G1 CLIMAX決勝戦」で小島に敗れています。

セミファイナルは「真壁刀義(新日)VS田中将斗(ZERO-ONE)」。
最近の試合にて、真壁は田中に首を負傷させられています。
真壁には、分が悪い闘いが続いています。

セミ前は「中邑真輔(新日)VS潮崎豪(NOAH)」。
両者は、100822、NOAHの有明コロシアム大会で激突。
中邑は、潮崎に敗れています。

プロレスにとって勝敗は、それほど重要でないとも言えます。
重要なのは、観客が盛り上がり、観客の記憶に残るかどうか。
そして、その観客が次回の興行に足を運んでくれるかどうかです。

そうは言っても、今回「上3つ」の結果はどうかなあと★
「上3つ」とも同じパターンだったのですね。
「前回負けている、もしくは劣勢だったが、今回は見事に勝利!」

つまり、新日の選手が全員勝利しました。

新日の興行で、新日の選手が負けても、あまり意味がありません。
ファンは、基本的に新日の選手を応援に来るわけですからね。
わざわざ自分の団体の選手の価値を下げることはありません。

でも、まったくサプライズがないのも、記憶に残りません。
全部が観客の予想通りだとしたら、楽しくないですよね。
観客の想像力を超えてこそ、お金を払って観戦する価値があります。

内容は、とても力の入った好勝負の連発なのです。
おそらく、少し予習してくれば、初観戦の人も楽しめます。
マニアックな格闘技と違って、プロレスにしかない強みは多いです。

それだけに、もうひとひねりできないものかなあと惜しい気持ちです。
「それなら、新日の選手が負ければいいのか?」
そうとも言い切れないのが、難しいところではありますが・・・。

そんな中、私に引っかかりがあったのは、中邑真輔の言葉でした。

私に響いた中邑真輔の言葉は、次回ラストで☆

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東京ドーム 新日本プロレスから学ぶ(2)

2011-01-09 | 教室長の趣味

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写真は、110104東京ドーム興行のタイトルロゴです。

新日本プロレス(新日)の東京ドームに、どれだけの観客が入るのか?
近年は苦戦していますよね★
でも過去には、あふれんばかりの観客が入ったこともありました。

とにかく座席数が多く、しかもギッチリ埋まっていたのは・・・。
980404、新日の東京ドーム、アントニオ猪木、引退興行。
観客数は、なんと70000人(主催者発表)でした☆

この日の猪木の「道」は、↓をクリック。やる気が出ます!
http://www.youtube.com/watch?v=64kdUTFhvMY&feature=related

スタンド席の座席は、2階、外野席まで、すべて埋まっていました。
さらに、アリーナ席には、ギリギリまで座席を増やしていましたね。
パイプイスを並べれば、アリーナ席のできあがりですから★

まだ、総合格闘技の勢いが弱かった、ノンビリした時代でした。

さて、オッサンファンが、昔を懐かしんでしまいましたが★
ここ3年くらいは、これでも観客数が回復している感じです。

会社(新日)は、高給取りの古参選手をリストラしました。
チャンスの増えた若い選手も、身体を張って激しい闘いをしています。
会社も選手も、最良の方法で努力していると思います。

観客動員については、もっとヒドイときがあったんですよ。

さらに客席も観客も少なくて、しかも観客に熱がない興行とか。
観客動員が悪いので、招待券をばら撒いているからでしょう。
タダで来た人は、好きで来たわけでないので、熱がありません。

そして、そんなタダ客を魅了するほどの闘いが新日になかったという★

まだ、ゴールは遠いと思います。
でも、ゴールが遠いほうが、やる気が出るということもあるようです。
『子供が勉強にハマる脳の作り方』篠原菊紀・著(フォレスト出版)で読みましたよ。

「ゴールは近いよ、頑張って!」と応援するとします。
これだと、ホッとしてしまい、力が抜けてしまう場合があるとか。

だから「ゴールは遠いよ、頑張って!」と応援することになります。
これだと、まだまだ気が抜けないと、より力が入るわけです。

まあ、すべては言われた人の受け取り方次第だとも思いますけどね。

新日やプロレスの力を信じて・・・。
「ゴールは遠いよ、頑張って!」と言わせてもらうことにします☆

さて、次回は、「上(メインエベントから)3つ」の闘いです。

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東京ドーム 新日本プロレスから学ぶ(1)

2011-01-09 | 教室長の趣味

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写真は、110104の東京ドームです。

110104、新日本プロレス(新日)の東京ドームに参戦しました。

新日の正月ドーム興行は、2011年で20年目だとか。
浮き沈みありますが、継続するのはすばらしいことですね。
私は、おそらく半分以上の興行に参戦していると思います。

東京ドームで興行をすることは、プロレスファンへのアピールです。
「(こんな大きな)東京ドームでプロレスが観られるなんて」
ファンは、こんな感じで嬉しいし、誇りに思えますからね♪

そして、おそらくスポンサーなどにもアピールできます★
「(あんな大きい)東京ドームで興行が打てる会社なんだ」
誰もが、アピール度の高い会社のスポンサーになりたいでしょうから。

さて、実際に東京ドームに見合う観客動員があった時代を過ぎて・・・。
近年は、観客動員に苦戦しています。
110104の観客数は、42000人(主催者発表)です。

観客数は、↓をクリック。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2011/2011010402/index.html

ただ、実際に参戦した私の感覚からすると・・・。
「42000人も?」という感じです。

1階スタンド外野席には、観客を入れていません。
1階スタンド内野席の一部にも入れていないと思います。

さらに、2階スタンド席には観客を入れていたのでしょうか?
私の1階スタンド席からでは、確認できませんでした。

アリーナの一部を使って、ステージを設置しています。
これで、アリーナ席は減ることになります。
しかも、アリーナには、ゆったり座席が並べられています。

これらを考えると、25000人~30000人くらいなのでは?と。
そう思うのですが、「42000人(主催者発表)」ですからね。
42000人と、キリよくピッタリということもありえないと思いますが。

この(主催者発表)もクセモノです。
事実と違う、アピール度の高い数字を発表できますからね★
興行の世界では「水増し」と言われています。

「ええ~? プロレスって、いつもそうなの?」
いいえ、そうとも言えません。
私は、過去に参戦した新日東京ドームの興行を思い出しました。

その興行では、東京ドームにあふれんばかりの観客が・・・☆

・・・その興行の話は、次回へ。

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