◆◇◆『夢をかなえる時間術』伊藤真(サンマーク出版)より◆◇◆
人生とは「時間の積み重ね」そのものである!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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⑤ふだんできない人が本番でうまくいくことはない
試験で集中するためには、当たり前のことだが、ふだんから集中する訓練をしなければならない。
今、ダラダラと何も考えずに過ごしている人が、試験の数時間だけ、一生懸命考えて答案を書けるわけがない。
その瞬間だけに、奇跡が起こるわけはないのである。
奇跡を引き寄せるなら、それ以前の時間の積み重ねを、どれだけ大切にしているかが問われてくる。
もっと言えば、「試験の時間」と「今この瞬間」は等価値なのだ、と認識する必要がある。
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特に見たことのない問題でも、模擬テストで正解することがあるでしょう。
プラス方向で考えると・・・。
その問題の基礎ができている、もしくは類題を勉強したことがある。
そこから応用することができた、考え方を少し変化させて解くことができたということでしょう。
マイナス方向で考えると、単なる偶然、ラッキーですね。
ここで「オレって、本番に強い!」と勘違いしてしまうと・・・。
普段の勉強に身が入らなくなるかもしれません。
かなり心配なパターンですね。
ラッキーを味わうと、次もラッキーを狙います★
その方がラクですからね。
そして、普段の勉強がおろそかになるのです。
勉強のよいところは、自分の努力次第というところですね。
勉強した分は、しっかり自分に跳ね返ってきます。
そこから、自分が向上する、周囲からの評価が上がる、自分の可能性が増える・・・。
そして、勉強のやる気もつくられます♪
それには、普段から「今この時間」を有意義に使うことでしょうね。
普段の勉強の延長に、模擬テストや入試があります。
普段から努力を続ける人。
そんな人こそが、本番での成功を勝ち取ることができるでしょうね☆
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⑥勉強部屋以外でも、勉強ができるか?
1人になることも、集中したいときには効果的な方法である。
時間の使い方が上手な人は、「自分が1人になれる時間と空間」を、意識的につくれる人だ。
たとえば、周りにたくさん人がいるような通勤電車やファミリーレストランの中でも、自分だけの時空間を意識的につくれるということ。
どんな時空間でも、まるで自分1人だけのように集中できるということだ。
周囲がうるさくても気にせず、自分の城を築いてしまう。
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最近『耳から学ぶ勉強法』(サンマーク出版)という書籍を読みました。
その中に、耳から勉強する「耳勉」というものがありました。
作者は、自分の好きな著者の肉声入りのCD書籍をiPodに取り込んで・・・。
電車の中などでも、繰り返し聴いているとのことでした。
主婦の方も、家事をしながら「耳勉」ができますよね。
CDは、実際の内容が聴ける(話してくれる)のがよいですね。
さらに、著者の雰囲気、熱意、キャラクターなど・・・。
書籍ではわからないこともわかります。
書籍を読む以上に、モチベーション、やる気が上がるのだそうです♪
電車の中では、ヘッドホンなどで、何か聴いていられるとよいですよね。
学校や仕事場と違い、「自分が1人になれる時間と空間」です。
ぜひ有効に使いたいものですよね。
「1人の空間」は、マクドナルドやスターバックスにもあります。
周囲にテレビ、雑誌、マンガ、パソコン、CDコンポ・・・。
自分の趣味で好きなものは、何もありませんからね。
そこに、本を持ち込めば、読書がはかどります。
勉強道具を持ち込めば、もう勉強をするしかありません。
その場所に飽きてしまったらどうするか?
さらに違うファミレスなどに移動して、気分を変えて・・・。
「二次会(?)」として勉強する手もあるようです。
とにかく、直接おカネで買えない、価値のあるものが時間ですよね!
大切に有意義に使いたいものです☆