花巻市矢沢の胡四王山参道には落葉がいっぱい・・・・
今の時期、いつもこんな季節だったろうか。
毎日、暑い7月が過ぎて、低温と記録的な日照不足の8月が過ぎて、山々の木は早々と「秋が来た」と感じたのかもしれない。
ここ、胡四王山には宮沢賢治が度々訪れ瞑想に耽ったと言われている。
『山上の木に かこまれし神楽殿
鳥どよみなけば われかなしむも』
ほのぼのとした恋心を胡四王山で詠ったものだろうと言われている。
後年、胡四王山を訪れた賢治の実妹、岩田シゲさんは、案内した地元の小原無一さんに賢治は若い頃、、シゲさんと二人で胡四王山に登り、山頂の素晴らしさに大変喜び、即興の短歌を神社の南側の板戸に、ペンで落書きをした。
シゲさんは「この辺に書きましたよ」 と板戸のある個所を指されたが、その痕跡は見つからなかったと小原さんは述べている。
9月2日 胡四王山山頂の神社では、秋祭りが行われ、子供たちが元気に神楽を舞っていた。
山麓の宮沢賢治記念館には今日も多くの観光客が訪れている。
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