我が郷の秋は11月早々が紅葉の見ごろ、大森山も紅葉に染まり、寒さのこれからの主役、白鳥の群れが、落ち籾をついばみ、体力をつけている。
11月、地区内に新しい道路が開通した。既存の道路、約1㎞に東西各640m程新設しての開通、従来の道路に不便は感じていなかったが、道路と並行して走る釜石線の踏切と信号のある交差点の間が近く、おまけにその踏切は新花巻駅にも近く、列車が止まっている間は踏切も開かず朝晩は、特に渋滞が激しかった。
混雑緩和と安全のための道路新設らしい。
道路の新設が発表されたころ、おそらく7、8年くらい前だろうか、まだ学校に入っていない孫と散歩した。
「この道は先に伸ばして便利になるんだよ、その頃は何年生になっているかな・・」
「ふーん、じいちゃんは無理だね(じいちゃんは、もう生きていないね・・)」
ー 一瞬、言葉に詰まるー
「お医者さんになって、じいちゃんの病気を治してやる」と言ってた孫 今、中学生になって、じいちゃんの背丈を越した。
あれだけ、せがんだ一緒の散歩もなくなった。口数も少なくなったが、ゲームの時だけは、じいちゃんのパソコンのほうがいいらしい。
孫たちの成長は頼もしく、うれしい。
名古屋近郊に住む、成人した孫二人は、コロナ騒ぎでしばらく顔を見せなかったが、コロナが幾分落ち着いた今、暮れまでに、久しぶりに家族で訪ねてくれるという。
「じいちゃんの顔、元気なうちに早く、みておかないと・・・・」
どの孫も ”じいちゃんはそろそろ寿命”と思っているらしい・・・・・が
どっこい、そうはいかない、まだまだやらなければならない仕事、旅行、高い山は避けるようにこそなったが、まだまだ続ける山登り・・などなど、盛り沢山。
新しい道路は快適、・・だが我が家に近づいた分、騒音も大きくなった。
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